Users Guide
Brocade アダプタトラブルシューティングガイド
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53-1002145-01
BCU コマンドおよび HCM を使用したデータ収集
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Support Save
Support Save
機能は、ドライバ、内部ライブラリ、およびファームウェアからデバッグ情報を収集す
るための重要なツールです。この情報をローカルファイルシステムに保存して、さらなる調査のため、
その情報をサポート担当者に送付することができます。次のオプションのいずれかを使用してこの機能
を起動してください。
•
HCM
の場合、
Support Save
の起動は
Tools
(ツール)メニューから行います。
•
Network Advisor
などの管理アプリケーションの場合、
Technical SupportSave
(テクニカル
SupportSave
)ダイアログボックスを使用します。
•
Windows
システム上の
BCU
の場合、
Brocade BCU
デスクトップショートカットを使って
BCU
を
起動し、
BCU
コマンドプロンプト(
BCU>
)で
bfa_supportsave
と入力します。
•
Windows
以外のシステム上の
BCU
の場合、オペレーティングシステムのプロンプト(直接モー
ド)または
BCU>
コマンドプロンプトで
BCU
シェルモードを使用して
bfa_supportsave
と入力し
ます。
BCU
コマンドの使用方法の詳細については、『
Brocade Adapters Administrator’s Guide
』
(
Brocade
アダプタ管理者ガイド)を参照してください。
•
root
アクセス、
FTP
および
SCP
などのファイル転送方法へのアクセス、または
Host Connectivity
Manager
(
HCM
)へのアクセスが許可されていない場合は、インターネットブラウザ(
Internet
Explorer 6
以降または
Firefox 2.0
以降)から
bfa_supportsave
出力を収集することができます。
•
bfa_supportsave
収集は、ポートのクラッシュイベントの際にも自動的に発生します。
BCU
および
HCM
から、またはポートクラッシュイベント中に
Support Save
を起動すると次の情報が
収集されます。
•
アダプタのモデル番号およびシリアル番号
•
アダプタのファームウェアバージョン
•
ホストのモデルおよびハードウェアリビジョン
•
すべてのサポート情報
•
アダプタ設定データ
•
フィールド問題の診断に必要なすべてのオペレーティングシステムおよびアダプタ情報
•
システム内のすべてのアダプタの情報
•
ファームウェアおよびドライバのトレース
•
Syslog
メッセージログ
•
Windows
システムイベントログ
.evt
ファイル
•
HCM
関連のエンジニアリングログ
•
イベント
•
アダプタ設定データ
•
環境情報
•
データ
.xml
ファイル
•
重要な
CPU
、メモリ、ネットワークリソース
•
HCM
(ログ、設定)
•
ドライバログ
•
インストールログ
•
コアファイル
•
IP
アドレスおよびマスクを含むイーサネットインタフェースの詳細(
CNA
、および
CNA
または
NIC
モードで設定されたファブリックアダプタポート)
•
イーサネット、
FCoE
、および
DBA
ポートを含むすべてのアダプタポートのステータスおよび状態
(
CNA
、および
CNA
または
NIC
モードで設定されたファブリックアダプタポート)
•
DCB
ステータスおよび統計(
CNA
、および
CNA
モードで設定されたファブリックアダプタポート
のみ)