Reference Guide
Table Of Contents
- 目次
- 本書について
- 製品概要
- ハードウェアの取り付け
- ソフトウェアのインストール
- ブートコード
- 仕様
- アダプタ設定
- MIB リファレンス
- 略語一覧
- 索引
122
Brocade アダプタのインストールとリファレンスマニュアル
53-1002144-01
ネットワーク起動
4
ネットワーク起動のためのホストシステム要件
ネットワーク起動を設定するときには、お使いのホストシステムについて次の要件を考慮してくだ
さい。
•
アダプタブート
BIOS
がリモートシステムから起動できるように、内部
IDE
ハードディスクドライ
ブを切断してシステム
BIOS
内で無効にする必要がある場合があります。一部のシステムでは、こ
れらのドライブがブートストラッププロトコルを正しくサポートしていれば、システム
BIOS
内で
の有効化が可能な場合があります。
•
通常、起動順序は、
CD-ROM
、ディスケット、リモート起動システムの順になっている必要があり
ます。オペレーティングシステムをインストールした後に、必要に応じてこの順序を変更でき
ます。
LAN
インストールにはさまざまな設定や変数があるため、最適な結果を得られるように、お使いの環
境で追加要件を確認して、インストールと設定を行う必要があります。
ネットワーク起動のドライバサポート
49
ページの「ブートインストールパッケージ」を参照してください。対応オペレーティングシステム
に該当する
DUD
については、
51
ページの表
10
を参照してください。表に続くメモでは、ネットワー
ク起動をサポートする
DUD
が特定されています。次に注意してください。
•
Windows 2008
ネットワークブートの場合、
Windows
インストールの前にネットワークドライバが
PXE Server
の
一部として挿入されます。ドライバは、サーバーでの
PXE
インストール中に省略されます。
•
Linux
(
RHEL
)
RHEL 4.9
以降の対応バージョンの場合、「
nw
」ドライバがネットワーク(
PXE
)起動をサポート
します。これらのドライバは
fc
ドライバの後にインストールしてください。
RHEL 4.9
の場合、
ネットワークドライブは
単一の
ISO
パッケージの一部となっています。
•
Linux
(
SLES
)
ネットワークドライバは単一の
ISO
パッケージの一部となっています。
•
VMware ESX
ネットワーク起動は現在サポートされていません。
ネットワーク起動の設定
Brocade PXE BIOS
設定ユーティリティ、
BCU
コマンド、および
HCM
を使用して、アダプタのネット
ワーク起動を設定します。
Brocade
設定ユーティリティを使用した
PXE BIOS
の設定
PXE BIOS
設定メニューを使用してネットワーク起動を設定するには、次の手順を実行します。
1.
ホストシステムの電源を入れます。
2.
システム起動中、画面に注意してください。「
Brocade PXE 2.1 BIOS 2010-11 All rights reserved
」
が表示されたら、
Alt+B
または
Ctrl+B
を押します。
Brocade PXE BIOS Configuration Menu
(
PXE BIOS
設定メニュー)
に、取り付けられているアダ
プタポートのリストが次のように表示されます。