Users Guide
NetXtreme ユーザーガイド iSCSI プロトコル
マニュアル 2CS57XX-CDUM513-R iSCSI ブート ページ 81
14. Windows 2012 の OS ブートが完了した後、ドライバのインストーラを実行し、Broadcom のドライバーとアプリケー
ションのインストールを完了することをお勧めします。
Linux iSCSI ブート セットアップ
Linux iSCSI ブートは、Red Hat Enterprise Linux 5.5 以降および SUSE Linux Enterprise Server 11 SP1 以降でサポートさ
れます。SLES 10.x と SLES 11 は、非オフロード パスだけをサポートしています。
1. ドライバを更新する場合、最新の Broadcom Linux ドライバ CD を入手してください。
2. ネットワーク アダプタ上のターゲット オプションからのブートをディセーブルにすることにより、iSCSI ブート パラ
メタをターゲットへの DVD 直接インストール用に設定します。
3. 次のようにブートの順序を変更します:
a. ネットワーク アダプタからのブート。
b. CD/DVD ドライバからのブート。
4. システムを再起動します。
5. システムが iSCSI ターゲットに接続し、CD/DVD ドライブからブートします。
6. 対応する OS の指示に従います。
a. RHEL 5.5 - [boot:] プロンプトで「linux dd」と入力し、ENTER キーを押します。
b. SuSE 11.X — [ インストール ] を選択し、ブート オプションで「 withiscsi=1 netsetup=1」と入力します。ドラ
イバ更新をする場合、F6 ドライバ オプションで [ はい ] を選択します。
7. ドライバ更新をする場合、指示に従って、ドライバ CD をロードします。それ以外の場合は、この手順を省略します。
8. [networking device] プロンプトで、目的のネットワーク アダプタ
ポートを選択し、[OK] を押します。
9. [configure TCP/IP] プロンプトで、システムが IP アドレスを取得する方法を設定し、[OK] を押します。
10. [static IP] を選択した場合、iscsi イニシエータの IP 情報を入力する必要があります。
11. (RHEL) メディア テストの [ 省略 ] を選択します。
12. 必要に応じてインストールを続行します。この時点で、ドライブが利用可能になります。ファイルのコピーが完了し
たら、CD/DVD を取り出して、システムを再起動します。
13. システムが再起動したら、iSCSI ブート パラメタの [ ターゲットから起動 ] をイネーブルにして、インストールを完了
するまで続行します。
この段階で、初期インストール フェーズは終了です。残りの手順は、新しいコンポーネント更新用に新しくカスタマイズ
する initrd の作成に関連するものです。
14. 必要に応じて iscsi イニシエータを更新します。最初に rpm -e を使って、既存のイニシエータを削除する必要があり
ます。
15. ネットワーク サービスのすべての実行レベルがオンになっていることを確認します。
chkconfig network on
16. iscsi サービスの 2、3、および 5 の実行レベルがオンになっていることを確認します。
chkconfig -level 235 iscsi on
17. Red Hat 6.0 の場合、Network Manager サービスが停止していて、ディセーブルになっていることを確認します。
18. 必要に応じて iscsiuio をインストールします (SuSE 10 では不要 )。
19. 必要に応じて、linux-nx2 パッケージをインストールします。
20. bibt パッケージをインストールします。
21. ifcfg-eth* を削除します。
22. 再起動します。
23.
SUSE 11.1 の場合、次に示す、リモート DVD のインストール ワークアラウンドに従います。