Users Guide

NetXtreme ユーザーガイド Windows ドライバおよび管理アプリケーションのインストール
ページ 120 BACS4 と併せて使用する通信プロトコルを設定する マニュアル 2CS57XX-CDUM513-R
WMI を使用する
WMI Windows クライアント上で使用する場合、特別な設定は不要です。WMI Windows サーバー上で設定するには、
次のセクションの手順を実行します。
手順 1WMI コントロールを使用して名前空間のセキュリティを設定する
WMI コントロールを使用して名前空間のセキュリティを管理できます。WMI コントロールは、次のコマンドを使用して
コマンド プロンプトから開始できます。
wmimgmt
WMI がインストールされている Windows 9x または Windows NT4 のコンピュータでは、代わりに次のコマンドを使用し
ます。
wbemcntl.exe
あるいは、次のようにして WMI コントロールとその [ セキュリティ ] タブにアクセスすることもできます。
1. [ マイ コンピュータ ] を右クリックして [ 管理 ] をクリックします。
2. [ サービスとアプリケーション ] をダブルクリックして、[WMI コントロール ] をダブルクリックします。
3. [WMI コントロール ] を右クリックして、[ プロパティ ] をクリックします。
4. [WMI コントロールのプロパティ ] で、[ セキュリティ ] タブをクリックします。
5. 横にプラス記号 (+) の付いた Root という名前のフォルダが表示されます。必要に応じてこのツリーを展開し、アクセ
ス許可を設定する名前空間を探します。
6. [ セキュリティ ] をクリックします。
ユーザーとユーザーのアクセス許可の一覧が表示されます。ユーザーが一覧に表示されている場合は、アクセス許可
を適宜に変更します。ユーザーが一覧に表示されていない場合は、[ 追加 ] をクリックし、アカウントのある場所 ( ロー
カル マシンやドメインなど ) からユーザーを追加します。
手順 2DCOM のリモートからの起動およびアクティブ化のアクセス許可を付与する
Windows ドメイン環境では、ドメイン管理者は BACS 管理用 WMI コンポーネントにアクセスするのに必要な特権レベル
を持っているため、特別な設定は不要です。ただし大企業においては、BACS4 クライアント GUI を使用してローカルま
たはリモートのホストにアクセスするユーザーが必ずしもドメイン管理者のアカウント権限を有しているとは限りま
せん。そのため、ユーザーが BACS4 クライアント GUI を使用してリモート ホストにアクセスできるように、WMI のセ
キュリティ アクセス権をリモート ホスト上で設定する必要があります。
注: これらのエクスポートは .bash_profile の最後に追加できます。このファイルは /root ディレクトリにあ
ます。
名前空間のセキュリティを表示して設定するためには、セキュリティの読み取りおよびセキュリティの編集
のアクセス許可がユーザーに必要です。管理者はこれらのアクセス許可をデフォルトで持っているため、
要に応じて権限を他のユーザー アカウントに割り当てることができます。
ユーザーが名前空間にリモートからアクセスできるようにするには、リモートの有効化のアクセス許可を選
択する必要があります。
デフォルトでは、名前空間に対して設定されたユーザーのアクセス許可が適用されるのは、該当する名前空
間に限られます。名前空間とその下のツリーのすべてのサブ名前空間へのアクセス権、またはサブ名前空間
内のみのアクセス権をユーザーに付与するには、[ 詳細設定 ] をクリックします。[ 編集 ] をクリックし、
示されるダイアログ ボックスにアクセスの範囲を指定します。