HANDY TERMINAL BS・BB IOBox 解説書 Rev2.
目次 §1.概要..................................................................................................................................................................3 §2.製品構成...........................................................................................................................................................4 2-1.機器構成........................................................................................................................................................... 4 2-2.
§1.概要 本解説書は、新 I/O BOX(ブリッジサテライト、ブリッジベーシック)でのアップダウンロード機能に関して述べた ものです。 以降、ブリッジサテライトは「B.S」、ブリッジベーシックは「B.B」と表記します。 ・ B.S I/O BOX : PC との接続は、USB もしくは RS-232C で行います。 ・ B.B I/O BOX : PC との接続は、USB のみで行います。 接続構成については、「2-1.機器構成」を参照してください。 また、特に記載がない場合は、ハンディターミナルは「HT」と表記します。 B.S/B.B I/O BOX は、下記の製品に対応しています。 B.S. IO B.B.
§2.製品構成 アップダウンロード時の機器構成及びソフトウェアの構成について説明します。 2-1.機器構成 ■B.S I/O BOX(USB/RS-232C ケーブル接続) (1)単体接続の場合 USB/RS-232C ケーブルを使用して、PC と1対1で 接続を行います。 接続時のボーレートの設定は、以下の通りです。 ・USB 接続 : 4Mbps/115.2Kbps ・RS-232C 接続 : 115.2Kbps USB/RS-232C 接続 (2)連鎖接続(最大8台)の場合 RS-422 ケーブルを使用して、最大8台の連鎖接続を 行います。 接続時のボーレートの設定は、以下の通りです。 PC とは USB/RS-232C で接続を行います。 ・USB 接続 : 115.2Kbps ・RS-232C 接続 : 115.2Kbps RS-422 連鎖接続 ・RS-422 接続 : 115.2Kbps ※ActiveSync を動かす場合は、1台ずつ動作させて ください。 RS-422 連鎖接続 USB/RS-232C 接続 ■B.
2-2.ソフトウェア構成 ■ActiveSync の接続に関して ActiveSync の接続は、必ず Version3.5 以上を使用して下さい。 ※ Microsoft 社の HP から最新の物をダウンロードして使用して下さい。 Program 機能 ActiveSync ファイル転送/データ同期 2-3.ソフトウェア構成(HT) 本マニュアルにおいて、HT の機能詳細等に関しては特に記載しておりません。 詳細については、該当する HT のマニュアル(仕様書)等を参照してください。 5 B.S I/O BOX ○ B.
2-4.
§3.機能(I/O BOX) 3-1.B.S/B.B I/O BOX の機能 3-1-1.機能一覧 項目 動作環境 HT側 仕様 機種 DT-870/DT-5100 DT-9700/DT-950/DT-10 DT-300 HT IR速度 I/O BOX 側 運用/設定 運用 設定 LED 給電 FIR 接続時 MAX 4Mbps(USB 単体接 続時のみ) SIR 接続時 115.2Kbps USB I/F 仕様 パソコンへ接続し、データの転送を 行います。 通信速度:4Mbps I/O BOX:B.S/B.B I/O BOX RS-232C I/F 仕 パソコンへ接続し、データの転送を 様 行います。 通信速度:115.2Kbps I/O BOX:B.S I/O BOX のみ RS-422 I/F 仕様 I/O BOX 間の接続に使用します。 通信速度:115.2Kbps I/O BOX:B.S I/O BOX のみ ホスト1対1接続 USB/RS-232C 接続 備考 WinCE .
終端処理 終端 通常 終端 bit5 OFF ON 備考 ホスト PC I/F ホスト PC I/F RS-232C USB bit6 OFF ON 備考 ホストコンピュータと RS-232C 接続する。 ホストコンピュータと USB 接続する。 無効(bit7・8) リザーブ - bit7 OFF bit8 備考 OFF 未使用。(OFF に固定) ※ディップスイッチのデフォルト値は、下記の通りになっています。 ON の DipSW:bit1/5/6 ・RS-422 速度切り替え:115.
3-1-3.
§4.ドライバのインストール ここでは、下記ドライバのインストール手順に関して述べたものです。 ・ USB ドライバ(IRXpressUSBIrDA.exe) ・ RS-232C ドライバ(IRXpressSerialIrDA.
4-1.USB ドライバインストール USB ドライバのインストール手順について説明します。 4-1-1.インストール 以下の手順で、(1)~(6)の説明は全 OS 共通です。「4-1-1-1.全 OS 共通」をご覧ください。 (7)以降の説明は、OS により異なりますので、「4-1-1-2.Win2000 系」と「4-1-1-3.WinMe 系」をご覧ください。 4-1-1-1.全 OS 共通 (1) 供給されたメディアから「IRXpressUSBIrDA.
(2) 「IRXpress USB IrDA.
(4) バックグラウンドが切り替わった後、セットアップ画面がポップアップ表示されますので、「Next」をクリック してください。 ※以降の説明では、バックグラウンドを除いたポップアップ画面のみを表示します。 13
(5) インストール先を指定し、「Next」をクリックしてください。 特に指定のない場合は、自動的に”C:\Program File”の下に「IRXpress」→「IRXpressUSBIrDA」フォルダ が作られ、そこにインストールされます。 他のフォルダにインストールする場合は、「Browse」をクリックし、インストール先を指定してください。 (6) インストール先の設定条件が表示されますので、「Next」をクリックしてください。 ※これ以降は、OS により手順が違いますので、各 OS 毎の説明を参照してください。 尚、各 OS 毎の説明は(7)~になります。 14
4-1-1-2.Win2000 系 4-1-1-2-1.
4-1-1-2-2.通信速度の設定 USB ドライバのインストール終了後、下記手順で通信速度の設定を行います。 (1)「コントロールパネル」の「デバイスマネージャー」から、「IRXpress Infrared Device」のプロパティ を開いて通信速度を選択し、「OK」をクリックする。 ※通信速度は、以下の通りに設定してください。 ・ 単体接続の場合 : 「4Mbps」と「115.2Kbps」のみを使用してください。 ・ 連鎖接続の場合 : 「115.
4-1-1-3.WinMe 系 4-1-1-3-1.インストール (7) 赤外線デバイスのインストール画面が表示されますので、「次へ」をクリックしてください。 (8) 赤外線デバイスウィザード画面が表示されますので、設定を行った後「OK」をクリックしてください。 〔設定〕 ・ 製造元 :CASIO Computer Co.
(9) 通信速度を設定し、「次へ」をクリックしてください。 ※通信速度は、以下の通りに設定してください。 ・ 単体接続の場合 : 「4Mbps」と「115.2Kbps」のみを使用してください。 ・ 連鎖接続の場合 : 「115.
(11) 設定が終了しましたので、「完了」をクリックしてください。 (12) インストールが完了しましたので、「Finish」をクリックしてください。 PC を再起動しますので、使用中の他のアプリケーションは終了させてください。 ※「Yes・・・」にマークし、PC の再起動を行ってください。 インストール後、初めて I/O ボックスを接続し、電源を投入すると「新しいハードウェアが検出されました」 のメッセージウィンドウが表示されます。 19
4-1-1-3-2.通信速度の設定 USB ドライバのインストール終了後、下記手順で通信速度の設定を行います。 (1)「コントロールパネル」の「ネットワーク」から、「IRXpress USB Infrared - WindowsMe」のプロパティ を開いて通信速度を選択し、「OK」をクリックする。 ※通信速度は、以下の通りに設定してください。 ・ 単体接続の場合 : 「4Mbps」と「115.2Kbps」のみを使用してください。 ・ 連鎖接続の場合 : 「115.
4-1-2.
4-2.RS-232C ドライバインストール RS-232C ドライバのインストール手順について説明します。 4-2-1.インストール 以下の手順で、(1)~(6)の説明は全 OS 共通です。「4-2-1-1.全 OS 共通」をご覧ください。 (7)以降の説明は、OS により異なりますので、「4-2-1-2.Win2000 系」と「4-2-1-3.WinMe 系」をご覧ください。 4-2-1-1.全 OS 共通 (1) 供給されたメディアから「IRXpressSerialIrDA.
(2) 「IRXpressSerialIrDA.
(4) バックグラウンドが切り替わった後、セットアップ画面がポップアップ表示されますので、「Next」をクリック してください。 ※以降の説明では、バックグラウンドを除いたポップアップ画面のみを表示します。 24
(5) インストール先を指定し、「Next」をクリックしてください。 特に指定のない場合は、自動的に”C:\Program Files”の下に「IRXpress」→「IRXpress Serial IrDA」 フォルダが作られ、そこにインストールされます。 他のフォルダにインストールする場合は、「Browse」をクリックし、インストール先を指定してください。 (6)インストール先の設定条件が表示されますので、「Next」をクリックしてください。 ※これ以降は OS により手順が違いますので、各 OS 毎の説明を参照してください。 尚、各 OS 毎の説明は(7)~になります。 25
4-2-1-2.Win2000 系 4-2-1-2-1.
4-2-1-2-2.通信速度/ポートの設定 RS-232C ドライバインストール終了後、下記手順で通信速度の設定・変更を行います。 (1) 通信速度の設定 「コントロールパネル」の「デバイスマネージャー」から、「CASIO IRXpress Serial Intrared」のプロパティ を開いて通信速度を選択し、「OK」をクリックする。 ※通信速度の設定では、「115.
(2) ポートの設定 「コントロールパネル」の「デバイスマネージャー」から、「CASIO IRXpress Serial Intrared」のプロパティ を開いてポートを選択し、「OK」をクリックする。 ※上記、(1)(2)の設定画面を表示するまでの手順は以下の通りです。 「コントロールパネル」→「システム」→システムのプロパティ画面で、ハードウェアを選択 →デバイスマネージャを選択→赤外線デバイスの「CASIO IRXpress Serial Intrared」を選択 →詳細設定を選択→上記設定画面を表示。 4-2-1-2-3.
4-2-1-3.WinMe 系 4-2-1-3-1.インストール (7) 赤外線デバイスのインストール画面が表示されますので、「次へ」をクリックしてください。 (8) デバイスの設定画面が表示されますので、デバイスを指定し、「OK」をクリックしてください。 〔設定〕 ・ 製造元 :CASIO Computer Co.
(9) ポートを指定し、「次へ」をクリックしてください。 (10) 通信速度を指定し、「次へ」をクリックしてください。 ※通信速度の設定では、「115.
(11) 通信ポートの設定を行って、「次へ」をクリックしてください。 設定は「既定のポートを使う」を選択してください。 (12) 設定が終了しましたので、「完了」をクリックしてください。 31
(13) インストールが完了しましたので、「Finish」をクリックしてください。 PC を再起動しますので、使用中の他のアプリケーションは終了させてください。 ※「Yes・・・」にマークし、PC の再起動を行ってください。 32
4-2-1-3-2.通信速度/ポートの設定 RS-232C ドライバインストール終了後、下記手順で通信速度の設定・変更を行います。 (1) 通信速度の設定 「コントロールパネル」の「ネットワーク」から、「IRXpress Serial Intrared - WindowsMe」のプロパティ を開いて通信速度を選択し、「OK」をクリックする。 ※通信速度の設定では、「115.
4-2-2.アンインストール アンインストールを行う場合は、「コントロールパネル」の「アプリケーションの追加と削除」から 「IRXpressSerialIrDA」を削除してください。 ※アンインストールの手順は、USB の場合と同じです。 「4-1-2.
§5.注意事項/制約事項 アップダウンロードを行う際の注意事項/制約事項に関して説明します。 5-1.
(10) B.S I/O BOX を用いて Win2000 系で通信を行う場合は、必ず USB か RS-232C のどちらか 一方のみを使用してください。 (11) USB ドライバのインストール時/インストール後の通信速度の変更の際は、以下の通りの 設定にしてください。 ・単体接続の場合 : 「4Mbps」と「115.2Kbps」のみを使用してください。 ・連鎖接続の場合 : 「115.2Kbps」のみを使用してください。 (12) HT の設定・使用方等については、HT のマニュアル(仕様書)等を参照してください。 5-2.
最終ページです。 37