Reference Guide
Table Of Contents
- 目次
- 本書について
- 製品概要
- ハードウェアの取り付け
- ソフトウェアのインストール
- ブートコード
- 仕様
- アダプタ設定
- MIB リファレンス
- 略語一覧
- 索引
128
Brocade アダプタのインストールとリファレンスマニュアル
53-1002144-01
SAN ブート
4
•
次を含むアダプタプロパティの確認。
-
ポート速度
-
PWWN
-
NWWN
-
BIOS
バージョン
•
検出されたターゲットからの起動デバイスの選択。
•
次のいずれかのブート
LUN
オプションの有効化。
メモ
直接接続されているファイバチャネルターゲットから起動するには、
First LUN
(最初の
LUN
)
または
Flash Values
(フラッシュ値)
オプションを使用する必要があります。
-
Fabric Discovered
(ファブリック検出)。有効にすると、ブート
LUN
の場所などの起動情報
がファブリックによって提供されます(詳細については、
161
ページの「ファブリックベー
スのブート
LUN
検出」を参照してください)。
メモ
ファブリックベースのブート
LUN
検出(ファブリック検出)は、直接接続されているファイ
バチャネルターゲットからの起動にはサポートされていません。
-
First LUN
(最初の
LUN
)。ファブリックで検出されたアダプタが認識した最初の
LUN
からホ
ストが起動します。
-
Flash Values
(フラッシュ値)。ブート
LUN
情報はフラッシュメモリから取得されます。
BIOS
設定ユーティリティと
BCU
で値を設定して保存すると、値はフラッシュに保存されることに
注意してください。
メモ
本マニュアルでは「
Brocade BIOS
設定ユーティリティ」と「
Brocade BIOS
設定メニュー」が同じ意
味で使われています。
SAN
ブートの一般情報と設定手順については、
130
ページの「
SAN
ブートの設定」
を参照してくださ
い。
SAN ブートの Brocade UEFI サポート
Brocade
アダプタのユニファイドエクステンシブルファームウェアインタフェース(
UEFI
)ブートコー
ドにより、
UEFI
ベースのプラットフォームでの起動サポートが可能になります。
UEFI
ブートコードは、
RAID
ユニットなどのストレージターゲット、および論理ユニット番号(
LUN
)がアダプタポートにバイ
ンドされている場合は
LUN
を検出できます。
UEFI
ブートコードは
Brocade
アダプタオプション
ROM
からシステムメモリにロードされ、システム起動中にホストシステム(サーバー)
BIOS
と統合されて、
「仮想ドライブ」および「起動デバイス」とも呼ばれる
LUN
からの起動が可能になります。起動デバイ
スとして使用する
LUN
には、アダプタドライバ、ホストオペレーティングシステム、およびその他ファ
イルで構成されるホストが
LUN
から起動できるようにするためのホスト用ブートイメージが含まれてい
る必要があります。ブート
LUN
からの起動のプロセスは「
SAN
ブート」と呼ばれます。
SAN
ブートの
詳細および設定手順については、
130
ページの「
SAN
ブートの設定」
を参照してください。
システム起動中に
Brocade UEFI
ブートコードがシステム
UEFI
に統合された後、お使いのシステムの
設定オプションを使用して、次のタスクを実行します。設定値はアダプタメモリに保管されます。
•
アダプタポートの有効化または無効化。
有効にすると、使用可能なファイバチャネルデバイスが
UEFI
デバイスとして接続され、
UEFI
デバ
イス名が取得されます。ファイバチャネルデバイスが
UEFI
デバイス名を持つと、ホストの
Boot
Configuration
(ブート設定)
メニューを使用して起動デバイスとして選択できるようになります。
•
ポート速度の設定(
HBA
、および
HBA
モードで設定されたファブリックアダプタポートのみ)。
SAN
ブートの一般情報と設定手順については、
130
ページの「
SAN
ブートの設定」
を参照してくださ
い。