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NetXtreme ユーザーガイド Broadcom Gigabit Ethernet のチーム化サービス
ページ 44 アプリケーションに関する考慮事項 マニュアル 2CS57XX-CDUM513-R
Microsoft NLB/WLBS とのチーム化
チーム化の SLB モードは、Microsoft ネットワーク負荷分散 (NLB) ユニキャスト モードでは
動作しません
マルチキャ
スト モードのみで動作します。NLB サービスで使用されるメカニズムでは、ロード バランシングが NLB によって管理さ
れるため、この環境のチーム化設定はフェイルオーバー ( スタンバイ NIC のある SLB) にすることをお勧めします。
アプリケーションに関する考慮事項
チーム化とクラスタリング —Microsoft クラスタ ソフトウェア
チーム化とネットワーク バックアップ
チーム化とクラスタリング —Microsoft クラスタ ソフトウェア
各クラスタ ノードでは、カスタマが最低 2 ネットワーク アダプタ ( オンボード アダプタでも可能 ) を取り付けることを
強くお勧めします。これらのインターフェイスは、2 つの目的に使用します。1 つのアダプタは、クラスタ内の
ハートビー
通信専用に使用されます。これは
プライベート
アダプタ
と呼ばれ、通常、独立したプライベート サブネットワークに
含まれます。その他のアダプタはクライアント通信に使用され、
パブリック
アダプタ
と呼ばれます。
プライベートなクラスタ内通信と、パブリックな外部クライアント通信のために、それぞれの目的に合わせて複数のアダ
プタを使用できます。Microsoft クラスタ ソフトウェアでは、パブリック アダプタに限り、すべての Broadcom チーム化
モードがサポートされます。プライベート ネットワーク アダプタのチーム化はサポートされません。Microsoft の発表に
よると、サーバー クラスタでは、プライベートな相互接続にチーム化を使用できません。これは、ノード間でハートビー
パケットを送受信するために遅延が発生する可能性があるからです。プライベートな相互接続に冗長性を確保して、
時に優れたパフォーマンスも実現するには、チーム化をディスエーブルして、使用可能なポートでプライベートな第 2
相互接続を確立します。この方法でも機能的には同じ効果があり、複数のノードが通信に使用できる二重の堅牢な通信パ
スが実現されます。
クラスタ環境でチーム化を行う場合は、同じブランドのアダプタを使用することをお勧めします。
注: Microsoft ネットワーク負荷分散は、Microsoft クラスタ ソフトウェアではサポートされません。