Users Guide

NetXtreme ユーザーガイド Broadcom Advanced Control Suite 4 を使用す
マニュアル 2CS57XX-CDUM513-R チームの設定 ページ 163
スマート ロード バランスおよびフェイルオーバー / スマート ロード バランス
( 自動フォールバックはディスエーブル ) チームの LiveLink を設定する
LiveLink BASP の機能であり、チーム タイプがスマート ロード バランス (SLB) および スマート ロード バランス (
動フォールバックはディスエーブル ) の場合に使用できます。LiveLink は、スイッチで発生したリンク ロスを検出し、
リンクが有効になっているチーム メンバーのみのトラフィックをルーティングします。
LiveLink を設定する前に、以下の事項をお読みください。
LiveLink を設定するには:
1. [ チーム ] ニューから [ チームの編集 ] を選択します。
2. [ エキスパート モード ] をクリックします ( チーム化ウィザードで LiveLink を設定する方法については、Broadcom チー
ム化ウィザードを使用するを参照してください )
3. [ メンバーの管理 ] ウィンドウでの [ チームの編集 ] タブをクリックします。
4. [ ライブリンクをイネーブルする ] を選択します。[ ライブリンク設定 ] のオプションが下部に表示されます。
5. [ プローブ インターバル ] ( プローブ対象に対するリンク パケットの各再転送間隔の秒数 ) および [ プローブ最大再送
回数 ] ( フェイルオーバーが発生する前にプローブ対象からの応答を連続して受信しない回数
) のデフォルト値をその
まま利用することをお勧めします。異なる値を指定するには、[ プローブ インターバル ( )] リストからプローブの
インターバル、[ プローブ最大再送回数 ] リストからプローブの最大再送回数をそれぞれ選択します。
6. プローブ対象が存在する VLAN に対応するよう [ プローブ VLAN ID] を設定します。これにより、接続されているス
イッチ ポートの共有構成に基づいて適切な VLAN タグがリンク パケットに適用されます。
7. [ 対象 1 のブローブ ] を選択し、1 つまたはすべてのプローブ対象の対象 IP アドレスを選択します。
8. 一覧表示されているチーム メンバーのいずれかを選択し、メンバー IP アドレスを入力します。
9. [ 更新 ] をクリックします。これらの手順を繰り返し、リストにある他のチーム メンバーの設定を行います。
メモ:
• LiveLink™ を設定する前に、LiveLinkの説明をお読みください。また、指定するプローブの各対象が利用
可能かつ動作していることも確認してください。プローブ対象となる IP ドレスが何らかの理由で変更
れた場合、LiveLink を再設定する必要があります。何らかの理由でプローブ対象の MAC アドレスが変わっ
た場合、チームを再起動する必要があります (「トラブルシューティング」を参照 )
プローブ対象は、チームと同じサブネット上にあり、有効 ( 同報通信、マルチキャスト、ユニキャストでは
ない ) で静的な IP アドレスを割り当てられ、どのような場合でも使用できる ( 常時オンの状態 ) 必要があり
ます。
プローブ対象にネットワークが接続されていることを確認するために、チームから ping コマンドを使いプ
ローブの対象を調べます。
最大 4 個のプローブ対象を指定することができます。
プローブ対象またはチーム メンバーに割り当てられる IP アドレスでは、最初または最後の 8 ビットにゼロ
を指定できません。
注: LiveLink がイネーブルされた各チームは、1 つの VLAN のプローブ対象とのみ通信できます。また、VLAN
ID 0 とは、タグなしネットワークを意味します。
注: 1 つ目のプローブ対象のみが必須です。他のプローブ対象に IP アドレスを割り当てることで、プローブ対
象を最大 3 個までバックアップとして追加することができます。
注: すべてのメンバー IP アドレスは、プローブ対象と同一のサブネットにある必要があります。