Users Guide
NetXtreme ユーザーガイド iSCSI プロトコル
ページ 76 iSCSI ブート マニュアル 2CS57XX-CDUM513-R
CHAP 認証を有効化する
ターゲットで CHAP 認証が有効になっていることを確認します。
CHAP 認証の有効化
1. [General Parameters] 画面で、[CHAP Authentication] を [Enabled] に設定します。
2. [Initiator Parameters] 画面で、次の項目の値を入力します。
• CHAP ID ( 最大 128 バイト )
• CHAP 秘密情報 ( 認証が必要な場合。長さは 12 文字以上にする必要があります )
3. ESC キーを押して [Main] メニューに戻ります。
4. [Main] メニューで、[1st Target Parameters] を選択します。
5. [1st Target Parameters] 画面で、iSCSI ターゲットの設定時に使用される値を使用して、次の項目の値を入力します。
• CHAP ID ( 双方向 CHAP の場合は任意 )
• CHAP 秘密情報 ( 双方向 CHAP の場合は任意。長さは 12 文字以上にする必要があります )
6. ESC キーを押して [Main] メニューに戻ります。
7. ESC キーを押して、[Exit and Save Configuration] を選択します。
iSCSI ブートをサポートするための DHCP サーバーを設定する
DHCP サーバーはオプションのコンポーネントであり、動的 iSCSI ブート コンフィギュレーション セットアップを実行
する場合にのみ必要です ( 動的 iSCSI ブート コンフィギュレーションを参照してください )。
iSCSI ブートをサポートするように DHCP サーバーを設定する方法は、IPv4 と IPv6 で異なります。
• IPv4 の DHCP iSCSI ブート設定
• IPv6 の DHCP iSCSI ブート設定
IPv4 の DHCP iSCSI ブート設定
DHCP プロトコルには、DHCP クライアントに設定情報を提供するいくつかのオプションがあります。iSCSI ブートの場
合、Broadcom アダプタは、次の DHCP コンフィギュレーションをサポートします。
• DHCP オプション 17、ルート パス
• DHCP オプション 43、ベンダ固有情報
DHCP オプション 17、ルート パス
オプション 17 は、iSCSI ターゲット情報を iSCSI クライアントに渡すために使用されます。
IETC RFC 4173 で定義されているルート パスの形式は、次のとおりです。
"iscsi:"<servername>":"<protocol>":"<port>":"<LUN>":"<targetname>"
以下に、パラメタを定義します。