Users Guide

NetXtreme ユーザーガイド Broadcom Gigabit Ethernet のチーム化サービス
ページ 48 チーム化に関する問題のトラブルシューティング マニュアル 2CS57XX-CDUM513-R
チーム化に関する問題のトラブルシューティング
チーム化の設定のヒント
トラブルシューティングのガイドライン
仮想アダプタのチーム化インターフェイス上でプロトコル アナライザ を実行すると、送信されたフレームに示される
MAC アドレスは正確でない場合があります。アナライザは、BASP で構築したフレームを表示せず、フレームを転送する
インターフェイスの MAC アドレスでなく、チームの MAC アドレスを表示します。以下の手順でチームを監視すること
をお勧めします。
1. チームのすべてのアップリンク ポートをスイッチでミラーリングします。
2. チームが 2 つのスイッチにまたがる場合は、相互トランクもミラーリングします。
3. すべてのミラーポートを個別にサンプリングします。
4. アナライザでは、QoS VLAN の情報をフィルタしないアダプタとドライバを使用します。
チーム化の設定のヒント
ネットワーク接続またはチーム化機能のトラブルシューティングをするときは、次の説明が指定した設定に当てはまるこ
とを確認します。
1. SLB チームに対しては、すべてのアダプタを同じリンク速度にすることをお勧めします。
2. LiveLink が有効でない場合は、Spanning Tree Protocol を無効にするか、チームに接続するスイッチ ポートの 初期
フェーズ (Port FastEdge Port など ) を迂回する STP モードを有効にします。
3. チームを直接接続するすべてのスイッチは、サポート対象であるハードウェア、ファームウェア、ソフトウェアの同
じバージョンのものを使用する必要があります。
4. チーム化するには、アダプタは同じ VLAN のメンバーである必要があります。複数のチームを設定する場合は、各チー
ムが別々のネットワーク上になければなりません。
5. [Locally Administered Address ( ローカル管理アドレス )] フィールドにマルチキャストまたはブロードキャスト アドレ
スを入力しないでください。
6. チームのメンバーである物理アダプタには、Locally Administered Address ( ローカル管理アドレス ) を割り当てること
ができません。
7. すべての物理メンバーについて電源の管理が無効になっていることを確認します ( アダプタの [ プロパティ ] [ 電源
の管理 ] タブで、[ 電力の節約のために、コンピュータでこのデバイスの電源をオフにできるようにする ] ボックスを
オフにします。Windows ドライバとアプリケーションのインストール」電源の管理オプションを設定するを参照し
てください )
8. チームを構築する前に、チームの物理メンバーのそれぞれの静的 IP アドレスを削除します。
9. 最大のスループットを必要とするチームには LACP または GEC/FEC を使用する必要があります。このような場合は、
中間ドライバがアウトバウンドのロード バランシングのみを担当し、スイッチがインバウンドのロードバランシング
を行います。
10. 集約されたチーム (802.3ad/LACP および GEC/FEC) は、
IEEE 802.3aLACP、または GEC/FEC をサポートする
単一のスイッチにのみ接続する必要があります。
11. ハブは半二重通信しかサポートしないため、チームをハブに接続することはお勧めできません。ハブをチームに接続
するのは、トラブルシューティングを目的とする場合に限ります。LACP または GEC/FEC チームに参加しているネッ
トワーク アダプタのデバイス ドライバをディスエーブルすると、ネットワーク接続に悪影響を与える場合がありま
す。ネットワーク接続の切断を避けるために、デバイス ドライバをディスエーブルする前に、アダプタをスイッチか