J HANDY TERMINAL シリーズ 取扱説明書 • この取扱説明書は、本機の 基本的なご使用方法および 取り扱いについて説明して ありますのでご使用前にひ と通りお読みください。 • ご使用の前に「安全上のご 注意」をお読みの上、正し くお使いください。 • 保証書の記入を確認の上、 取扱説明書とともに大切に 保管してください。
本製品は、XTNDConnect Blue SDK for Windows CEを搭載しています。 XTNDConnect Blue SDK for Windows CEの著作権は米国Extended Systems, Inc. が所有しており、カシオ計算機はライセンスを受けて使用しています。 BLUETOOTHは、Bluetooth SIG, Inc., U.S.Aが所有する商標で、カシオ計算機はライ センスを取得しています。 Microsoft, Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における 登録商標または商標です。 コンパクトフラッシュは米国SanDisk Corporationの商標です。 Datalightはデータライト社の登録商標です。 FlashFXTMはデータライト社の商標です。 Datalight is a registered trademark of Datalight,Inc. FlashFXTM is a trademark of Datalight,Inc. Copyright 1993-2000 Datalight,Inc.
安全上のご注意 このたびは、カシオ製品をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。 ・ ご使用の前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。 ・ 本書は、お読みになった後も大切に保管してください。 絵表示について この取扱説明書および製品への表示では、製品を安全に正 しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や財産へ の損害を未然に防止するため、いろいろな絵表示をしてい ます。その表示と意味は次のようになっています。 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死 危険 亡または重傷を負う危険が差し迫って生じることが想 定される内容を示しています。 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死 警告 亡または重傷を負う危険が想定される内容を示してい ます。 この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷 注意 害を負う危険が想定される内容および物的損害のみの 発生が想定される内容を示しています。 記号は 「してはいけないこと」を意味し 絵表示の例 ています。(左の例は分解禁止) 分解禁止 記号は 「しなければならないこと」を意 味しています。(左の例は電源
使用上のご注意 警告 ■ 分解・改造しないでください ● 本機を分解・改造しないでください。内部には電圧の高い部分があり、感電 の原因となります。また、高温になる部分がありやけどの原因となります。 分解禁止 ■ 異常状態で使用しないでください ● 万一、発熱していたり、煙が出ている、異臭がするなどの異常状態のまま使 用すると、火災・感電の原因となります。すぐに電源を切り、購入先または カシオテクノ・サービスステーションにご連絡ください。 注意 ■ 異物が中に入ったときは ● 万一、異物が本機の内部に入った場合は、電源を切り、購入先またはカシオ テクノ・サービスステーションにご連絡ください。そのまま使用すると火 災・感電の原因となります。 注意 ■ 破損したときは ● 万一、本機を破損した場合は、電源を切り、購入先またはカシオテクノ・ サービスステーションにご連絡ください。そのまま使用すると火災・感電の 原因となります。 注意 ■ 水などがかからないようにしてください 禁止 ● ハンディターミナル本体は防沫仕様ですが、オプションのIOボックス等は防 沫仕様ではありませんので、水などの入った容器また
警告 ■ 他の電子機器への干渉について (無線機能を使用する場合) 注意 ●心臓ペースメーカーの装着部位から22cm以上離してください。電波により ペースメーカーの作動に影響を及ぼすことがあります。 ●満員電車の中など混雑した場所では、付近に心臓ペースメーカーを装着して いる方がいる可能性があるので、無線通信機能をOFFにするか本製品の電源 を切ってください。電波によりペースメーカーの作動に影響を与える場合が あります。 5
注意 ■ 異物が入らないようにしてください ● 内部に金属物や燃えやすいものなど異物を差し込んだり、落としたりしない でください。火災・感電の原因となります。 禁止 ■ 設置場所について 禁止 ● ぐらついた台の上や傾いた所など不安定な場所に置かないでください。落ち たり、倒れたりして、けがの原因となることがあります。 ● 湿気やほこりの多い場所に置かないでください。火災、感電の原因となるこ とがあります。 ● 炎天下の車中に長時間放置しないでください。 ■ 本機の上に重いものを置かないでください ● 重いものを置くと、置いたものがバランスをくずして倒れたり、落下して、 けがの原因となることがあります。 禁止 ■ 表示画面の取り扱いについて 禁止 6 ● タッチスクリーンを強く押したり、強い衝撃を与えないでください。タッチス クリーンや液晶パネルのガラスが割れてけがの原因となることがあります。 ● 液晶パネルが割れた場合、パネル内部の液体には絶対に触れないでくださ い。皮膚の炎症の原因となることがあります。 ・ 万一、口に入った場合は、すぐにうがいをして医師に相談してください。 ・ 目に入った
別売のリチウムイオン充電池パックについて 危険 禁止 ● 充電池パックを水や海水などにつけたり、濡らしたりしないでください。充 電池パックが発熱、破裂、発火する原因となります。 ● 充電池パックを火のそば、ストーブのそばなどの高温の場所で使用したり、 放置したりしないでください。充電池パックが発熱、破裂、発火する原因と なります。 ● 充電池パックは指定された機器以外で使わないでください。指定機器以外の 用途に使うと、充電池パックが発熱、破裂、発火する原因となります。 ● 充電池パックはプラス・マイナスの向きが決められています。充電器や機器 に取り付けるときはプラス・マイナスを逆に接続しないでください。プラ ス・マイナスを逆に接続すると、充電池パックが漏液、発熱、破裂、発火す る原因となります。 ● 充電池パックを火の中に投入したり、加熱したりしないでください。充電池 パックが発熱、破裂、発火する原因となります。 ● 充電池パックの と 端子を針金などでショートさせないでください。充電 池パックが発熱、破裂、発火する原因となります。 ● 充電池パックを金属製のネックレスやヘヤピンなどと一緒に持ち運んだり
警告 禁止 注意 ● 充電池パックを電子レンジや高圧容器に入れたりしないでください。充電池 パックが発熱、破裂、発火する原因となります。 ● 充電池パックから異臭がする、発熱、変色、変形している場合は使用しない でください。そのまま使用すると、充電池パックが発熱、破裂、発火する原 因となります。 ● 充電池パックの使用時間が今までより著しく短くなった場合は、充電池パッ クの異常の可能性がありますので使用を中止してください。この異常な充電 池パックを充電すると、充電池パックが発熱、破裂、発火する原因となりま す。 ● 所定の時間を超えても充電が完了しない場合は充電を中止してください。そ のまま充電を続けると、 充電池パックが発熱、 破裂、 発火する原因となります。 ● 充電池パックから液がもれていたり、異臭がする場合は火気から遠ざけてく ださい。引火して充電池パックを破裂、発火させる原因となります。 ● 充電池パックからもれた液が目に入ったときは、 こすらずに、 すぐに水道水な どのきれいな水で充分に洗った後、ただちに医師の診断を受けてください。 注意 8 禁止 ● 充電池パックを直射日光の当たる
AC電源の使用について 警告 禁止 注意 ● 表示された電源電圧以外の電圧で使用しないでください。またタコ足配線を しないでください。火災・感電の原因となります。 ● 電源コードを傷つけたり、破損したりしないでください。また、重いものを のせたり、加熱したりしないでください。電源コードが破損し、火災・感電 の原因となります。 ● 電源コードを加工したり、無理に曲げたり、ねじったり、引っ張ったりしな いでください。火災・感電の原因となります。 ● シリアルIOボックス又は置くだけ充電器を利用するときは、必ず専用ACア ダプタをお使いください。専用品以外のACアダプタを使用すると、火災・ 感電の原因となります。 ● 万一電源コードが傷んだら (芯線の露出、断線など) 、購入先またはカシオテ クノ・サービスステーションに修理をご依頼ください。そのまま使用する と、火災・感電の原因となります。 注意 禁止 プラグを抜く ● 電源コードをストーブなどの熱器具に近づけないでください。 コードの被覆が溶けて、火災・感電の原因となることがあります。 ● 電源プラグを抜くときは、電源コードを引っ張らないでくださ
ACアダプタについて 注意 ● ケース表面が、ある程度の熱を出すので、注意してください。 ● 感電に、注意してください。 ● ACアダプタは年に1回以上コンセントから抜き、プラグの刃と刃の周辺部 を清掃してください。 プラグを抜く ACアダプタにほこりがたまると、 湯気などで絶縁不良となり火災のおそれが あります。 重要なデータは控えをとっておいてください 注意 注意 10 ● 本機を使用したことおよび故障/修理や電池消耗などにより、データが消え たり、 変化したことで生じた損害や逸失利益、 または第三者からのいかなる請 求についても、当社ではその責任を負えません。あらかじめご了承ください。 ● 本機は、電子メモリを使用しているため、電池が消耗したまま放置したり、 電池交換の仕方を誤ったりして一定の電源が供給できなくなると、データが 消えたり変化することがあります。失ったデータを修復することはできませ んので、大切なデータは必ず控えをとっておいてください。
ご使用上の注意 本機は精密機器です。使いかたを誤ったり乱暴に扱うと、データが正常に保存できなくなっ たり故障することがあります。次の注意をよくお読みのうえ、正しくお取り扱いください。 ● 電池が消耗した状態で使い続けないでください。 データが消えたり変化することがあります。電池が消耗したら、すぐに電池を充電してく ださい。 ● 消耗した電池を入れたまま、長時間放置しないでください。 電池が液漏れすることがあります。液漏れは本機の故障、破損の原因になることがありま す。 ● 各機種の使用温度の範囲内でご使用ください。 範囲外で使用すると故障の原因となります。 ● 次のような場所での使用は避けてください。 本機の故障、破損の原因になります。 • 静電気が発生しやすいところ • 極端に高温または低温のところ • 湿度の高いところ • 急激な温度変化が起こるところ • ほこりの多いところ ● タッチスクリーンやリセットボタンは、必ず専用のスタイラス (ペン) で操作してください。 ●スタイラス(ペン)以外でのタッチスクリーン操作はお避けください。タッチスクリーンが キズついたり、動作上の障害が発生することがあります。
はじめに • 本書の内容に関しては、将来仕様改良などにより予告なしに変更することがあります。 • 本書の使用による損害および不利益などにつきましては弊社では一切その責任を負いかねま すので、あらかじめご了承ください。 • 本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、万一不審な点や誤りなど、お気付 きのことがありましたらご連絡ください。 • 本書では、本機のプログラミング方法、ダウンロード方法などは記載いたしておりませんの で、ダウンロードなどに関しては、別資料をご覧ください。 保証およびサービスについて • 保証書は製品に添付しておりますので、記載内容をご確認のうえ大切に保管してください。 保証書に 「品名」 「保証期間 (購入日) 「 」購入先名」 などの所定事項が記入されていないと無効と なり、無償修理などを受けることができません。もし記入されていないときはすぐにお買い 上げの販売店に申し出て記入してください。 • 万一故障した場合は機種名およびお買い上げ日と故障内容をお買い上げの販売店までご連絡 ください。 • 安心して機械をご使用いただけるように、購入時に 「保守契約」 を締結されることをお
目次 安全上のご注意 ........................................................ 3 ご使用上の注意 ..................................................... 11 はじめに ................................................................. 12 お使いになる前に ................................................. 15 本機のシステム体系図 ......................................... 17 別売品一覧 ................................................................................ 17 各部の名称とはたらき ......................................... 20 電池交換のしかた .............................
目次 デュアル充電器の取り扱い .................................. 51 各部の名称とはたらき ............................................................. 51 付属品 ........................................................................................ 51 充電のしかた ............................................................................ 53 2台以上の接続 ......................................................................... 54 デュアル充電器(DT-5022CHG)の仕様 ............................. 55 PCカードの取り扱い(DT-870M52/M51)..............
お使いになる前に 本機をはじめてお使いになる前に、次の手順で準備を行ってください。 1 箱の中身を確認しましょう。 箱を開けたら、まず、次の付属品が全部そろっているか、確認してください。 2 ●本体 ●スタイラス(ペン) ●大容量充電池パックカバー ●ハンドストラップ ●PCカード取り出しテープ2枚 ●取扱説明書(本書) ●保証書 充電池パックを充電します。 別売品の充電池パック(DT-5023BATまたはDT-5025LBAT)を充電します。充電 はデュアル充電器、置くだけ充電器を使うか、シリアルIOボックスを充電器として 使って行います。 それぞれの充電のしかたについては、40、49、53ページをご覧ください。 3 充電池パックを取り付けます。 ① 本体両側の充電池パックカバーロックス イッチ(2ヶ所) を「FREE」の位置にスラ イドさせ、充電池パックカバーを取り外 します。 15
お使いになる前に ② 標準充電池パック(DT-5023BAT)また は 大 容 量 充 電 池 パ ッ ク (DT-5025LBAT)を取り付けます。向 きを間違えないように注意してくださ い。 ③ 図のように充電池パックカバーを元に戻 し、充電池パックカバーロックスイッチ 1 (2ヶ所) を 「LOCK」の位置に戻してくださ い。大容量充電池パックのときは大容量充 電池パックカバーを取り付けてください。 2 3 3 4 電源キーを約1秒間押して電源を入れます。 必要なアプリケーションを起動してください。 スタイラスの使いかた タップ ・・・・・・・ タッチスクリーンを軽く1回つつく操作です。 タップ&ホールド ・・ タッチスクリーン上にスタイラスの先をおしつけたまま動かさない操作 です。 ドラッグ ・・・・・・ タッチスクリーン上にスタイラスの先を押しつけたまま 「引きずる」 操作 です。紙の上に鉛筆で線を描くときと同じ要領です。 16
本機のシステム体系図 別売品一覧 シリアルIOボックス DT-861IO 同梱物 ACアダプタ (AD-S42120A) DT-870シリーズ (本体) 置くだけ充電器 DT-868CHG 同梱物 ACアダプタ (AD-S42120A) 壁掛けユニット DT-891WH 同梱物 壁掛けユニット用ネジ ネジ 17
本機のシステム体系図 電池パック DT-5023BAT (標準充電池パック) DT-5025LBAT (大容量充電池パック) デュアル充電器 DT-5022CHG デュアル充電器用ACアダプタ MPC-577ADP MPC-177ADP 18
CF拡張スロット DT-894CFU 同梱物 大型カード用カードフタ プロテクタ ネジ×4 ケーブル DT-887AXA DT-888RSC DT-380USB IOボックスケーブル/RS-232C Dsub- 9Pin (メス) シリアルIOボックス連鎖接続用ケーブル シリアルIOボックス−PC接続用ケーブル(USB) SB-201 PC接続用ケーブル(USB) 通信カード用カバー DT-892TCV DT-893LTCV 19
各部の名称とはたらき <左側面> <正面> 15 <右側面> 12 <裏面> 22 16 23 3 17 24 4 20 18 6 14 19 5 7 18 8 13 25 9 10 11 21 12 1 インジケータ1 バーコードなどを読みとる際、正常に読みとれたときは緑色に、読み 取れなかったときは赤色に点灯します。 2 インジケータ2 充電が完了すると緑色に点灯します。充電中は赤色に点灯します。 3 液晶パネルおよびタッ チスクリーン 文字や操作の指示などが表示されます。また、付属のスタイラスを 使って本機の操作やデータ入力を行います。 4 ブザー ブザー音を発します。 5 電源キー 電源をON/OFFするキーです(約1秒押してください)。 6 カーソルキー おもに、パソコン上のカーソルキーと同等の働きをします。項目を選 んだり、画面を上にスクロールさせる場合などに使います。 7 プログラマブルキー 任意の機能を設定できます。 8 置数キー(数値キー) 数字や文字を入力するときに押します。 9 実行キー 数値入
11 赤外線通信ポート 本体間通信、シリアルIOボックスとの通信などに使います。 12 給電端子 シリアルIOボックスと置くだけ充電器からの給電に使います。 13 CLRキー 入力したキーの内容をすべて取り消すときに押します。 14 機能キー ファンクションキーや置数キーと組み合わせて、各種の設定をした りあらかじめ登録されているアプリケーションを起動するときに使 用します。 15 PCカードスロット 別売のPCカードを接続します。 16 USBポート USBケーブルでパソコンなどと接続します。 17 ヘッドセットジャック 市販のヘッドセットを接続します。(φ2.
電池交換のしかた 本機では2種類の電池を使います。 本機の動作に使用するメイン電池とメモリ保護に使用するバックアップ電池があります。 メイン電池には、充電池パックを使います。使用できる充電池パックは2種類あり、標準充電 池パック(DT-5023BAT)と大容量充電池パック(DT-5025LBAT) があります。 標準充電池パック (DT-5023BAT) は、CF拡張スロット (DT-894CFU) や一部のPCカード (データ通信カードなど)では、使用できませんのでご注意ください。 バックアップ電池は、本体に内蔵されています。 本書では使用する電池を次のように記載しています。 メイン電池: 動作用の充電池パックのこと バックアップ電池: 本体に内蔵されたメモリ保護用の電池のこと 充電池パック: メイン電池として使用する、標準充電池パック (DT-5023BAT) と大容 量充電池パック (DT-5025LBAT)の総称 メイン電池が消耗したら、すみやかに充電を行うか充電済みの充電池パックに交換してくだ さい。 充電池パックは、デュアル充電器、置くだけ充電器、シリアルIOボックスを使用して充電で きます。
標準充電池パックの交換 1 電源がOFFになっているのを確認します。 電源が入っていたら、電源キーを押して、必ずOFFにしてください。 2 3 本機を裏返します。 本体両側の充電池パックカバーロックスイッ チ(2ケ所)を「FREE」の位置にスライドさ せ、充電池パックカバーを取り外します。 4 図のように充電池パックを取り出します。 5 向きを間違えないように注意して、新しい充 電池パックを取り付けます。 23
電池交換のしかた 6 図のように充電池パックカバーを元に戻し、 充電池パックカバーロックスイッチ (2ヶ所) 1 を「LOCK」の位置に戻してください。 2 3 3 大容量充電池パックを取り付けるときは 2 大容量充電池パックを取り付けるときは、専用の 3 1 大容量充電池パックカバーを使います。 大容量電池パックカバーの取り外し、取り付けに ついては、標準充電池パックカバーの取り外し、 取り付けと同様です。 3 使用上のご注意 ・充電池パックの交換は10分以内に行ってください。 10分以上充電池パックを外した状態が続くと、本体に記録されたデータが消える ことがあります。 ・指定された電池以外は使用しないでください。 24
ハンドストラップの取り付けかた 本機は、移動するときに落下防止用として、ハンドストラップが使用できますのでご利用く ださい。 ハンドストラップは次の手順で取り付けてください。 1 本体裏面のハンドストラップ取り付け部にハ ンドストラップの細いひもの輪の部分を通し ます。 2 反対側のひも (手に持つ部分) を細いひもの輪 に通します。 使用上のご注意 ハンドストラップを持って、本体をふりまわさないでください。 25
本機の設定について タッチスクリーンの位置補正をする タッチスクリーンの反応が悪かったり、タッチスクリーン上でタッチした位置と、動作との 間にずれがある場合は、以下の方法でタッチスクリーンの再補正をしてください。 • 機能キーを押して画面右下に “F” が表示されたことを確認してから“4” キーを押します。 次の画面が表示されます。 ※コントロールパネルの 「スタイラス」 をダブルタップして次の画面を表示させることもでき ます。 • 画面の指示に従って、ターゲット (+マーク)の中心をスタイラスで押さえます。 画面上のターゲットを5回押さえると、次の画面が表示されます。 • 実行キーを押すか、画面の任意の位置をタップします。 26
コントラストを調節する 画面の色が薄すぎたり濃すぎたりして見にくい場合は、以下の方法で、コントラスト (画面の 色の濃さ)を調節してください。 • 機能キーを押して画面右下に “F” が表示されたことを確認してから、 “2” または “3” キーを押 します。“2”キーを押すとコントラストが濃く、“3”キーを押すと淡くなります。 ※続けて調整するときは、あらためて機能キーを押してから “2” または “3” キーを押してく ださい。 ※コントロールパネルの 「コントラスト&明るさ」 をダブルタップして設定することもできま す。 画面の明るさを調節する 暗いところで本機を操作する場合、画面を見やすくするために、画面の明るさを調整するこ とができます。 • 機能キーを押して画面右下に “F” が表示されたことを確認してから、 “5” または “6” キーを押 します。“5”キーを押すと暗く、“6”キーを押すと明るくなります。 ※続けて調整するときは、あらためて機能キーを押してから “5” または “6” キーを押してく ださい。 ※コントロールパネルの 「コントラスト&明るさ」 をダブルタップして設定することも
C-MOSスキャナの取り扱い(DT-870M52/M52SB) 1 電源をONにして、C-MOSスキャナの読み 取り口をバーコードや2次元コードなどに近 づけ、トリガーキー(RまたはL)を押してく ださい。 2 LEDが発光し、バーコードや2次元コードな どが読み取れます。 読み取りが正常に完了するとインジケータ 1(読み込み動作表示LED)が緑色に点灯し ます。 バーコードや2次元コードを読み取るときの 目安について トリガーキー(RまたはL)を押すと、緑と赤 2次元コード 緑の光 赤い光 のL E D 光が照射されます。読み取るバー コードや2次元コードの中心を、緑の光の中 心に合わせてください。特に、近い位置に複 数のバーコードが並んでいるときはご注意く ださい。また、大きなバーコードを読み取る ときは、バーコード全体が赤い光の中に収ま るよう、本機の位置を調整してください。 使用上のご注意 • 読み取りができないときは、ラベルとハンディターミナルの角度を変えたり、距離 を変えて再度読み取ってください。 • コードの種類と分解能によっても異なりますが、バーコードは65㎜∼600㎜、2 次元コ
クラス1LED説明表示について (DT-870M52/M52SB) • この表示はJIS C 6802に準じた、クラス1 LED製品の説明表示です。 29
レーザースキャナの取り扱い(DT-870M51/M51SB) 1 電源をONにして、レーザースキャナをバー コードに近づけ、トリガーキー (RまたはL) を押してください。 2 レーザーが発光し、バーコードが読み取れま す。 読み取りが正常に完了するとインジケータ1 が緑色に点灯します。 読み取りができなかったときは、インジケー タ1が赤色に点灯します。 使用上のご注意 • 読み取りができないときは、角度を変えたり、距離を変えて再度読み取ってくださ い。 • 本機は40㎜∼300㎜の距離からバーコードを読み取ることができます。なお、 バーコードの種類によって読み取り可能な距離が異なります。 30
クラス2レーザー製品警告表示について(DT-870M51/M51SB) • この表示はJIS C 6802に準じた、クラス2レーザー製品の警告表示です。 • クラス2レーザー光は瞬間露光ですが、 ビーム光を直接のぞき込むことは、 絶対に避けてください。 • 本書に規定された内容以外の手順による取り扱いは危険ですので絶対に行わないでください。 • レーザー光は最大出力1mW未満、波長650nmです。 バーコードをスキャンする位置 小さいバーコードは、レーザースキャナを近づけてお使いください。 大きいバーコードは、光にバーが入るように離してお使いください。 ○印:正しい位置 ×印:まちがった位置 ○ ○ × ○ × × × 警告 ■ レーザ光をのぞき込まないでください。 ・ 本機は、レーザ光でスキャンします。 レーザ光を直接見たり、目にあてたりすることは絶対に避けてください。 31
データ通信について 赤外線通信 赤外線通信は本体間の通信などでお使いになれます。 通信を行うときには、本機の赤外線通信ポートと他の機器の赤外線通信ポートが真っすぐに 向き合うようにしてください。 0(接触)∼1m(4Mbpsは最大25㎝) 以内で通信できます。 使用上のご注意 • 本機の赤外線通信では、高感度の通信素子を使用しております。 通信を良好に行うために、通信中に本機の近くで電波を発生させる機器 (例えば、携 帯電話等)のご使用は避けてください。 これらの機器をご使用になる場合は本機から距離を離して (携帯電話の場合は30㎝ 以上離して)ご使用ください。 32
Bluetooth™通信 Bluetooth™通信は本体間の通信などでお使いになれます。 相手の機器と3m以内の距離 (障害物のない状態)で通信することができます。 使用上のご注意 良好な通信を行うために、次の点にご注意ください。 • 他のBluetooth™機器とは、見通し距離約3m以内で通信してください。周囲の環 境(障害物)によっては通信可能距離は短くなります。 • 他の機器 (電気製品/AV機器/OA機器/デジタルコードレス電話機/ファックス など)から2m以上離れて通信してください(特に電子レンジ使用時は影響を受けや すいため、必ず3m以上離れてください) 。近づいていると、他の機器の電源が入っ ているときには、正常に通信できなかったり、テレビやラジオの雑音や受信障害の 原因になったりすることがあります(UHFや衛星放送の特定のチャンネルではテレ ビ画面が乱れることがあります)。 • 放送局や無線機などが近く、正常に通信できないときは、通信場所を変更してくだ さい。周囲の電波が強すぎると、正常に通信できないことがあります。 • ワイヤレスLANとの電波干渉について Bluetooth™通信とワイヤ
リセットのしかた 「リセット」はパソコンでの「再起動」 に相当します。リセットを実行すると、入力中や編集中 などで、まだ保存していなかったデータは消去されますが、メモリ上に保存されているデー タや各種設定などは基本的にそのまま残ります。 誤操作や何らかの異常により、本機が正常に動作しなくなった場合は、リセット操作を行う 必要があります。 本機裏面のリセットスイッチをスタイラスで押します。 リセット処理が開始されます。 メモリに異常がない場合 起動されます。 メモリに異常がある場合 起動画面が表示されず、次のメッセージが表示されます。 Lトリガー Rトリガー このメッセージが表示されたらRトリガーキーを押してください。リセット処理が続行されま す。ただし、メモリの状態によっては、正常にリセット処理が行われない場合があります。 その場合は、次のページに記載されているフルリセットを行ってください。 34
フルリセット(メモリの初期化) について フルリセット(メモリの初期化)を実行すると、メモリ(RAM)上に保存されていたすべての データが消去され、各種の設定がすべて初期状態に戻ります。 フルリセットは、次のような場合に実行します。 • メモリ(RAM)内容を完全に消去して、本機を初期状態に戻したい場合 • パスワードを忘れてしまい、本機を使うことができなくなった場合 • メモリ異常のため、本機が正常に動作しなくなった場合 •「メモリ内容の一部に不正な状態を検出しました・・・」 というメッセージが表示された場合 フルリセットの実行のしかた 使用上のご注意 • フルリセットを行うと、メモリ (RAM) に記憶されているすべてのデータが完全に消 去されます。可能な場合は、本機のデータをパソコンもしくはフラッシュメモ リー、メモリーカードなどへバックアップを行っておいてください。 1 電源キーを押しながらリセットスイッチをスタイラスで約1秒間押すと、以下のメッ セージが表示されます。 Lトリガー Rトリガー • 実行を解除する場合はLトリガーキーを押します。 2 Rトリガーキーを押すと、以下のメッ
DT-870の仕様 型式: DT-870M51、DT-870M51SB、DT-870M52、DT870M52SB CPU: Intel® PXA255アプリケーションプロセッサ (MAX 300MHz) メモリ: RAM 32 MB、フラッシュROM 32MB (FlashFX搭載) OS: Microsoft® Windows® CE.NET 日本語版 表示: 3.
無線通信(DT-870M52SB/M51SB) : 種別: 高度化小電力データ通信システム(中速無線LAN) 拡散変調方式: DS 無線周波数: 2.400∼2.4835GHz 伝送速度: 11Mbpsまで 伝送距離: 屋内50m、屋外150m (使用環境により変化) チャンネル数: 13 (うち同時使用3チャンネル) 標準規格: IEEE802.11b準拠 その他機能: 複数のアクセスポイント間でのローミング機能あり ヘッドセットジャック: φ2.5mm (3極) ヘッドセットが使用可能 電源: メイン電源用: 標準充電池パック DT-5023BAT 大容量充電池パック DT-5025LBAT バックアップ電源用:リチウム充電池(内蔵) 消費電力: DC2.5A/3.
シリアルIOボックス(DT-861IO)の取り扱い 別売のシリアルIOボックス(DT-861IO)は、ハンディターミナルとパソコンなどとの間で RS-232CインターフェースまたはUSBインターフェースを使いシステムデータ、ファイル データの転送(ダウンロード、アップロード)ができます。また、ハンディターミナルを接続 して充電池パックを充電することができます。 別売の壁掛けユニット(DT-891WH) を使って壁に設置することもできます。 各部の名称とはたらき 1 2 3 4 背面 5 底面 上面 右側面 13 6 14 7 12 8 正面 付属品 ACアダプタ (AD-S42120A) 9 11 10 38
1 USBインターフェース パソコンへ接続し、システムデータ・ファイルデータの転送 (ダウン ロード・アップロード)を行います。PCに接続する前に、PC側に専 用ドライバをインストールする必要があります。 2 RS-232Cインター フェース パソコンへ接続し、システムデータ・ファイルデータの転送 (ダウン ロード・アップロード)を行います。PCに接続する前に、PC側に専 用ドライバをインストールする必要があります。 3 RS-422インター フェース シリアルIOボックス間の接続に使用します。 4 ACアダプタジャック ACアダプタ(同梱) を接続して電源を供給します。 5 壁掛けユニット取り付 け部 壁掛け時に壁掛けユニットをセットしネジを取り付けます。 6 本体装着検知用スイッ チ ハンディターミナル本体が正しくセットされていることを検知する スイッチです。 7 赤外線インターフェー ス(赤外線通信部) 非接触型赤外線通信部です。ハンディターミナル本体との通信に使 用します。 8 給電端子 ハンディターミナルへ電源を供給する端子です。 9 電源表示用LE
シリアルIOボックス (DT-861IO) の取り扱い シリアルIOボックスの電源の取り付けかたと接続 シリアルIOボックスの電源は、シリアルIOボックスに付属のACアダプタを使用してくださ い。 ハンディターミナルとデータ通信をする前に必ずシリアルIOボックスとACアダプタを接続し てください。ハンディターミナルへの電源はシリアルIOボックスから供給されます。 1 シリアルIOボックスの電源スイッチがOFF であることを確認してからシリアルIOボック スの背面にあるACアダプタジャックへAC アダプタを差し込みます。 2 電源コードをACアダプタに接続したあと、 電源コードのプラグをコンセントに接続しま す。 3 電源スイッチ(OFF) <RS-232Cインタフェースの場合> シリアルIOボックス、パソコンの電源スイッ チがOFFであることを確認してからシリア ルIOボックスの背面にあるRS-232Cイン ターフェースまたはUSBインターフェース 給電端子 (キャップを外す)とパソコンなどをR S 232Cケーブル (DT-887AXA) またはUSB ケーブル(DT-380USB)
5 ハンディターミナル底面の赤外線通信部とシ リアルIOボックスの赤外線通信部が密着する ように置きます。シリアルIOボックスの電源 表示用LEDが、緑色に点灯します。 • システムが正しく稼働し、通信状態になる と、システム稼働表示用LEDが緑色点灯し ます。 • 通信を始めると、通信状態表示用LEDが緑 色点滅します。 充電が始まると、DT-870のインジケーター 2が赤色に点灯します。充電が完了すると、 DT-870のインジケーター2が赤色から緑色 に変わります。 使用上のご注意 • 本機の赤外線通信機能では、高感度の通信素子を使用しております。 通信を良好に行うために、通信中に本機の近くで電波を発生させる機器 (例えば、携 帯電話など)のご使用は避けてください。 これらの機器をご使用になる場合は、本機から離して(携帯電話の場合は30cm以 上離して)ご使用ください。 • シリアルIOボックスの給電端子は絶対にショートさせないでください。 ショートさせると故障の原因となります。 41
シリアルIOボックス (DT-861IO) の取り扱い DIPスイッチの設定 シリアルIOボックスの底面のカバーを外すとDIPスイッチがあります。 各スイッチをON/OFFすることで仕様を設定できます。電源OFFにしてから設定してくださ い。 1 2 3 4 5 6 7 8 未使用(OFFに固定) 未使用(OFFに固定) ホストコンピュータの接続インターフェース 内容 RS-232C USB 6 OFF ON * 5 OFF ON * 連鎖時の終端設定 内容 中間に接続 連鎖無/終端 接続方法設定 内容 ホストコンピュータと接続 連鎖接続 3 OFF ON 4 OFF OFF * シリアルIOボックス間の通信速度 内容 1 115,200bps ON *初期設定の状態を示しています。 2 OFF * 使用上のご注意 • 上記以外の設定は検査等特殊なモードであり、正常に動作しませんので設定しない でください。 42
壁に掛けて使う 別売の壁掛けユニット(DT-891WH)を使って、シリアルIOボックスを壁に掛けて使うこと ができます。 1 底面のネジを外し、卓上ユニットを取り外し ます。 ネジ 2 背面に壁掛けユニットを取り付け、壁掛けユ ネジ ニット用ネジで固定します。 3 壁掛けユニットの上の穴を固定する位置に、 付属のネジをねじ込みます。 完全にねじ込まず、ネジの頭と壁の間に 2mm程度のすき間を空けておいてくださ 2mm い。 4 壁掛けユニットの上の穴をネジに引っかけま す。 43
シリアルIOボックス (DT-861IO) の取り扱い 5 壁掛けユニットの、下の穴の上端部分に合わ せて、付属のネジをねじ込みます。 6 上下のネジをしっかりとねじ込みます。 壁から外すときは 1 上下のネジをゆるめます。 2 壁掛けユニットを上へずらして、取り外しま す。 使用上のご注意 • シリアルIOボックスを壁に取り付けた後、ネジのゆるみや固さを確認してくださ い。 • RS-232Cケーブルは接続できません。USBケーブル、または、連鎖接続用ケーブ ルを使用して接続してください。 44
シリアルIOボックス (DT-861IO) を2台以上接続する ホストコンピュータと接続したシリアルIOボック スの 「C-OUT」 と、次に接続したいシリアルIOボッ クスの「C-IN」 を接続します。 RS-232C ケーブル または USBケーブル ホスト コンピュータへ 連鎖接続用ケーブル (DT-888RSC) 使用上のご注意 • オプションの連鎖接続用ケーブル (DT-888RSC) を使うことにより、最大8台まで シリアルIOボックスを接続できます。 45
シリアルIOボックス (DT-861IO) の取り扱い シリアルIOボックス (DT-861IO) の仕様 1. 赤外線通信仕様 インターフェース: 赤外線インターフェース 規格 : IrDA Ver1.1準拠 同期方式 : 調歩同期、フレーム同期 伝送速度 : 9,600/115,200bbs/4Mbps (4Mbpsは、ホストコンピュータとUSB接続した場合のみ) 2. USB仕様 規格 :USB Ver1.1準拠 伝送速度 :12Mbps(MAX) 3. RS-232C仕様 通信方式 : 全二重 同期方式 : 調歩同期 伝送速度 :115,200bps 4. RS-422仕様 通信方式 : 全二重 同期方式 : 調歩同期 伝送速度 :115,200bps 5. 充電仕様 充電方式 : 定電圧方式 (電流制限付き) 充電時間 : 約2.5時間 (標準電池パック) 約5.0時間 (大容量電池パック) 6. 電源部 使用電源 :専用ACアダプタ 消費電流 :DC12V 約1600mA ハンディターミナル出力 : DC5V 2500mA (MAX) 7.
置くだけ充電器の取り扱い 別売の置くだけ充電器 (DT-868CHG) は、ハンディターミナルを接続して、充電池パックを 充電することができます。 また、別売の壁掛けユニット(DT-891WH) を使って壁に設置することもできます。 各部の名称とはたらき 1 背面 2 底面 右側面 上面 7 3 6 4 正面 付属品 5 ACアダプタ (AD-S42120A) 47
置くだけ充電器の取り扱い 1 ACアダプタジャック ACアダプタ(同梱) を接続して電源を供給します。 2 壁掛けユニット 取り付け部 壁掛け時に壁掛けユニットをセットしネジを取り付けます。 3 本体装着検知用スイッ チ ハンディターミナル本体が正しくセットされていることを検知する スイッチです。 4 給電端子 ハンディターミナルへ電源を供給する端子です。 5 電源表示用LED 電源の状態、ハンディターミナル本体の装着状態を表示します。 消灯: 電源OFF 赤色点灯: 電源ON、ハンディターミナル本体は装着されていませ ん。 緑色点灯: 電源ON、ハンディターミナル本体が正常に装着されて います。 48 6 電源スイッチ 電源をON/OFFするスイッチです。 7 卓上ユニット 卓上で使うときの脚部です。壁掛け時には取り外します。
置くだけ充電器の電源の取り付け方と接続 置くだけ充電器の電源は、置くだけ充電器に同梱の専用ACアダプタを使用してください。 1 置くだけ充電器の電源スイッチがOFFであ ることを確認してから置くだけ充電器の背面 にあるACアダプタジャックへACアダプタ を差し込みます。 2 電源コードをACアダプタに接続した後、電 源コードのプラグをコンセントに接続しま 電源スイッチ(OFF) す。 3 電源スイッチをONにします。置くだけ充電 器の電源表示用L E D が、赤色に点灯しま す。 4 ハンディターミナル底面の給電端子と 置くだけ充電器の給電端子が密着するように 給電端子 置きます。置くだけ充電器の電源表示用 LEDが、緑色に点灯します。 充電が始まると、DT-870のインジケーター 2が赤色に点灯します。充電が完了すると、 電源スイッチ(ON) POWER DT-870のインジケーター2が赤色から緑色 に変わります。 電源表示用LED 使用上のご注意 • 置くだけ充電器の給電端子は絶対にショートさせないでください。 ショートさせると故障の原因となります。 49
置くだけ充電器の取り扱い 壁に掛けて使う シリアルIOボックス(DT-861IO) と同様です。43ページを参照してください。 置くだけ充電器 (DT-868CHG) の仕様 1. 充電仕様 充電方式 充電時間 2. 電源部 使用電源 消費電流 ハンディターミナル出力 3. ACアダプタ仕様 規格名 入力 出力 4. 外形寸法・重量 外形寸法 重量 5. 動作環境 動作温度 動作湿度 50 : 定電圧方式 (電流制限付き) : 約2.5時間 (標準電池パック) 約5.
デュアル充電器の取り扱い 別売のデュアル充電器(DT-5022CHG)は、充電池パック2個を順次に充電することができ ます。 各部の名称とはたらき 上面 2 3 裏面 正面 3 1 4 4 4 4 1 3 付属品 接続用アタッチメント ネジ2本 51
デュアル充電器の取り扱い 1 充電表示用LED 充電池パックの充電状態を表します。 消灯: 充電しないとき 赤色点灯: 充電中 赤色点滅: 電池パックの異常 緑色点灯: 充電完了 2 ACアダプタジャック ACアダプタを接続して電源を供給します。 3 デュアル充電器接続用 端子 デュアル充電器どうしの接続に使います。 4 接続用アタッチメント 取り付け部 デュアル充電器を2台以上接続する際に、接続用アタッチメントを 取り付けます。 使用上のご注意 接続用アタッチメントはデュアル充電器一台に一つ付属しています。 複数のデュアル充電器を接続すると、接続用アタッチメントが一つ余ります。 余った接続用アタッチメントは予備としてお使いください。 52
充電のしかた 1 デュアル充電器のA C アダプタジャックに ACアダプタのコネクタを差し込みます。 2 別売の専用ACアダプタのプラグをコンセン トに接続します。 3 充電池パックの端子の方向に注意してデュア ル充電器に取り付けます。 充電表示用LEDが、赤色に点灯して充電が 開始されます 充電表示用LEDの表示 消灯: 充電しないとき 赤色点灯:充電中 赤色点滅:充電池パックの異常 緑色点灯:充電完了 53
デュアル充電器の取り扱い 2台以上の接続 デュアル充電器を3台まで接続して、1つのACアダプタで使用することができます。 1 接続する側のコネクタカバーを取り外します。 コネクタカバー 2 デュアル充電器接続用コネクタを接続させま す。 3 裏面に接続用アタッチメントを取り付け、ネ ジで固定します。 同様にして最大3台まで接続することができ ます。 54
デュアル充電器 (DT-5022CHG) の仕様 1. 型式 DT-5022CHG 2. 充電仕様 充電方式 : 定電圧方式 (電流制限付き) 充電時間 :約2.5時間 (標準充電池パック1個) 約5.0時間 (大容量充電池パック1個) 2個を同時に装置した場合 約5.0時間 (標準充電池パック2個) 約10時間 (大容量充電池パック2個) 3. 電源部 使用電源 :別売専用ACアダプタ (MPC-577ADP) (MPC-177ADP) 消費電流 : 約650mA 4. 動作環境 動作温度 :0∼40℃ 動作湿度 :30∼80%RH (結露なきこと) 5.
PCカードの取り扱い(DT-870M52/M51) 本機はPCカードに対応しています。PCカードの装着 (交換)は次の手順で行ってください。 PCカード取り出しテープの貼り付け PCカードによっては、PCカードスロット に装着すると、取り出すことが困難になるも PCカード 取り出しテープ のもあります。 PCカードにはあらかじめ付属のPCカード 取り出しテープを貼り付けておいてくださ い。 装着する方向 使用上のご注意 PCカードアダプターを介してCFカードなどを装着する際は、PCカード取り出し テープを必ずPCカードアダプターに貼り付けてください。誤ってCFカードなどに PCカード取り出しテープを貼ると、取り外すときにCFカードだけが抜けてしまい、 PCカードアダプターが取り出せなくなることがあります。 PCカードの装着 1 PCカードスロットのカードフタを覆ってい るゴムの四隅をめくり、ネジを緩めます。 使用上のご注意 • カードフタを覆っているゴムは、ネジの頭が見える位置以上にめくらないでくださ い。無理にめくりあげると外れることがあります。 • データ通信カードなど大型のカードを取り
2 カードフタを取り外します。 3 PCカード取り出しテープを貼ったPCカー ドを、ハンディターミナルに差し込みます。 カードの表側がハンディターミナルの表側に 向くように差し込んでください。向きを間違 うと、奥まで差し込むことはできません。 なお、PCカード取り出しテープのつまみ部 分は、カードフタを取り付けるとき邪魔にな らないように折りたたんでください。 4 カードフタを取り付け、ネジで固定します。 使用上のご注意 万が一、PCカードが取り出せなくなったときは、PCカードスロットの右側にある突 起にマイナスドライバーなどを引っかけて、ゆっくり手前に引き出してください。突 起とともにPCカードが引き出されます。 このとき、絶対に手のツメを使って引き出さないでください。引き出すときに無理な 力が掛かり、ツメが割れることがあります。 57
CF拡張スロットの取り扱い 別売のCF拡張スロット (DT-894CFU) はCF Type ⅠカードおよびType Ⅱカード (3.
CFカードの装着 1 カードの表面のごみ、油分をふきとってくだ さい。 2 C F 拡張スロットのカードフタのネジを緩 め、カードフタを取り外します。 3 カードの表側がハンディターミナルの表側 に向くように差し込みます。 向きを間違うと、奥まで差し込むことはで きません。 4 カードフタを取り付け、ネジで固定します。 カードを取り出すときはカードのへりに指 をかけて引き出してください。 CF拡張スロット(DT-894CFU) の仕様 カードスロット: 大きさ: コンパクトフラッシュカード Type Ⅰ/Type Ⅱ(3.
充電池パックの取り扱い 本機は、ご使用時間やご使用環境 (オプションの使用など) に応じ、2種類の容量の充電池パッ クを用意しております。 大容量充電池パックをご使用になる場合は、同梱の大容量充電池パック専用のカバーに交換 してください。 使用上のご注意 • 充電池パックを本体から外して保管するときは、必ず専用のソフトケースに入れて ください。 • 充電池パックを長期間使用されない場合、自然放電や充電池パックの自己消費によ り使用できる容量が低下します。この充電池パックを満充電にしても使用時間等の 性能が満足できない場合は、寿命と思われますので、新しいものと交換してくださ い。 標準充電池パックの仕様 型式: 公称容量: 公称電圧: 外形寸法: 重量: 付属品: DT-5023BAT 1550mAh 3.7V 幅37×奥行き57×高さ13mm 約45g ソフトケース 大容量充電池パックの仕様 型式: 公称容量: 公称電圧: 外形寸法: 重量: 付属品: 60 DT-5025LBAT 3400mAh 3.
MEMO 61
MEMO 62
MEMO 63
カシオ計算機問い合わせ先(平成 17 年 8 月現在) 商品についてのご相談 ●システムソリューション営業統轄部 103-5334-4638(代) 〒 151-8543 東京都渋谷区本町 1-6-2 法人第一営業部 103-5334-4534 〒 151-8543 東京都渋谷区本町 1-6-2 法人第二営業部 103-5334-4447 〒 151-8543 東京都渋谷区本町 1-6-2 法人第三営業部 103-5334-4820 〒 151-8543 東京都渋谷区本町 1-6-2 西日本営業部 106-6243-1717 〒 541-0056 大阪市中央区久太郎町 3-6-8 名古屋営業所 1052-324-2104 〒 460-0024 名古屋市中区正木 3-9-27 御堂筋ダイワビル 7F NFC 金山ビル 4F カシオ製品のアフターサービス業務は、カシオテクノ株式会社が担当いたします。 修理の相談窓口 カシオテクノサービスセンター ●修理依頼前の故障・修理・機能に関する ご質問に電話でお答えします。 ●北海道 ●東 北 情報機器コールセンター