Users Guide

NetXtreme ユーザーガイド Broadcom Gigabit Ethernet のチーム化サービス
ページ 34 チーム化の仕組み マニュアル 2CS57XX-CDUM513-R
IGMP ------> PhysAdapter1 ------> 10.0.0.1
ICMP ------> PhysAdapter1 ------> 10.0.0.1
TCP------> PhysAdapter1 ------> 10.0.0.1
UDP------> PhysAdatper1 ------> 10.0.0.1
または、ストリームは次のようになります。
IGMP ------> PhysAdapter1 ------> 10.0.0.1
ICMP ------> PhysAdapter1 ------> 10.0.0.1
TCP------> PhysAdapter2 ------> 10.0.0.1
UDP------> PhysAdatper3 ------> 10.0.0.1
アダプタ間の実際の割り当ては、時間の経過につれて変化する場合がありますが、ハッシュでは IP アドレスのみ使用され
るため、TCP/UDP ベースでないプロトコルは同じ物理アダプタを通過します。
パフォーマンス
最近のネットワーク インターフェイス カードには、特定の CPU 集中型の操作のオフローディングを行うことで CPU
用率を軽減する多くのハードウェア機能があります ( チーム化とその他の高度なネットワーク プロパティを参照 )。対照
的に、BASP 中間ドライバは完全なソフトウェア機能であり、プロトコル スタックから受信した各パケットを調べて、
容に対処してから特定の物理インターフェイスを通じて送信する必要があります。BASP ドライバはほぼ一定の時間で各
発信パケットを処理できますが、CPU を限界まで使用している一部のアプリケーションは、チーム化されたインターフェ
イスで動作している場合に悪影響を受けるおそれがあります。このようなアプリケーションは、ロード バランシング機能
よりも中間ドライバのフェイルオーバー機能を利用する方が適切な場合があります。または、Large Send Offload ( 大量
送信オフロード ) などの特定のハードウェア機能を提供する単一の物理アダプタで、より効率的に動作する場合がありま
す。