カシオハンディターミナル Rev 1.0 カシオ計算機株式会社
目 次 1.適用 ..............................................................................1 2.概要 ..............................................................................1 3.概略仕様 ..........................................................................1 4.インターフェース ..................................................................4 4.1 IrDAインターフェース .......................................................4 4.2 RS−232C ................................................................16 5.伝送シーケンス ...........
6.3.15 コマンド使用例 ...........................................................66 7.エラー処理 .......................................................................68 8.ステータス印字 ...................................................................70 9.再発行機能 .......................................................................72 10.省電力モード ...................................................................72 11.自動ラベル頭出し ...............................................................72 12.文字コード表 .....................
1.適用 本仕様書はポータブルプリンタ “DT−810PR” のソフトウエア仕様に適用します。 2.概要 外部機器インターフェースは、ホストとなるH/T(ハンディーターミナル)とプリンタをIrDAイ ンターフェースまたはRS−232Cインターフェースにて接続し、フォーム登録業務、ラ ベル発行業務等を行います。 本仕様書では、外部機器インターフェースの使用方法および再発行キーの使用方法について 述べます。 3.概略仕様 本プリンタは、初期設定としてH/Tよりラベルのフォーマット情報や外字データおよびグ ラフィックデータなどをあらかじめフラッシュROMに登録します。その後、送られてくる 印字データと登録されているフラッシュROM内のフォーマットや外字データなどをリン クさせて描画し発行します。 また、レシート発行モードにおいては、H/Tより送られてくるデータやコマンドに従い、 描画/発行を行います。 (1) 概略寸法 128(W)×44(D)×103(H) mm (ベルトホルダー部、カバーオープンレバー部等を除く) (2) 重量 約460g (バッテリーを含む、用紙を除く) (3) 印字方式 熱直接発色方式
(8) フォーマット 最大20種類までストア可能 (9) グラフィック 1個ストア可能(48×20mmまで) (10) 外字 最大50種類までストア可能(24×24ドット固定) (11) インターフェース IrDA I/F RS−232CI/F (12) 電源形態(リチウムイオン) バッテリ方式 : 7.2V 1350mAh(公称容量) 充電方式 : バッテリ単体(バッテリチャージャー使用) (13) バッテリ容量 約300枚(52(W)×40(H)mmラベル)/1充電 (25゜C、8H使用) (注)ただし、印字内容により異なる場合があります。 (14) スイッチ 電源スイッチ(スライド方式) 再発行用ボタンスイッチ (15) センサー カバーオープンセンサー 用紙位置検知用センサー 台紙検知用センサー (16) LED 赤色LED 1個 電源投入時・・・・・・・・・・・・・・・約1秒間点灯 エラー表示・・・・・・・・・・・・・・・点滅(短い周期(0.1秒ON、 0.
(20) ヘッド断線チェック機能 電源投入時とカバークローズ時、断線チェックを行う。断線ドットがあった場合、 ヘッド断線エラーとなります。 (21) ステータス送信 プリンタは下記のいずれかの条件によりステータスを送信します。 ・ステータス要求があった場合 ・コマンド処理終了時(エラー終了を含む)(RS−232Cのみ) ・ステータス自動送信有りに指定されているときの発行終了時(RS−232Cのみ) ・プリンターがエラー状態にあるときにIrDA I/Fによりコマンドを受信した場合 (22) 自動頭出し機能 ラベル交換時カバーを閉めるとラベルをフィードし、自動的に頭出しを行います。ただし、 レシート発行モードで動作している場合、およびセンサー指定無しで動作している場合は頭 出しフィードは行いません。 (23) ステータス印字 再発行用スイッチを押しながら電源をONすると、プリンタの状態を印字します。 - 3 -
4.インターフェース 4.1 IrDAインターフェース IrDA規格の内、物理層であるIrDA−SIRのみを利用し、データリンク層は独自の 簡易プロトコルを規定します。 トランスポート層 IrLMP B-210プロトコル IrLAP IrDA-SIR IrDA-SIR IrDA V1.0規格 部は必須 (1)物理層仕様 項目 B-210 仕様 通信方式 転送速度 通信距離 放射光のピーク波長 通信可能角度 周囲照度 放射強度 IrDA−SIR V1.0準拠物理層 19200bps 0.
(3) 入出力信号 ・RD(H/T→プリンタ) H/Tからプリンタが受けるデータ信号。 ロジック"1"は"Low"、"0"は"High"。 送信されていない時はLow状態となります。 ・SD(プリンタ→H/T) プリンタからH/Tに送るデータ信号。 ロジック"1"は"Low"、"0"は"High"。 送信されていない時はLow状態となります。 (4) 伝送制御 H/Tはプリンタ→H/Tのプリンタレディを意味するNAK(15H)/ACK(06H)、ス テータスパケット、H/T→プリンタのリンク要求PAD(FFH)、コマンドパケット、E OT(04H)により伝送制御を行います。 ①リンク要求(H/T→プリンタ) H/Tはプリンタとリンクをするためにリンク要求PAD(FFH)を送信しなければなり ません。リンク要求PADはプリンタがリンクを確保してプリンタレディとするまで断 続的に送信するものとします。 ②プリンタレディ(プリンタ→H/T) プリンタはH/Tからのリンク要求PADを検出しコマンドパケット受信レディにな った時、40msec以内にNAKを送信します。また、CRC等のエラーが発生した場合、 NAKを送信
④ステータスパケット(プリンタ→H/T) プリンタはH/Tからのコマンドに対し、エラー状態にあった場合、あるいはステータ ス送信の要求があった場合にステータスを送信します。 送信するデータ プリンタ状態 STX プリンタID 各フォームのバージョン番号 02H xxH xxH V01 V02 ・・・・・・・・・ V20 xxH バッテリ状態 xxH CRC xxH xxH CRC計算対象範囲 プリンタID・・・・・2バイトのHEXデータ(High・Lowの順) 各フォームのバージョン番号(00H∼09H) V01・・・・・・・・フォーム番号01のバージョン(1バイトのHEXデータ) V02・・・・・・・・フォーム番号02のバージョン(1バイトのHEXデータ) : : V20・・・・・・・・フォーム番号20のバージョン(1バイトのHEXデータ) プリンタ状態・・・・・プリンタの状態を1バイトのデータで示します 00H : 通常状態(アイドル中) 01H : カバーオープン状態 02H : コマンドのシンタックスエラー 03H : フィードジャム 04H : ラベルエンド 05
⑤ラベル発行モードでのコマンドパケット(H/T→プリンタ) STX プリンタID レングス 02H xxH xxH xxH コマンド CRC xxH xxH レングス対象範囲 CRC計算対象範囲 ・プリンタID・・・・・2バイトのHEXデータ(High・Lowの順) ・レングス・・・・・・・・・コマンドデータのバイト数を示すHEXデータ(04H∼FFH) ・CRC・・・・・・・・・・・2バイトのHEXデータ(Low・Highの順) * フォーム登録開始∼終了までは、複数のコマンドを1パケット内に納めて送信しても 構いませんが、コマンドがパケットをまたがってはいけません。また、他のコマンド に関しては1パケットに1コマンドのみとして下さい。 * グラフィックデータ登録コマンドを除く他の全てのコマンドは複数のパケットにま たがるように送らないで下さい。。ただし、データ印字コマンドはレシート発行モード の形式を利用して複数パケットを連結できます。(p8参照) ⑥レシート発行モードでのコマンドパケット(H/T→プリンタ) STX プリンタID レングス モード フラグ コマンド&デー
⑦ターンアラウンドタイム プリンタは、PAD/コマンドパケットの受信完了時点より10ms確保してから、 NAK/ACK/ステータスパケットを送信します。 補足1. ラベル発行モードでの1パケットに入りきれないデータ印字コマンドの送信方法 ラベル発行モードのデータ印字コマンドが1パケットに入りきれない場合(256バイト以 上)は、レシート発行モードでのコマンドパケット形態(P13参照)を利用して複数パケッ トに分割して送信することができます。 条件: 文字列、バーコードフィールドコマンドでのデータレングスは00固定 JIS8、シフトJIS漢字コードのみ (例)下記のデータ印字コマンドの場合 X[01H][01H][01H] ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ[LF]ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ[LF] ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ[LF]ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ[LF] ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ[LF]ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ[LF] ABCDEFGHIJKLM
【例】ラベル発行モード 正常系 1つのパケットで終了する場合 プリンタ H/T PAD リンク要求を検出 リンク確保 NAK 40 msec 以内 正常受信 コマンドパケット コマンド処理開始 ACK EOT 登録終了あるいは発行終了 ACK コマンド処理終了の ACK 送信 複数のパケットを送信する場合(フォーム登録、データ印字、グラフィック登録時) H/T プリンタ PAD リンク要求を検出 リンク確保 NAK 40 msec 以内 正常受信 コマンドパケット ACK コマンド処理開始 コマンドパケット ACK コマンドパケット ACK EOT 登録終了あるいは発行終了 ACK - 9 - コマンド処理終了の ACK 送信
ステータス要求コマンドを送った場合 プリンタ H/T PAD リンク要求を検出 リンク確保 NAK 40 msec 以内 正常受信 ステータス要求コマンドパケット ステータスパケット ステータス送信 EOT ・始動時には一度ステータス要求コマンドを送り、プリンタのIDを獲得する必要があります。 ・コマンドパケットにおけるプリンタIDを0と指定した場合は、全てのプリンタに受け付けられ ます。 ・RS-232Cケーブルが接続中はIrDAは受け付けません。 - 10 -
異常系 通信中にエラーがあった場合 H/T プリンタ タイムアウト PAD/コマンドパケット NAK/ACK/ステータスパケット NAK/ACK/ステータスパケット送信後 1sec 以内にコマンドパケット/EOT が 受信できない場合はリンクを終結し ます。 ただし、1sec 以内に CRC エラー、フ レーミング・オーバーランエラーが起きた場合 はタイマーをリセットします。 CRC エラー コマンドパケット NAK 受信コマンドが CRC エラーの場合には コマンドパケット受信完了後に NAK を送信します フレーミング・オーバーランエラー EOT/コマンドパケット NAK EOT/コマンドパケットの受信でフレーミン グ・オーバーランエラーが発生したら、その 時点で NAK を送信します エラー中に通信した場合 プリンタ H/T PAD リンク要求を検出 リンク確保 NAK 40msec 以内 コマンドパケット ステータスパケット EOT エラー状態にあると ACK ではなく ステータスパケットを返します エラー解除 コマンド処理は行
エラー中にステータス要求コマンドを送った場合 プリンタ H/T PAD リンク要求を検出 リンク確保 NAK 40msec 以内 ステータス要求コマンドパケット ステータスパケット EOT 通常状態、エラー状態にかかわらず ステータス要求コマンドに対してはステータス パケットを返します。 エラー解除 コマンド処理中にエラーが発生した場合 プリンタ H/T PAD リンク要求を検出 リンク確保 NAK 40msec 以内 正常受信 コマンドパケット ACK コマンド処理開始 EOT エラー発生 異常終了のため ACK は送信 しません タイムアウト時間 H/T PAD送信後NAK待ちタイムアウト・・・・・・・・・・・・・・50msec コマンド送信後ACK待ちタイムアウト・・・・・・・・・・・・200msec (*)発行やフラッシュROMへの登録はその処理内容により処理時間が異なるため 処理終了のACK待ちのタイムアウト設定はしません。 プリンタ NAK送信後コマンド待ちタイムアウト・・・・・・・・・・・・1sec ACK送信後EOT/コマンド待ちタイムアウト
【例】レシート発行モード 基本的な伝送制御はラベル発行モードと同様だがコマンドパケット毎のフラグの設定方法 の例を下記に示します。 プリンタ H/T PAD リンク要求を検出 リンク確保 NAK STX ID ID レングス Y 80H コマンド&データ CRC CRC 40 msec 以内 レシートコマンドのパケット ACK STX ID ID レングス Y 81H コマンド&データ CRC CRC レシートコマンドのパケット ACK STX ID ID レングス Y 02H コマンド&データ CRC CRC ACK コマンド処理開始 EOT コマンド処理終了 ACK コマンド処理終了の ACK 送信 ※ フラグ説明 7 6 5 4 3 2 1 0 ブロックNo. (0∼F) レシートNo.
[ラベル発行モード] プリンタの状態遷移 事象 リンク確保 状態 リンク待ち S1 NAK送信後 コマンド待ち 発行コマンド 受信 発行終了 登録コマンド 受信 登録終了 ステータス要求 コマンド受信 EOT受信 タイムアウト CRCエラー フレーミングエラー オーバーランエラー リンク終結 NAK送信 NAK送信 シンタックスエラー 登録エラー 発行中エラー NAK送信 àS2 通常 ACK送信 コマンド解析 通常 ステータス送信 àS3 エラー中 ステータス送信 àS3 エラー中 ステータス送信 S2 àS4 ACK送信後 コマンド/EOT待ち ACK送信 コマンド解析 EOT受信済 ACK送信 (注1) àS4 ステータス送信 S3 àS1 EOT受信未 àS3 ステータス送信後 EOT待ち S4 àS3 ステータス送信 àS3 ステータス送信 àS4 àS4 àS1 àS1 登録コマンド 登録処理開始 àS3 リンク終結 (注2) 発行コマンド 発行終了済なら ACK送信(注1) àS1 発行終了未なら àS3
[レシート発行モード] プリンタの状態遷移 事象 リ ン ク 確 途中ブロック 保 パケット受信 状態 リンク待ち S1 NAK送信後 パケット待ち 最終ブロック パケット受信 発行終了 ステータス要求 コマンド受信 EOT受信 タイムアウト CRCエラー フレーミングエラー オーバーランエラー リンク終結 NAK送信 NAK送信 シンタックスエラー 発行中エラー NAK送信 àS2 通常 ACK送信 通常 ACK送信 コマンド解析 通常 ステータス送信 àS3 エラー中 ステータス送信 àS3 エラー中 ステータス送信 àS3 エラー中 ステータス送信 àS4 ACK送信 àS4 ACK送信 S2 ACK送信後 パケット/EOT待ち EOT受信済 àS1 àS4 ステータス送信 コマンド解析 S3 àS4 EOT受信未 àS3 ステータス送信後 EOT待ち S4 àS3 ステータス送信 àS3 àS3 ステータス送信 àS4 ステータス送信 àS4 àS1 通常コマンド 発行終了済 ACK送信 àS1 発行終了
4.
②コマンド送信上の注意事項 ・ラベル発行モードにおいてH/Tは以下のコマンドを送信したら必ず処理終了のス テータスを受けてから次のコマンドを送信して下さい。処理終了のステータスを待 たずに次のコマンドを送信すると次のコマンドは受信されずに捨てられる場合があ ります。 ・印字濃度微調コマンド(フォーム登録に含まない場合) ・印字位置微調コマンド(フォーム登録に含まない場合) ・フォーム登録終了コマンド ・グラフィックデータ登録コマンド ・外字データ登録コマンド ・ステータス要求コマンド ・モード切り換えコマンド ・剥離センサー調整コマンド ・データ印字コマンド ※ データ印字コマンドでステータス自動送信なし指定の場合は発 行終了のステータスは送信されないのでステータス要求コマン ドにてプリンタの状態をチェックしプリンタが通常状態(アイ ドル中)になったら次のコマンドを送信して下さい。 ・ステータスの内容 送信するデータ(5バイト固定) STX 固定値 プリンタ状態 バッテリ状態 02H 00H 00H xxH xxH プリンタID・・・・・2バイトのHEXデータ(High・Lowの順) プリンタ状態・・
(2)コネクタピン配列と信号説明 5 4 3 2 1 10 9 8 7 6 ピン番号 1 2 信号名 P5V 説 明 外部への電源供給用+5Vライン (Max.100mA) 3 TXD 4 RXD 5 RTS プリンタからH/Tに送るデータライン。 ロジックは“1”は“LOW”、“0”は“HIGH”。 プリンタ→ 送信されていないときは“LOW(MARK)”状態。 省電力モード時はハイインピーダンス状態。 H/Tからプリンタに送るデータライン。 ロジックは“1”は“LOW”、“0”は“HIGH”。 ←H/T 送信されていないときは“LOW(MARK)”状態。 プリンタは制御しない。 6 CTS プリンタは入力しない。 7 TEST 8 9 SG1 全てのデータ及びコントロール信号用のグランド ライン(ノイズフィルタ無し) 10 SG2 全てのデータ及びコントロール信号用のグランド ライン(ノイズフィルタ付き) SG1と接続のこと。 - 18 - 信号の方向
(3)結線図 【ホスト側】 CD TXD RXD RTS CTS DTR DSR CI GND 【プリンタ側】 1 P5V 2 P5V 3 TXD 4 RXD 5 RTS 6 CTS 7 TEST 8 SG1 9 SG1 10 SG2 1 3 2 7 8 4 6 9 5 (4)インターフェイス回路 入力回路 RXD LTC1384 相当 TXD LTC1384 相当 出力回路 信号レベル 入力 H・・・+3V∼+13V L・・・-3V∼-13V 出力 H・・・+5V∼+12V L・・・-5V∼-12V (5) プリンタ側使用コネクタ ・プリンタ側(レセプタクル) メーカー:DDK 型名 :DHF-RAA10-213ND ・ケーブル側(プラグ) メーカー:DDK 型名 :DHF-PDA10-1-A01 ・挿抜回数 ・・・・ 最大500回 - 19 -
5.伝送シーケンス 5.1.
(2)通常時 ホスト プリンタ START START RS-232C RS-232Cでデータ送受信 データ印字コマンド NG データチェック OK 連続 連続/剥離 剥離 No 正常終了 印字 印字 印 印字 発行終了ステータス送信 発行終了ステータス送信 Yes 終了 次のコマンドへ Yes No No 再発行ボタンが 押されたか 再発行ボタンを押す Yes 印字 印字 ・連続発行の場合、プリンタは指定枚数分発行する。ラベルの貼り損ね等により不足が生じた 時は再発行キーにより再発行します。 ・剥離発行の場合、プリンタは指定枚数にかかわらず1枚しか発行しません。必要な枚数だけ 再発行キーにより発行させて下さい。 - 21 -
5.2.
(2)通常時 ホスト プリンタ START START RS-232C レシート発行用コマンド&データ データ受信 印 字 ステータス要求コマンド No データ受信 正常終了 Yes ステータス送信 レシート発行用コマンド&データ データ受信 印 字 ステータス要求コマンド No データ受信 正常終了 Yes ステータス送信 ・レシート発行モード時は発行終了のステー タスを自動送信しないので、送信したデー タが正常に発行したかどうかをステータス 要求コマンドにて確認して次のレシート発 行を行って下さい。エラー等で発行できな かった場合には再度データを送信し直して 下さい。 No 再発行ボタンが 押されたか? Yes 20mmフィード ・レシート発行モードの場合の再発行キーは 20mmフィードとなります。 ・レシート発行モード時は連続/剥離の設定 にかかわらず必ず1枚発行となります。 - 23 -
6.インターフェースコマンド 本プリンタには、フォーム情報や外字データをあらかじめフラッシュROMに登録しておき、 データ印字コマンドの印字データとフラッシュROM内のフォームや外字データとをリンクさ せて描画、発行する"ラベル発行モード"と、送られて来るデータに従い都度、描画、発行する "レシート発行モード"の2つのモードがあります。このモードの切換えはコマンドにより行い ます。 6.1.
6.2 ラベル発行モード 6.2.1 コマンド概要 (1)インターフェースコマンド形態 ESC コマンド&データ LF NUL (1BH) (0AH) (00H) ・データ印字コマンドは通信時間短縮のため、形態が異なります。 ・[ESC]からまで[LF][NUL]までは各コマンドにて指定された長さでなければ なりません。 (2)リファレンスの見方 機能 コマンド機能の概略を示します。 書式 コマンドの書式を示します。 書式指定方法は次の規則に従います。 ・大文字(PC、XB等)はコマンドコードを示します。 ・小文字(aa、bbbb等)はパラメータ項目を示します。 ・[ ]は記述用の記号です。実際に送信しないで下さい。 ・( )は省略可能を示します。 ・その他の記号は、必ず指定の位置で送信して下さい。 用語 書式中で用いる用語の説明を示します。 解説 コマンドの詳細説明を示します。 補足 コマンドの補足説明を示します。 参照 関連するコマンドを示します。 例題 コマンド例を示します。 6.2.
6.2.
6.2.
6.2.
6.2.6 印字位置微調コマンド [ESC]AX 機能 印字位置に対し微調を行います。 書式 [ESC]AX;abbb[LF][NUL] 用語 a bbb 解説 : プラスするのかマイナスするのかを示します +:プラス(後方) −:マイナス(前方) : 印字位置微調値 000∼100 (0.
6.2.
6.2.
6.2.
6.2.10 ラベルサイズ設定コマンド [ESC]D 機能 ラベルサイズを設定します。 書式 [ESC]Daaaa,bbbb,cccc[LF][NUL] 用語 aaaa : ラベルピッチ長 0100∼1670 bbbb : 有効印字幅 0480(固定値) cccc : 有効印字長 0070∼1600 解説 (0.1mm単位) (0.1mm単位) (0.1mm単位) (1)フォーム登録開始コマンド送信後、各フィールドコマンドや印字濃度/印字位 置微調コマンドに先立ち必ずラベルサイズ設定を送信しなければなりません。 (2) ラベルの先頭から5mmの無印字エリアに印字を行うためには、印字位置微調 コマンドを使用し印字開始位置を変更させることができます。ただし、この場合 ラベル間ギャップを大きくする必要があります。 (3) Y方向の座標原点はギャップ(黒マーク)のセンターから6.5mmの位置と なります。つまり、ギャップ(黒マーク)3mmの場合、ラベルエッジの先頭か ら5mmの位置がY方向の座標原点となります。(下図参照) X 0 Y X 0 Y 有効印字幅 座標原点(0,0) 6.
6.2.11 文字列フィールドコマンド [ESC]PC 機能 文字列をラベル上のどの位置にどのように印字するのか設定します。 書式 [ESC]PCaa;bbbb,cccc,d,e,f,gg,h,ii,j,k(,Pl)[LF][NUL] 用語 aa : フィールドNo. bbbb : cccc : d : e : f : gg : h : ii : j : k : Pl : 00∼31(ただし、1フォーム内でバーコードのフィールドNo.と同 じ値を使用しないで下さい) 文字列の基点X座標 4桁固定 (0.1mm単位) 文字列の基点Y座標 4桁固定 (0.1mm単位) 文字の横倍率 1 : 0.5倍 4 : 2 倍 7: 3.5 倍 2 : 1 倍 5 : 2.5 倍 8: 4 倍 3 : 1.5倍 6 : 3 倍 (ただし、ボルド文字は 0.5倍、1倍のみ) 文字の縦倍率 1 : 0.5倍 4 : 2 倍 7: 3.5 倍 2 : 1 倍 5 : 2.5 倍 8: 4 倍 3 : 1.5倍 6 : 3 倍 (ただし、ボルド文字は 0.
解説 (1)フィールドNo. このフィールドNo.の順番通りにデータ印字コマンド(X)内のデータが選択され リンクされます。(フィールドNo.00のフォーマットと1番目のデータ、フィール ドNo.01のフォーマットと2番目のデータというように、以降同様にフォーマッ トとデータはリンクされます。) 従って、文字列のフィールドNo.とバーコードのフィールドNo.は必ず00から の連番(昇順)になっていなければなりません。また、1フォーム内で文字列のフィール ドNo.と同じバーコードのフィールドNo.を付けてはいけません。 (2) 基点座標 X 0 Y 座標原点(0,0) 紙送り方向 有効印字幅 SAMPLE 有効 印字長 基点座標 ラベル 台紙 (3)横倍率、縦倍率 横1倍 縦1倍 横2倍 縦1倍 縦倍率 横1倍 縦2倍 横倍率 横2倍 縦2倍 【注意】大きな文字、又は文字数が多い場合、印字濃度が低下する場合があります。 (1ライン当りの印字率が高い場合、印字濃度が低下します。) - 35 -
(4)文字と文字との間隔は以下のようになります。 標準文字 横2倍 24 ドット 12 ドット 12 ドット 12 ドット 24ドット 24ドット 24ドット ボルド文字 96 ドット 48ドット 16 ドット 48ドット 16 ドット 48ドット 16 ドット 48ドット 漢字(横1倍) 24 ドット 24ドット 24ドット 24ドット 漢字(横2倍) 24 ドット 48ドット 48ドット - 36 - 16 ドット 48ドット
価格文字1(横1倍) 40 ドット 16 ドット 16 ドット 16 ドット 16 ドット 価格文字1(横2倍) 40 ドット 32ドット 32ドット 32ドット (5)文字・文字列回転 基点 【0°】 【90°】 【180°】 【270°】 (6)データレングス、データコード JIS8 ‥‥‥データ1バイトを1桁と数えたレングス パックドBCD‥‥パックされた結果でなくパックされる前のレングス 漢字の時・・・・・・・・・・1文字を2バイトと数えたレングス データコード JIS8 パックドBCD 漢字 データ 12345 12345 漢字 送信データ 31H 32H 33H 34H 35H 12H 34H 50H 8AH BFH 8EH 9AH データレングス 5 5 4 ※ 同じデータを送信したい場合データコードがJIS8でもパックドBCD も設定するデータレングスは同じ値です。 - 37 -
(7)印字位置 ・左寄せ(デフォルト) 基準座標 ・中央寄せ 基準座標 ・右寄せ 基準座標 例題 座標原点(0,0) 有効印字幅 SAMPLE 有効 印字長 (3mm,12mm) 文字列 No.
6.2.12 バーコードフィールドコマンド 機能 [ESC]XB バーコードをラベル上のどの位置にどのように印字するのかを設定します。 ◎NW7、CODE39、インターリーブド2of5の場合 書式 [ESC]XBaa;bbbb,cccc,d,e,ff,gg,hh,ii,jj,k,llll,m,nn,o,p[LF][NUL] 用語 aa : フィールドNo. bbbb : cccc : d : e : ff : gg : hh : ii : jj : k : llll : m : nn : o : p : 00∼31(ただし、1フォーム内で文字列のフィールドNo.と同じ値を使 用しないで下さい) バーコードの基点X座標 4桁固定 (0.1mm単位) バーコードの基点Y座標 4桁固定 (0.
◎JAN8、JAN13の場合 書式 [ESC]XBaa;bbbb,cccc,d,e,ff,g,hhhh,iii,j,kk,l,m[LF][NUL] 用語 aa : フィールドNo. bbbb : cccc : d : e : ff : g : hhhh : iii : j : kk : l : m : 00∼31(ただし、1フォーム内で文字列のフィールドNo.と同じ値を使 用しないで下さい) バーコードの基点X座標 4桁固定 (0.1mm単位) バーコードの基点Y座標 4桁固定 (0.1mm単位) バーコードの種類 0 : JAN8 5 : JAN13 チェックデジットの種類 3(固定値) : チェックデジット自動付加 1モジュール幅の指定 02∼03 (1dot単位) バーコードの回転方向 0 : 0° 1 : 90° 2 : 180° 3 : 270° バーコードの高さ 0001∼0350 (0.1mm単位) ガードバーの長さ 000∼050 (0.
解説 (1)フィールドNo. このフィールドNo.の順番通りにデータ印字コマンド(X)内のデータが選択され リンクされます。(フィールドNo.00のフォーマットと1番目のデータ、フィール ドNo.01のフォーマットと2番目のデータというように以降同様にフォーマット とデータはリンクされます。) 従って、文字列のフィールドNo.とバーコードのフィールドNo.は必ず00から の連番(昇順)になっていなければなりません。また、1フォーム内で文字列のフィール ドNo.と同じバーコードのフィールドNo.を付けてはいけません。 (2)基点座標 X 0 Y 紙送り方向 有効印字幅 座標原点(0,0) 基点座標 有効 印字長 ラベル 台紙 (3)チェックデジットの種類 下表のように、バーコードの種類によって設定値が異なります。 バーコード 種類 種類 C/D NW7,CODE39,インターリーブド2of5 JAN8,JAN13 1 C/D 付加なし 指定不可 3 指定不可 MOD10自動付加 - 41 -
(4)バーコードの回転方向 基点 基点 基点 【0°】 【90°】 基点 【180°】 【270°】 [注意]90°又は270°回転した場合、バー高さによっては印字濃度が低下する場合があります。バー高さ14mm 以下で使用して下さい。(高さ14mmを超えるバーコードの印字品質は保証出来ません) (5)バーコードの高さ バーコード 高さ ガードバー高さ 4940 d123456d 0458 (6)バー下数字 バー下数字有/無のパラメータに従いバー下数字を付加します。 バー下数字の文字種類は標準文字を使用します。 (7)スタート/ストップコードは自動付加されないので、送信データに含めて送って下さい。 コード39やNW7にスタート/ストップコードを付加しないで送信した場合、そのバー コードは印刷されません。 (8) インターリーブド2of5指定時、データレングスが奇数桁の場合、自動的にデータの 先頭に0を付加して偶数桁に補正します。 例題 座標原点 (0,0) 有効印字幅 (5mm,18mm) 有効 印字長 バーコードNo.
6.2.13 グラフィックフィールドコマンド [ESC]N 機能 プリンタに登録されているグラフィックデータをどこに印字するかを設定します。 書式 [ESC]N;a,bbbb,cccc[LF][NUL] 用語 a : 呼び出して描画するグラフィックデータの番号 1(固定値) bbbb : グラフィックデータを描画する基点X座標 4桁固定 (0.1mm単位) cccc : グラフィックデータを描画する基点Y座標 4桁固定 (0.
6.2.
例題 グラフィック幅 19ドット グラフィック 高さ 22ドット [ESC]SG;1,0019,0022, [00H][30H][00H] [00H][38H][00H] [00H][37H][00H] [00H][33H][80H] [00H][30H][E0H] [00H][30H][60H] [00H][31H][C0H] [00H][33H][80H] [7FH][F0H][00H] [FFH][F0H][00H] [7FH][C0H][00H] [3FH][00H][00H] [00H][3CH][00H] [00H][31H][C0H] [00H][30H][E0H] [0FH][33H][00H] [FFH][E0H][00H] [LF][NUL] - 45 - [00H][3EH][00H] [00H][30H][C0H] [00H][30H][C0H] [3FH][F0H][00H] [FFH][E0H][00H]
6.2.
例題 外字幅 24ドット 外字高さ 24ドット 8ドット 8ドット 8ドット [ESC]XD;<40H>, [00H][00H][00H] [00H][30H][00H] [00H][3CH][00H] [00H][3EH][00H] [00H][33H][80H] [00H][31H][C0H] [00H][30H][E0H] [00H][30H][60H] [00H][30H][C0H] [00H][31H][C0H] [0FH][33H][00H] [3FH][F0H][00H] [FFH][F0H][00H] [FFH][E0H][00H] [7FH][C0H][00H] [3FH][00H][00H] [LF][NUL] [00H][38H][00H] [00H][37H][00H] [00H][30H][C0H] [00H][30H][E0H] [00H][33H][80H] [7FH][F0H][00H] [FFH][E0H][00H] [00H][00H][00H] - 47 -
6.2.16 データ印字コマンド X 機能 描画および印字を行います。 書式 【IrDAの場合】 Xabcddd...eee...nnn... 【RS232Cの場合】 [ESC]Xabcddd...eee...nnn...[NUL] 用語 a :フォーム番号 01H∼14H(1∼20) b :センサー指定および発行終了のACK(IrDA)/ステータス(RS232C)送信 00H : 透過センサー指定、ACK/ステータス送信なし 01H : 透過センサー指定、ACK/ステータス送信有り 10H : 反射センサー指定、ACK/ステータス送信なし 11H : 反射センサー指定、ACK/ステータス送信有り 20H : センサー指定なし、ACK/ステータス送信なし 21H : センサー指定なし、ACK/ステータス送信有り c :発行枚数 01H∼FFH(1∼255) ただし、剥離発行の場合は発行枚数指定は無視され1枚発行となります。 ddd... :フィールド番号00のデータ eee...
・バーコード用のデータ列中にバーコードの種類と合わないデータがある場合バーコードの 描画は行いません。また、桁数が固定のバーコードでバーコード種別とデータ桁数が合って いない場合もバーコードの描画は行いません。 ・複数枚印字中にエラーが発生した場合、印字動作を停止し、LEDを点滅させて残りの データを捨ててコマンド待ち状態となります。 ・指定したフォーム番号のフォームが登録されていない場合はシンタックスエラーとなりま す。 ・フォーム番号が01H∼14H以外の場合はデータ印字コマンドは捨てられます。 ・発行枚数が01H∼FFH以外の場合、シンタックスエラーとなります。 ・複数枚印字中にバッテリーの残量が減ってくると1枚ごと停止(Max.
・漢字コード 漢字コードはシフトJIS、及びJIS8の混在が可能です。 ※20H∼7FH,A0H∼DFHならば半角文字(英数カナ)。それ以外ならばシフトJIS コードとみなします。 ①漢字 【東京】 [93H][8CH][8BH][9EH] [93H][8CH][8BH][9EH] 東 京 ②漢字+半角 【東ABC京DEF】 [93H][8CH][41H][42H][43H][8BH][9EH][44H][45H][46H] [93H][8CH][41H][42H][43H][8BH][9EH][44H][45H][46H] 東 A B C 京 D E F ③半角 【123アイウ】 [31H][32H][33H][B1H][B2H][B3H] [31H][32H][33H][B1H][B2H][B3H] 1 2 3 ア イ ウ ・パックドBCDデータの定義 文 コード 標準 0000(0)∼1001(9) 1010 (A) 1011 (B) 1100 (C) 1101 (D) 1110 (E) 1111 (F) "0"∼"9" "¥" "−" "," " " 予約 予約 字 列 ボルド "0"∼
6.2.
6.2.18 コマンド使用例 0 X 用紙送り方向 Y 00 d71211111151123d 71 −5 7 01 003 02 03 カシオ計算機 [ESC]XO;01,1[LF][NUL] [ESC]D0430,0480,0330[LF][NUL] [ESC]AY;+02,1[LF][NUL] [ESC]XB00;0010,0000,4,1,02,02,05,05,02,0,0130,1,16,2,0[LF][NUL] [ESC]PC01;0022,0290,2,2,B,00,B,00,2,0,P0[LF][NUL] [ESC]PC02;0420,0290,2,2,A,00,B,00,2,0,P0[LF][NUL] [ESC]PC03;0010,0325,2,2,C,00,B,14,1,0,P0[LF][NUL] [ESC]XP[LF][NUL] :フォーム登録開始の宣言 :ラベルサイズ設定 :印字濃度微調 :フィールドNo.00のフォーマット :フィールドNo.01のフォーマット :フィールドNo.02のフォーマット :フィールドNo.
6.3 レシート発行モード 6.3.1 コマンド概要 (1)インターフェースコマンド形態 ESC (1BH) コマンド GS (1DH) コマンド (2)リファレンスの見方 機能 コマンド機能の概略を示します。 書式 コマンドの書式を示します。 書式指定方法は次の規則に従います。 ・nはパラメータ項目を示します。 ・[ ]や< >は記述用の記号です。実際に送信しないで下さい。 ・その他の記号は、必ず指定の位置で送信して下さい。 用語 書式中で用いる用語の説明を示します。 初期値 パラメータの初期値(電源投入時やレシート発行モード切り換え時の初 期値)を示します。 解説 コマンドの詳細説明を示します。 参照 関連するコマンドを示します。 6.3.
6.3.
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6.3.
【プログラム例】 ⑥PRINT PRINT ⑦PRINT PRINT ⑧PRINT PRINT PRINT PRINT (前ページの続き) #1,CHR$(&H1D);"k3";"*54321*";CHR$(&H0); #1,CHR$(&H0A); #1,CHR$(&H1D);"/1"; #1,CHR$(&H1B);"!";CHR$(&H00);"GHIJK";CHR$(&H0A); #1,CHR$(&H1B);"a1"; #1,CHR$(&H1D);"h";CHR$(&H50); #1,CHR$(&H1D);"k0";"4940045";CHR$(&H0); #1,CHR$(&H0A); - 67 - CODE39印字 印字改行 グラフィック印字 文字印字(1×1倍)+印字改行 印字位置揃え(中央) バーコード高さ設定(80ドット) JAN8印字 印字改行
7.エラー処理 プリンタは下記のエラーを検出するとLEDを点滅(0.1秒間ON、0.
ステータス要求 状 態 LED表示 コマンドでの 自動送信 エラー中の ステータス コマンド受信 RS232C IrDA 電源投入時 エラー解除条件 後ステータス ステータス RS232C LED消灯条件 IrDA RS232C IrDA RS232C IrDA カバークローズ カバークローズ カバークローズ 省電力モード中 省電力モード中 ステータス送信後の ステータス送信後の EOT受信 約1秒点灯 した後消灯 通常状態 消灯 00H 消灯 01H (アイドル中) カバーオープン状態 01H コマンドのシンタックスエラー 02H 02H フィードジャム 03H 03H ラベルエンド 04H 04H カバーオープンエラー 05H 05H 06H 06H サーマルヘッド断線エラー 点滅 EOT受信 省電力モード中 省電力モード中 0.1秒ON サーマルヘッド異常高温 0.
8.ステータス印字 再発行用ボタンを押しながら電源をONするとプリンタのステータスを印字し、ステータス 印字の終了後再発行用ボタンを押すごとに斜めパターンを印字します。 ステータス印字後は+5VBおよび透過/反射センサ、剥離/連続切換えセンサがON状態 となります。(組立工程、保守点検でのセンサ調整用) ステータス印字後、IrDAにてデータ発行コマンドを送信した場合、プリンタID、CRC 共に正しいデータをプリンタが受信するとLEDを3秒間点灯させます。ただし、CRCは 合っているがプリンタIDが異なっている場合はLEDを3秒間点滅させます。 印字する内容 ・プリンタのソフトウェアの図番 ・プリンタのソフトウェアのバージョン ・プリンタのソフトウェア・漢字のチェックサム ・プリンタID ・各フォームのバージョン番号 ・SRAM容量 ・センサステータス ・電池の充電状態 ・印字濃度微調値 ・印字位置微調値 ・剥離センサースレッショルド値 ・断線チェック結果 ・漢字テスト印字 ・ヘッド出力分割 ・発行モード ・斜めパターン 印字例 1枚目 PRG ID FORM SRAM SNSR BATT TONE FEED
FORM 8315427090 2554300000 フォームNo.20のバージョン フォームNo.19のバージョン フォームNo.18のバージョン フォームNo.17のバージョン フォームNo.16のバージョン フォームNo.15のバージョン フォームNo.14のバージョン フォームNo.13のバージョン フォームNo.12のバージョン フォームNo.11のバージョン フォームNo.10のバージョン フォームNo.09のバージョン フォームNo.08のバージョン フォームNo.07のバージョン フォームNo.06のバージョン フォームNo.05のバージョン フォームNo.04のバージョン フォームNo.03のバージョン フォームNo.02のバージョン フォームNo.01のバージョン SRAM 128KB SNSR 3.3V 2.4V 1.2V 2 +30℃ サーマルヘッド温度センサステータス (-10℃∼+70℃) サーマルヘッドランク (0∼3) 剥離/連続切換えセンサ (0. 0∼5.
9.再発行機能 ラベル発行モードに設定されているときは、再発行用スイッチを押すことにより最後に印 字したラベルを再発行します。ただし、1枚も印字してない状態で再発行用スイッチを押し た場合は1枚フィードします。 剥離発行では、発行枚数指定は無視され、必ず1枚発行となるので、再発行キーにより必要 な枚数だけ発行させます。 エラー中はキー入力は無視するが、描画バッファの内容は次の印字データコマンドが来る までは保持されているので、エラー状態解除後再発行キーを1回押す毎に1枚ずつ再発行 することができます。 レシート発行モードに設定されているときは、再発行は行わず、再発行スイッチを押すごと に 20mmフィードします。 10.省電力モード 本プリンタは、消費電力を抑えるために約3秒間アイドル状態が続いたら省電力モードに入 ります。エラー中(ローバッテリー含む)の場合は約30秒で省電力モードに入りLEDは滅灯され ます。 省電力モードは以下の時に解除されます。 ・IrDAリンク確保 ・RS232C通信開始 ・カバーオープン/クローズ ・再発行ボタン押下 11.自動ラベル頭出し カバーを閉めた時、ラベルをフィード
12.文字コード表 標準文字 0 1 2 3 4 5 6 7 0 SP 1 ! “ # $ % & ‘ ( ) * + , . / 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 : ; < = > ? @ A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z [ ¥ ] ^ _ ` a b c d e f g h I j k l m n o p q r s t u v w x y z { │ } ∼ 価格文字1/価格文字2 0 1 2 3 4 5 6 7 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 8 9 A B C D 。 「 」 、 ・ ヲ ァ ィ ゥ ェ ォ ャ ュ ョ ッ ー ア イ ウ エ オ カ キ ク ケ コ サ シ ス セ ソ タ チ ツ テ ト ナ ニ ヌ ネ ノ ハ ヒ フ ヘ ホ マ ミ ム メ モ ヤ ユ ヨ ラ リ ル レ ロ ワ ン ゙ ゚ 0 1 2 3 $ 4 5 6 7 8 9 SP A B C D E F , .
13.バーコードコード表 NW−7 0 1 2 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F SP $ * + 3 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 : 4 5 A B C D 6 a b c d e . / EAN8,EAN13、インターリーブド2of5 0 1 2 3 4 5 6 7 7 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F t n CODE39(スタンダード) 0 1 2 3 4 5 6 7 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 A B C D E F SP $ % * + .
DT−810PR解説書 平成11年3月 Rev1.