abc CASIO DT-930 C Language SDK GUI Version アプリケーション開発ガイド DT-930 C Language SDK GUI Version を使用し た、DT-930 のアプリケーションプログラム開発の 概要(プログラムの開発、ダウンロード等)を、 開発の流れにしたがって説明します。 Ver. 1.
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変更履歴 バージョン 変更日付 0.90 1.00 ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 1.01 2007.01 2007.01 ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ 2008.
目次 1.1. 1.2. はじめに····························································································································································1 概要····································································································································································1 開発環境 ··························································································································································2 2.1.
4.1.2. 4.1.3. 4.1.4. 4.2. 4.2.1. 4.2.2. 4.3. 4.3.1. 4.3.2.
1. はじめに このたびは、CASIO DT-930 C Language SDK GUI Version をお買い上げありがとうございます。 本書は、DT-930 のアプリケーション開発キット「DT-930 C Language SDK GUI Version」を使用して、アプリ ケーションの開発をするための手順を説明したものです。 1.1. 概要 OS としてμITRON を搭載する DT-900 シリーズは、これまで Dos プロンプト上でコマンドラインを使用した CUI 環境でアプリケーション開発を行ってきましたが、本 SDK では、Microsoft eMbedded Visual C++4.
1.2. 開発環境 アプリケーションを開発するためには、本 SDK の他に、下記の環境が必要となります。 開発環境 ハードウェア(PC) OS ソフトウェア ターゲットデバイス 説明 IBM/PC AT 互換機 下記のいずれか • Winsows2000 Pro SP4 • WindowsXP Pro SP2 • Windows2000 Server SP4 • Windows Server2003 SP1 • Windows Vista • Microsoft eMbedded Visual C++ 4.0 • Microsoft eMbedded Visual C++ 4.0 SP4 通信キット(下記のいずれか) • LMWIN Version6.13 以降 • Multi DROP Version2.
MicrosoftLoopback Adapter のインストール方法 DT-930 エミュレータはネットワーク環境で動作するように設計しています。しかし、出先でのデモンストレ ーションやデバッグなど、ネットワークがない環境でもエミュレータを動作させるには仮想ネットワークを用 意する必要があります。 仮想ネットワークの構築は簡単で、マイクロソフト製の仮想 LAN ボードである Loopback Adapter を以下の 手順に従ってインストールするだけです。なお、以下の手順は日本語版 Windows XP Professional で説 明していますので、それ以外の環境では適宜読み替えてください。 1. コントロールパネルを開き、「プリンタとその他のハードウェア」をクリックします。 2.
3. ハードウェアの追加ウィザードが開始したら、「次へ(N) >」をクリックします。 4.
5. リストの一番下にある「新しいハードウェアの追加」を選択して「次へ(N) >」をクリックします。 6.
7. 一覧から「ネットワークアダプタ」を選択して「次へ(N) >」をクリックします。 8.
9. 以下のダイアログが出たら「次へ(N) >」をクリックします。 10.
2.
2.1. アプリケーションの開発準備 本 SDK をインストール後、ライセンス登録を行い、開発環境(周辺機器等)を構築することにより、アプリケ ーションの開発準備が整います。 ※ インストールおよびライセンス登録の方法は、「ファーストステップガイド」を参照してください。 2.1.1.
通信ケーブル DT-881RSC DT-882RSC DT-883RSC DT-887AX DT-888RSC DT-782RSC DT-783RSC DT-787AX DT-788RSC DT-810PR ファイル転送ツール DT-UD7WIN32 DT-UD8WIN32 説明 DT-964IO(A)の RS-232C インターフェースとモデムを接続する時に使用しま す。 DT-964IO(A)の RS-232C インターフェースとパソコンを接続する時に使用しま す。 (RS-232C コネクタ:D-sub25 ピン メス) DT-964IO(A)の RS-232C インターフェースとパソコンを接続する時に使用しま す。 (RS-232C コネクタ:D-sub25 ピン オス) DT-964IO(A)の RS-232C インターフェースとパソコンを接続する時に使用しま す。 (RS-232C コネクタ:D-sub9 ピン オス) DT-964IO(A)を複数台連鎖接続する時に使用します。 DT-960IO の RS-232C インターフェースとパソコンを接続する時に使用します。 (RS-232C コ
2.1.2.
(3) ファイル転送ツールの登録 ファイル転送ツールをインストールしているフォルダを指定すると、選択したファイル転送ツールを表示し ます。 ツールを選択し「OK」をクリックすると登録が完了します。 • LMWIN を利用する場合 • MultiDrop を利用する場合 (4) 登録内容の確認 登録内容を確認し、「OK」ボタンをクリックしてください。 ※ 2 つ登録する必要はありません。ご利用になるファイル転送ツールのみを登録してください。 12
2.1.3.
(3) 拡張機能の削除 削除したい拡張機能にチェックを入れ、「削除」ボタンをクリックすると、登録している拡張機能をすべて削 除します。 この操作を行うと、登録している拡張機能のファイルと登録情報のすべてを PC より削除します。 (4) 拡張機能の登録 「追加」ボタンをクリックし、登録する拡張機能を格納しているフォルダを指定後、拡張機能の定義ファイル (xxxxxxxx.exm)を選択してください。「開く」ボタンをクリックすると、選択した拡張機能を登録します。 【拡張機能定義ファイルの書式】 例:ADD_FUNC.exm [MODULE] Desc="拡張機能" Header=ADD_FUNC.H Link=ADD_FUNC.
(5) 拡張機能の登録確認 登録が完了すると、追加した拡張機能を一覧に表示します。 15
2.2. アプリケーションの作成 2.2.1. eMbedded Visual C++ 4.0 の起動 本 SDK をインストールすると、「ファイル転送」「フォント変換」「環境設定」のツールバーが追加されます。 本 SDK を使用して作成したアプリケーションを使う場合は、そのワークスペースを開いてください。これは、 通常の eVC の操作と同等です。 2.2.2.
(1) プロジェクトの設定 「ファイル(F)」>「新規作成(N)」>「プロジェクト」を選択してください。 ここで、「CASIO モバイル ITRON アプリケーション」を選択し、任意のプロジェクト名を指定後、「OK」ボ タンをクリックしてください。 両方にチェックを 入れてください (2) モジュール種類の選択 作成するプログラムの種類を選択してください。選択した内容に従って、自動的に実行モジュールを組み 込みます。選択後「次へ(N) >」のボタンをクリックしてください。 モジュール種類 実行モジュール FLINK 用 実行モジュール MultiDROP 用 ライブラリ 説明 FLINK で転送可能な、実行モジュール(xxxxxxxx.lod)を作成します。 MultiDROP で転送可能な、実行モジュール(xxxxxxxx.mot)を作成します。 ライブラリファイル(xxxxxxxx.
(3) 表示モードの選択 使用する表示モードを選択してください。選択した内容に従って、自動的に実行モジュールを組み込み ます。選択後「次へ(N) >」のボタンをクリックしてください。 表示モード DT-930 標準モード DT-700 互換モード A DT-700 互換モード B 説明 DT-930 標準の表示モードです。 DT-900 用アプリケーションから移植する場合にも使用します。 DT-700 用アプリケーションを移植する際に使用する互換表示モード A です。 DT-700 用アプリケーションを移植する際に使用する互換表示モード B です。 ※ ライブラリを作成する場合は、この画面はスキップします。 18
(4) 拡張機能の選択 使用する拡張機能を、表示した一覧の中から選択してください。選択した内容に従って、自動的に実行 モジュールを組み込みます。選択後「終了(F)」のボタンをクリックしてください。 拡張機能 Bluetooth プリンタ IOBOX 検出切替 PPP TEC IrDA プリンタ アプリケーション支援 ビットマップ表示 高速ファイルサーチ 送受信切替 説明 DT-930 内蔵の Bluetooth を利用して、外部 Bluetooth ポケットプリンタを制 御するための機能です。PT-200e(SATO 社製)/B-SP2D(東芝テック社製) DT-500 プロトコルによる、本機と MCU60 との IR 通信を可能にするため、IO ボックス検出機能の有効/無効を切り替える機能です。 サテライト IOBOX 経由でモデムを接続して TCP/IP 通信を実現させるための 機能です。 TEC 社製 IrDA ポケットプリンタ(DT-810PR)を制御するための機能です。 アプリケーション支援ライブラリです。 BMP 形式のファイルを使用してビットマップ表示を行うための機能です。 HASH 関数によ
(5) 新規プロジェクト情報 ウィザードで設定された、新規プロジェクト情報を表示します。確認後、「OK」ボタンをクリックしてください。 20
(6) プロジェクトの完成 アプリケーションウィザードが終了すると、以下の画面を表示します。 これで、アプリケーションをビルドする環境が整いました。 「アクティブなWCE構成」がDT-930になっていることを確認してください 他の構成が表示されている場合は、DT-930を選択してください 21
2.2.3.
(2) ヘッダファイル 23
2.2.4. アプリケーションの作成/編集(新規/既存共通) 以下の内容は、新規のアプリケーションを作成する場合でも既存のアプリケーションを作成する場合でも 共通の機能です。 (1) 複数ソースの登録 プロジェクト内に複数のソースコードを登録することが可能です。 「Source Files」フォルダ上で右クリックし、「ファイルをフォルダへ追加(F)」を選択し、登録します。 登録した場合は、自動的にビルド環境を再構成しますので、特に環境の設定をし直す必要はありませ ん。 (2) コメントの記述方法 コメントを記載する場合に、「//」を使用することが可能です。 (3) ロードモジュール名 ビルドにより作成するロードモジュール(DT-930 で動作するモジュール)名は、プロジェクト名と同じもので す。 (4) 基本操作 アプリケーションの作成/編集に要する基本操作機能は、eVC と同等です。 ※ 「Source Files」フォルダ内にある、xxx.
2.2.5. アプリケーションの作成/編集(既存アプリケーション) アプリケーションウィザードが完了すると、選択した構成に従って、自動的にモジュールを組み込み、ベー スとなるアプリケーションソースを生成します。 このソースをベースに、既存アプリケーション(MS/DOS 版環境)を作成する方法は以下の 2 通りあります。 (1) ソースコードの貼り付け 「Source Files」「Header Files」フォルダ内に、ベースとなるソースファイルとヘッダファイルがありますので、 既存アプリケーションのソースコードを、これらのファイルの所定の場所に追加します。 (2) ソースコードの登録 ウィザードにより生成された、ソースおよびヘッダファイルを削除し、既存アプリケーションのソースおよび ヘッダファイルを「2.2.
2.3. アプリケーションのビルド 2.3.1.
27
2.3.2. 生成するオブジェクトの種類 アプリケーションウィザードで指定した条件に応じて、規定のフォルダに実行モジュールを生成します。 モジュール種類 実行モジュール FLINK 用 実行モジュール MultiDROP 用 ライブラリ 生成されるモジュール xxxxxxxx.LOD / xxxxxxxx.MAP xxxxxxxx.MOT / xxxxxxxx.MAP xxxxxxxx.
2.4. アプリケーションのデバッグ 2.4.1.
(2) リンクエラー 30
2.4.2.
(2) プロジェクトの設定 「プロジェクト(P)」>「設定(S)」>「デバッグ」を選択し、下記の内容を設定します。 リモートの実行可能ファイルのパスとファイル名 :¥windows¥itlaunch.exe プログラムの引数 :実行モジュール名(例:apsmp.
(4) デバッグ開始 「ビルド(B)」>「デバッグの開始(D)」>「実行(G)」を選択することにより、デバッグを開始します。 デバッグを開始すると、エミュレータと I/O シミュレータを自動的に起動し、下図の画面を表示します。 DT-930 エミュレータ マウスや PC のキーボードによるキー入力や、実行 画面の表示等、DT-930 実機上の動作を再現しま す。 I/O シミュレータ バーコード入力・ローバッテリー発生・IOBOX 装着 の動作を擬似的に行うものです。 詳細な機能に関しては、「3.
2.5. アプリケーションのインストール DT-930 実機へ、作成したアプリケーションをインストールします。 ツールバーの「ファイル転送」をクリックすると、現在のプロジェクトで設定しているロードモジュールの形式 に応じて、LMWIN または、MultiDrop が起動します。 ロードモジュール 実行モジュール FLINK 用 実行モジュール MultiDrop 用 起動するファイル転送ユーティリティ LMWIN MultiDrop ファイル転送ユーティリティが起動したら、規定のフォルダに生成しているロードモジュールを設定して、 DT-930 へのインストールを行ってください。 ※ 各ファイル転送ユーティリティの使用方法に関しては、「4.
3. エミュレータの使用方法 3.1. DT-930 エミュレータ マウスや PC のキーボードによるキー入力や、実行 画面の表示等、DT-930 実機上の動作を再現しま す。 3.1.1. キー入力機能 DT-930 実機と同等のキー入力機能を搭載しています。 画面上のキーをマウスでクリックすることにより入力が可能です。 ※ PC のキーボードからの入力も可能です。 3.1.2. 表示機能 DT-930 実機と同等のフォントイメージを搭載し、実機同等の表示イメージを再現します。 3.1.3. バーコード入力機能 I/O シミュレータに登録されたバーコードデータを、トリガキーの押下等、バーコードの入力操作を行うこと により、指定したバーコードデータを入力することが可能です。 ※ DT-930 エミュレータのトリガキーを押下(マウスクリック)する場合は、必ず1秒以上押し続けてください。 押下(マウスクリック)する時間が短いと、正しく入力ができない場合があります。 3.1.4.
3.1.5.
3.2. I/O シミュレータ 入力バーコードの登録・ローバッテリー発生・IOBOX 装着動作を擬似的に行うものです。 3.2.1.
(4) 登録完了 登録が完了すると、登録したバーコードが一覧 表に表示します。この登録操作を繰り返して、 デバッグに必要なバーコードを予め登録して おいてください。 ※ バーコード登録時の注意事項 登録可能なバーコードは、DT-930 エミュレータ上で読取可能となっているコードに限ります。エミュ レータ起動直後はすべてのコードが読取可能となっていますが、アプリケーションを起動した場合は、 そのアプリケーションで設定した読取可能コードのみが、登録可能となります。 (5) 登録内容の編集 編集したいバーコードを一覧表から選択し、 「編集」ボタンをクリックすると、右記の画面を表 示しますので、編集してください。 (6) 登録内容の削除 削除したいバーコードを一覧表から選択し、 「削除」ボタンをクリックすると、右記の画面を表 示しますので、確認後、削除してください。 38
3.2.2.
3.3. 実機とエミュレータの動作の違い DT-930 実機と、DT-930 エミュレータの動作の違いを説明します。 3.3.1. デバッグ デバッグできるのは、エミュレータのみになります。 実機を用いてのリモートデバッグはできませんのでご注意ください。 3.3.2. ドライブレター エミュレータ上でファイルの操作(コピーや削除等)を行う場合は、eVC に付属しているリモートファイルビ ューワーを使用してください。その際、ドライブレターは DT-930 実機と下記のように異なります。 (1) FAT ファイルモードで使用する関数を実行した場合 DT-930 実機 A ドライブ B ドライブ DT-930 エミュレータ ¥windows ¥Flash Disk ※ プログラム内では、A:¥data.dat と記載すると、自動的に¥windows¥data.
3.3.3. 通信機能 赤外線および Bluetooth 等の通信機能を使用する関数は、エミュレータでは動作しません。該当する関 数を実行した場合は、何もせずにエラーコードを返し、次の行に処理が移ります。 3.3.4. システムファイル 下記のシステムファイルは動作しません。 CONFIG.HTS / CONFIG.OBR / CONFIG.ID / CONFIG.PAS / ASTART.HTS / PatchXXX.LOD 3.3.5. 副電池 副電池のローバッテリー検出はできません。 3.3.6. バックライト/コントラスト バックライトおよびコントラストは変化しません。 3.3.7. DT-700 互換表示モード DT-700 互換表示モードの登録、および、ビルドはできますが、機能しません。(DT-930 の表示モードで動 作します) 3.3.8. ユーザフォント/外字 DT-930 エミュレータでユーザフォントおよび外字フォントを使用する場合は、お手持ちのフォントをあらか じめ TrueType フォントに変換する必要があります。 TrueType フォントへの変換については、「4.
3.3.9. 関数インタフェース (1) デバイス制御ライブラリ 関数 システムデータ管理 dat_system dat_OSVer_Read dat_dealer_chk 実機動作との違い 電源:値の設定/読出のみ 日本語/英語モード:値の設定/読出のみ コントラスト設定:値の設定/読出のみ 通信:値の設定/読出のみ 機器 ID:CONFIG.ID の値を返却/無い場合は「??????」を返却 BIOS バージョン:固定値 1.0000 を返却 パッチバージョン:固定値 1.0000 を返却 DT930 エミュレータのバージョン/日付を返却 Itlaunch.
関数 open close read write lseek sbrk イベント通知機能 pwr_inhabit pwr_inhabit_clr key_fnc_mode s_settimer s_timerend s_settimer2 s_timerend2 flg_sts clr_flg wai_flg 画面表示 lcd_cls lcd_csr_set lcd_csr_put lcd_csr_get lcd_char lcd_string lcd_string2 lcd_userstr lcd_line lcd_gaiji lcd_usrfont lcd_romfont lcd_led lcd_el キー制御 key_select key_read key_string key_num key_check key_clear key_fnc OBR 制御 OBR_open OBR_close OBR_getc 実機動作との違い LB1 の通知のみ タイマーフラグ待ちのみ ESC(画面クリア/カーソル位置設定)非対応 ESC(画面クリア/カーソル位置設定)非対応 ESC(画面クリア/カーソル位置設定)非
関数 OBR_gets OBR_flush OBR_stat OBR_moderd OBR_modewt OBR_chgbuf OBR_trigmode OBR_swing OBR_widenarrow OBR_getadjust OBR_setadjust OBR_getmargincheck OBR_setmargincheck シリアル通信制御 c_open c_close c_status c_hold c_chkopen c_dout c_din c_tmdin c_out c_break c_txrx c_iobox c_irout c_flush c_bfsts c_errbfring c_rderrsts c_chghdr c_timer c_er c_rs c_errs c_brkevent IrDA 制御 Ir_Open Ir_Close Ir_Read Ir_Write Ir_QueryTx Ir_QueryRx 実機動作との違い E_NG を返却(動作無し) 値の設定/読出のみ 値の設定/読出のみ 値の読出のみ 値の設定のみ 値の読出のみ 値の設定のみ E_NG を返却(動作無し)
関数 実機動作との違い E_IRNG を返却(動作無し) E_IRNG を返却(動作無し) E_IRNG を返却(動作無し) E_IRNG を返却(動作無し) E_IRNG を返却(動作無し) E_IRNG を返却(動作無し) E_IRNG を返却(動作無し) E_IRNG を返却(動作無し) E_IRNG を返却(動作無し) E_IRNG を返却(動作無し) E_IRNG を返却(動作無し) E_IRNG を返却(動作無し) E_IRNG を返却(動作無し) E_IRNG を返却(動作無し) E_IRNG を返却(動作無し) E_IRNG を返却(動作無し) Ir_EROn Ir_EROff Ir_RSOn Ir_RSOff Ir_BreakOn Ir_BreakOff Ir_CheckCD Ir_CheckDR Ir_CheckCS Ir_CheckCI Ir_CheckBreak Ir_Err_Get Ir_State_Set Ir_SetPortConfig Ir_Init Ir_SetWinMode Bluetooth 制御 E_BTNG を返却(動作無し) BT_Start E_BTNG を返
関数 実機動作との違い E_NG を返却(動作無し) cu_fileRecv E_NG を返却(動作無し) cu_msg_Send E_NG を返却(動作無し) cu_end E_NG を返却(動作無し) cu_close E_NG を返却(動作無し) cu_readErrStat E_NG を返却(動作無し) cu_readDIRjInfo 通信ユーティリティ制御(FLNK プロトコル) E_NG を返却(動作無し) cu_open E_NG を返却(動作無し) cu_fileSend E_NG を返却(動作無し) cu_fileAdd E_NG を返却(動作無し) cu_fileRecv E_NG を返却(動作無し) cu_close E_NG を返却(動作無し) cu_readErrStat E_NG を返却(動作無し) cu_idle E_NG を返却(動作無し) cu_cmdRecv E_NG を返却(動作無し) cu_fileDelete E_NG を返却(動作無し) cu_fileMove E_NG を返却(動作無し) cu_makeDir E_NG を返却(動作無し) cu_getFile
(2) 拡張機能ライブラリ 関数 アプリケーション支援ライブラリ ht_CheckDate ht_CheckYear ht_ConvertYear ht_Checksum ht_CalcCRC_ANSI ht_CalcCRC_CCITT ht_CalcCRC_X ht_CalcLRC ht_CheckCD ht_FCWait ht_StrInp ht_NumInp ht_DateInp ht_TimeInp ht_ShiftMode ht_MLTsend ht_MLTrecv ht_FLNKsend ht_FLNKrecv Ir_c_open Ir_c_close Ir_c_status Ir_c_hold Ir_c_chkopen Ir_c_dout Ir_c_din Ir_c_tmdin Ir_c_out Ir_c_break Ir_c_txrx Ir_c_iobox Ir_c_irout Ir_c_timer Ir_c_rs Ir_c_er Ir_c_ errs Ir_c_flush Ir_c_bfsts Ir_c_errbfring Ir_c_rderrsts Ir_c_chghdr ht_fileo
関数 ht_fileread ht_filewrite ht_filesize ht_filelof ht_waitmsec ht_dbgsendmsg ht_beep xy_modem Ir_xy_modem ビットマップ表示ライブラリ bmp_iDisplayBmpImage bmp_iDisplayBmpData Bluetooth プリンタライブラリ prn_BTinf_open prn_BTinf_close prn_BTinf_send prn_BTinf_recvSts 高速ファイルサーチライブラリ iHashAssign iHashRead iHashWrite iHashAdd TEC IrDA プリンタライブラリ prn_tecinf_open prn_tecinf_close prn_tecinf_send prn_tecinf_send2 prn_tecinf_status 送受信切替ライブラリ linkmodule_c_dout linkmodule_c_out IOBOX 検出切替ライブラリ io_detect 実機動作との違い 動作無し エラー終了(動作無し) エラー終了(動作
4. その他の機能 4.1. フォントコンバータ DT-930 C Language SDK GUI Version はアドインツールとして「フォントコンバータ」を搭載しています。 DT-930 エミュレータと実機ではフォントファイルのフォーマットが異なるため、DT-930 エミュレータでユー ザ定義フォントファイル※を使用する場合は、DT-930 実機で使用しているユーザ定義フォントファイルを DT-930 エミュレータ用のユーザ定義フォントファイルに変換する必要があります。 また、本ツールを使用して、新規にユーザ定義フォントファイル(for DT-900、DT-930、DT-930 エミュレー タ)を作成することが可能です。 ※ ユーザ定義フォントファイル 縮小 ANK(6×6)、縮小 ANK(8×8)、縮小 ANK(10×10) 標準 ANK(6×12)、標準 ANK(8×16)、標準 ANK(10×20) 漢字(12×12)、漢字(16×16)、漢字(20×20) 外字(12×12)、外字(16×16)、外字(20×20) フォントコンバータの構成 DT-900.
ユーザ定義フォントファイル(for DT-930) ユーザ定義フォントファイル(for DT-930)は DT-930 実機で使用するユーザ定義フォントファイルです。 既にユーザ定義フォントファイル(for DT-930)がある場合は、その編集および DT-900、DT-930 エミュレ ータ用のユーザ定義フォントファイルに変換することが可能です。 また、DT-900.kcg を使用して新規に DT-930 用のユーザ定義フォントファイルを作成することが可能で す。 ユーザ定義フォントファイル(for DT-930 エミュレータ) ユーザ定義フォントファイル(for DT-930 エミュレータ)は DT-930 エミュレータで使用するユーザ定義フォ ントファイルです。 既にユーザ定義フォントファイル(for DT-900 または DT-930)がある場合は、それをもとに作成することが 可能です。 また、DT-900.
4.1.1. 機能 フォントデータ表示/反映 作成または編集したユーザ定義フォントファイルを確認するための Viewer 機能です。 既存のユーザ定義フォントファイル(for DT-900、DT-930)を表示する場合は、以下のファイル名および拡 張子に修正してください。 • ファイル名 ファイル名 ANK6 ANK8 ANK10 ANK12 ANK16 ANK20 Kanji12 Kanji16 Kanji20 Gaiji12 Gaiji16 Gaiji20 内容 縮小 ANK(6×6) 縮小 ANK(8×8) 縮小 ANK(10×10) 標準 ANK(6×12) 標準 ANK(8×16) 標準 ANK(10×20) 漢字(12×12) 漢字(16×16) 漢字(20×20) 外字(12×12) 外字(16×16) 外字(20×20) • 拡張子 拡張子 *.ufh *.
フォント変換 作成または編集したユーザ定義フォントファイルを指定した機種用(DT-900、DT-930、DT-930 エミュレー タ)のユーザ定義フォントファイルまたは 1 文字ビットマップファイルに変換します。 DT-900、DT-930 用のユーザ定義フォントファイルは上記のファイル名と拡張子で出力します。 また、DT-930 エミュレータ用のユーザ定義フォントファイルは下記のファイル名で出力します。 • ユーザフォント定義ファイル(for DT-930 エミュレータ) ファイル名 UserAL6.ttf UserAL6W.ttf UserAL8.ttf UserAL8W.ttf UserAL10.ttf UserAL10W.ttf UserAS6.ttf UserAS6W.ttf UserAS8.ttf UserAS8W.ttf UserAS10.ttf UserAS10W.tt f GaijiAS6.ttf GaijiAS6W.ttf GaijiAS8.ttf GaijiAS8W.ttf GaijiAS10.ttf GaijiAS10W.
4.1.2.
Conversion 画面 ① ② ③ ① 項目名 出力ファイルの種類 ② OK ボタン ③ Cancel ボタン 説明 出力するファイル形式を選択します • True Type Font Files ユーザ定義フォントファイル(for DT-930 エミュレータ) • DT-930 User Font Files ユーザ定義フォントファイル(for DT-930) • DT-900 User Font Files ユーザ定義フォントファイル(for DT-900) • Bitmap File 1 文字ビットマップファイル 出力ファイルは「4.1.
Import 画面 ① ② ③ ⑤ ④ ⑥ ① ② 項目名 ファイルの場所(I) ファイル表示領域 ③ ファイル名(N) ④ ⑤ ファイルの種類(T) 開く(O) ボタン ⑥ キャンセル ボタン 説明 取り込むファイルが存在するフォルダを選択します ①で指定したフォルダ内にある④で指定した拡張子のファイルを表示し ます 取り込むファイルを指定します(複数指定可能) 「4.1.1 機能」に示したすべてのファイルを指定しなくても、エラーにはなり ません 指定したファイルに関するフォントのみ、基本画面の Font 表示領域を変 更します 「4.1.
メッセージダイアログ • エラーメッセージダイアログ 本ツール使用時に、エラーが発生した場合は、エラーメッセージダイアログを表示します。 図中の点線内に下表のメッセージのいずれかを表示します。 エラーメッセージ The KCG file is not found. Application will close. The memory which this application uses is short. The formats of the KCG file are different. Application will close. File name is different. Please choose 1 character to change. Size of 1 character to change is different from a Bitmap file. The BIN files are not found. This application cannot read an external character file. 説明 DT-900.
4.1.3. 使用方法 (1) 起動方法 ツールバーの「フォント変換」をクリックすることにより、「4.1.
(2) ユーザ定義フォントファイルの新規作成 ユーザ定義フォントファイルを新規作成します。ここでは、縮小 ANK(8×8)の「A」を変更し、ユーザ定義 フォントファイル(for DT-930 エミュレータ)を作成する手順を示します。 1. フォントコンバータを起動し、Display Font を「ANK 8*8dot」に変更します。 2. Font 表示領域に表示している「A」を左クリックし、インデックスナンバーのバックグランドカラーが変化 したことを確認します。 3.
4. 「Bitmap File」にチェックを入れ、「OK」を押下します。 5. 出力する任意のフォルダを選択し、「OK」を押下します。ここでは、C:¥TEMP に出力します。 出力フォルダ内に同名のファイルが存在する場合は上書き確認ダイアログを表示します。上書きしな い場合は別のフォルダを指定してください。 6. C:¥TEMP に ANK8_66.bmp が存在することを 確認し、ビッ トマップエデ ィタを用いて 編集し、 ANK8_66.bmp を上書き保存します。 7. 手順 1.および 2.
8. 「ファイルの場所(I)」に手順 5.で指定した C:¥TEMP を、「ファイルの種類(T)」に「Bitmap File (*.bmp)」 を選択すると、手順 6.で編集した ANK8_66.bmp が表示されていることを確認します。 9. ANK8_66.bmp を選択し、「開く(O)」ボタンを押下します。 10. Font 表示領域内の「A」が手順 6.
11. 「Conversion」ボタンを押下し、Conversion 画面を起動したことを確認します。 12. 「True Type Font Files」にチェックを入れ、「OK」ボタンを押下します。 13. 手順 5.と同様に、出力先フォルダに C:¥TEMP を選択し、「OK」ボタンを押下します。 出力フォルダ内に同名のファイルが存在する場合は上書き確認ダイアログを表示します。上書きしな い場合は別のフォルダを指定してください。 14. C:¥TEMP フォルダ内に「4.1.1 機能」のユーザフォント定義ファイル(for DT-930 エミュレータ)に示した ファイルが存在することを確認します。 ユーザ定義フォントファイル(for DT-900、DT-930)を新規作成する場合は、手順 12.
(3) 既存のユーザ定義フォントファイルの編集 既存のユーザ定義フォントファイル(for DT-930)を編集します。ここで使用する既存のユーザ定義フォン トファイルは、漢字(20×20)の「亜」を「DT930」に変更しているものとします。ここでは、「DT930」を変更し、 ユーザ定義フォントファイル(for DT-930)を編集する手順を示します。 1. 既存のユーザ定義フォントファイルを「4.1.1 機能」に示したファイル名および拡張子に変更します。 2. フォントコンバータを起動し、「Import」ボタンを押下します。 3. 「ファイルの場所(I)」に手順 1.でファイル名および拡張子を変更したファイルが存在するフォルダを、 「ファイルの種類(T)」に「DT-930 User Font File (*.ufv)」を選択します。ここでは、C:¥TEMP にファイル があるものとします。 4. 「Kanji20.ufv」を選択し、「開く(O)」ボタンを押下します。 (ファイルを複数選択することも可能です。ここでは漢字(20×20)を編集するため、Kanji20.
5. Display Font を「Kanji 20*20dot - 1」に変更します。 6. 「亜」が「DT930」に変わっていることを確認します。 7. 「(2) ユーザ定義フォントファイルの新規作成」の手順 3.~10.
8. 「Conversion」ボタンを押下し、Conversion 画面を起動したことを確認します。 9. 「DT-930 User Font Files」にチェックを入れ、「OK」ボタンを押下します。 10. 出力する任意のフォルダを選択し、「OK」を押下します。ここでは、C:¥TEMP に出力します。 出力フォルダ内に同名のファイルが存在する場合は上書き確認ダイアログを表示します。上書きしな い場合は別のフォルダを指定してください。 11. C:¥TEMP フォルダ内に「4.1.1 機能」のユーザフォント定義ファイル(for DT-930)に示したファイルが存 在することを確認します。 編集したユーザ定義フォントファイル(for DT-930)を DT-930 エミュレータ、DT-900 で使用する場合は、 手順 9.で「True Type Font Files」または「DT-900 User Font Files」を選択してください。 また、手順 3.で「ファイルの種類(T)」に「DT-900 User Font File (*.
4.1.4. 注意事項 外字について 本ツールの初回起動時は、Display Font を「Gaiji 12*12dot」、「Gaiji 16*16dot」、「Gaiji 20*20dot」に設定 しても、Font 表示領域に何も表示しません。 外字を編集するためには、「4.1.3 使用方法 (3) 既存のユーザ定義フォントファイルの編集」の手順 3.
4.2. LMWIN 4.2.1. 機能 アップダウンロードユーティリティソフトウェアは、以下の機能を実行することができます。 1. ホスト PC と HT 間のファイルの送信、受信 2. 各種コマンドの実行(ブザー鳴動、フォーマット) 3. ホスト PC 上でのスクリプトファイル実行 4. USB または RS-232C 接続による通信機能 また、ホスト PC と HT 間の以下にあげる 15 のコマンド機能があります。 1. ファイル送信 2. ファイル受信 3. ファイル追加送信 4. ファイル追加受信 5. ブザー鳴動 6. フォーマット 7. 日時設定 8. 削除 9. 移動/名前変更 10. ディスク情報取得 11. ファイル情報取得 12. ファイル情報設定 13. セッション終了 14. 子プロセス実行 15. 文字列表示 4.2.2. 使用方法 (1) 起動方法 インストールしたディレクトリ内の LMWIN32.
(2) メインメニュー 以下の画面を表示します。4 つのメニューがメニューバーにあります。 スクリプト :スクリプトメニューが表示されます 環境設定 :環境設定メニューが表示されます 実行 :通信メニューが表示されます ヘルプ :ヘルプ画面へ (3) スクリプトメニュー スクリプトメニューには下記のプルダウンサブメニューがあります。 新規作成 :新しいスクリプトファイルを作成します。 開く :既存のスクリプトファイルを開き、編集します。 印刷 :スクリプトファイルを印刷。現在は実行できません。 終了 :アップダウンロードユーティリティを終了します。 67
(4) スクリプトファイル新規作成 「新規作成」サブメニューオプションを選択すると、下の画面になります。 追加 :コマンドを「スクリプト」に追加します 結合 :前のスクリプトコマンドに結合します 戻る :メイン画面に戻ります スクリプトファイルのセーブはしません 保存 :スクリプトファイルを上書き保存します 名前を付けて保存 :名前を付けて保存します 参照 :HT に送るファイルを選択できます (5) スクリプトファイルを開く スクリプト選択画面でスクリプトファイルを選択すると次の画面になります。 68
スクリプト選択画面でスクリプトファイルを選択すると次の画面になります。 「スクリプトファイル」に選択したスクリプトファイルの内容が記述されます。 (6) 環境設定メニュー 環境設定メニューには以下のプルダウンサブメニューがあります。 :RS-232C で通信します RS-232C :SCSI で通信します SCSI TCP/IP :TCP/IP で通信します TCP/IP(New) :TCP/IP で通信します B.S/B.B(IO BOX) :B.S/B.
ここでは、例として次のように設定しています。 COM ポート :COM1 ボーレート :57600BPS パリティ :なし ストップビット :1 ビット データ長 :8 ビット (8) 実行 実行メニューには下記のプルダウンサブメニューがあります。 「接続」→「開始」サブメニューは HT からのコマンド受け付け状態になります。 「コマンド」サブメニューはコマンド実行画面を表示します。 「スクリプト」サブメニューは実行スクリプト選択画面を表示します。 「中断」サブメニューは通信中に選択でき、通信を中断します。 70
サーバーモードを開始することにより通信を初期化して、HT から来る接続要求の受け付け状態へアプウ ダウンロードユーティリティを移行させます。 (9) LMWIN コマンド コマンド画面では 1 種類のコマンドを実行することができます。 コマンド実行時はモード設定を行なうことができ、1 回モードが選択されると、HT との通信接続は切り離し ません。 また、連続モードが選択されると、「中断」サブメニューが選択されるまで繰り返し実行します。デフォルト は連続モードです。 (10) スクリプト実行 スクリプト選択画面では1種類のスクリプトを選択できます。 選択したスクリプトを実行します。 71
(11) インストール DT-930 を I/O ボックスに載せて、次の手順で DT-930 本体側のインストール準備を行い、インストールを 開始します。 1. 「S」キーと「.」キーを押しながら電源をオンします(システムニュー起動)。 2. 「4」キーを押します(「4:テンソウ」メニューが起動)。 3. 「5:プロトコル」を設定します。 FLINK を選択します。 4. 「6:ポート」を設定します。 I/O ボックス経由に設定します。 5. 「7:ソクド」を設定します。 PC 側、I/O ボックスの設定に合わせて通信速度を設定します。 6. 「4:ユーティリティ」を選択します。 「4」キーを押すと「ユーティリティ」メニューが表示されます。 7.
4.3. MultiDrop 4.3.1. 機能 アップダウンロードシステムは、HT 本体とホスト PC の間で以下の業務を行えることを目的と しています。 アプリケーションインストール :ホスト PC から HT 本体にアプリケーションをインストール ファイル送信 :ホスト PC 上のファイル(データ)を HT 本体に送信 ファイル受信 :HT 本体上のファイル(データ)をホスト PC にて受信 4.3.2. 使用方法 (1) 起動方法 インストールしたディレクトリ内の MULTI32J.
(2) 環境設定画面 環境設定画面はメニューバーの環境設定をクリックすることにより表示します。 (3) ファイル設定画面 ファイル設定メニューは、環境設定メニューでファイル設定を選択することにより表示します。 この画面でファイル格納ディレクトリの設定、送信ファイル種別の設定値の確認および変更、およびアペ ンドモードの設定を行います。 74
(4) 通信設定画面 通信設定メニューは環境設定メニューで通信設定を選択することにより表示します。 この画面で通信速度、データ長、パリティ、ストップビットの設定値の確認、および変更を行います。 通信スピードを以下の 5 つより選択します。 ・1200BPS ・2400BPS ・4800BPS ・9600BPS ・19200BPS (5) 通信実行画面 通信実行画面は、基本画面で通信実行を選択することにより表示する通信実行中画面です。 通信実行中は、その処理フェイズによって、ポーリング中と通信中の 2 種類があります。 • ポーリング中の画面 75
• 通信中の画面 (6) システムメニュー画面 HT ユーティリティを操作するには、最初にシステムメニューを起動しなければなりません。 システムメニューが起動すると、次のようなメニューを表示します。 メニュー 1:APキドウ 2:モードセット 3:ヒヅケ/ジコク 4:テンソウ 5:バージョン 「4:テンソウ」を選択してください。 (7) 転送メニュー画面 テンソウ 1:ドウホウインストール 2:APインストール 3:コキサクセイ 4:ユーティリティ 6:ポート SIR 7:ソクド 115k 「2:AP インストール」を選択してください。 76
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