User manual - 取扱説明書
77
メモ
表中の「解説」欄でアスタリスク(*)が付いている選択肢は、初期設定を表しています。
設定項目名 解説
プロファイル名 個々の手動接続を識別するために付ける名前です。
全角/半角英数字10文字以内で入力します。
SSID ワイヤレスネットワークの識別名です。一般にSSID、ESS-ID、またはネット
ワーク名と呼ばれています。半角英数字32文字以内で入力します。
アクセス方式 無線LAN接続をアクセスポイントを介して行うか、アクセスポイントを介さ
ずに本機とパソコンの間で直接行うかを選ぶための設定項目です。
アクセスポイントモード:
アクセスポイントを介して無線LAN接続を行います。
アドホックモード
*
:
本機とパソコンの間で直接無線LAN接続を行います。
セキュリティ設定 無線LAN接続を行う際に通信を暗号化するかどうか、暗号化する場合はどの
方式を使うかを選ぶための設定項目です。本機が対応している暗号化の方式
には「WEP」、「WPA-PSK」、および「WPA2-PSK」の3種類があります。
オフ
*
:
通信を暗号化しません。
WEP:
WEP方式による通信の暗号化を行います。「WEP」を選択した場合は、「WEP
キー形式」と「WEPキー」を併せて設定することが必要となります。
※WEP(Wired Equivalent Privacy)とは、「WEPキー」と呼ばれる文字列を
使って通信内容を暗号化し、無線通信への不正なアクセスを防ぐセキュ
リティ機能です。
WPA-PSK:
WPA-PSK方式による通信の暗号化を行います。「WPA-PSK」を選択した場合
は、「WPA/WPA2 暗号形式」と「WPA/WPA2パスフレーズ」を併せて設定
することが必要となります。
※WPA(Wi-Fi Protected Access)は、WEP同様に通信内容を暗号化するセ
キュリティ機能の一種です。暗号キーを自動的に生成して一定時間ごと
に変える機能などを備えており、セキュリティの性能はWEPよりも格段
に強力です。
WPA2-PSK:
WPA2-PSK方式による通信の暗号化を行います。「WPA2-PSK」を選択した場
合は、「WPA/WPA2暗号形式」と「WPA/WPA2パスフレーズ」を併せて設
定することが必要となります。
※WPA2は、WPAの新規格です。
メモ
「アクセス方式」として「アドホックモード」を選択した場合は、WPA-
PSKとWPA2-PSKは選択できません。
WEPキー形式 「セキュリティ設定」として「WEP」を選択した場合に限り、選択が必要な設定項
目です。]
WEPキーとして入力する文字列の形式を、次の4通りの中から選びます。
ASCII/64bit、ASCII/128bit、HEX/64bit、HEX/128bit
*
なおここで選択した形式に応じたWEPキーの入力については、設定項目名
「WEPキー/WPA/WPA2パスフレーズ」の解説を参照してください。
WPA/WPA2暗
号形式
「セキュリティ設定」として「WPA-PSK」または「WPA2-PSK」を選択した場合に
限り、選択が必要な設定項目です。選択肢として「TKIP」と「AES」の2つがありま
す。
TKIP
*
:
WPA-PSK(またはWPA2-PSK)の暗号形式としてTKIPを選択します。
AES:
WPA-PSK(またはWPA2-PSK)の暗号形式としてAESを選択します。