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SC9000
データ削減の対象となるデータ
読み取りおよび書き込み操作でデータ削減の影響を抑制するには、圧縮および重複排除の対象となるデータ量を制限することです。データ削減
入力は、データ削減の対象となるデータのタイプを制限します。データ削減入力では、次のオプションが使用できます。
アクセスできないスナップショット ページ データ削減で、スナップショットにより凍結され、スナップショット内の元のデータが新しいデータで上
書きされてアクセス不可能になっているデータの処理が許可されます。
すべてのスナップショットページ データ削減で、スナップショットによって凍結されたデータの処理が許可されます。
データ削減入力の変更
圧縮と重複排除の削減対象となるデータのタイプを変更するボリュームのデータ削減入力を変更します。
前提条件
ボリュームにデータ削減を適用する必要があります。
手順
1. Dell Storage Manager メニューを展開し、ストレージ をクリックします。
2. SC Series タブで、Storage Center を選択し、Storage Center ビューを開きます。
3. ストレージ タブをクリックします。
4. ストレージ タブのナビゲーションペインで、ボリュームを選択します。
5. 編集 をクリックします。ボリュームの編集 ダイアログボックスが開きます。
6. 詳細なボリューム設定の編集 をクリックします。
詳細なボリューム設定の編集 ダイアログボックスが開きます。
7. データ削減入力 ドロップダウンメニューから、データ削減入力 を選択します。
アクセスできないスナップショットページ スナップショットによって凍結され、他のデータに上書きされたためにアクセスができないデータ
すべてのスナップショットページ スナップショットによって凍結されたデータ
8. OK をクリックして、詳細なボリューム設定の編集 ダイアログボックスを閉じます。
9. OK をクリックします。
圧縮
圧縮を実行すると、データをエンコーディングすることで、ボリュームが使用する容量を削減します。圧縮は、Data Compression とともに毎日実行
されます。
Storage Center で使用できます。圧縮が実行される時間を変更するには、Data Progression を再スケジュールします。圧縮はオンデ
マンドの Data Progression とともには実行されません。
圧縮データは、読み取られるときに、読み取りが完了するまで一時的にメモリ内で解凍されます。圧縮が無効の場合、ページは次の圧縮サイク
ル中に永続的に解凍され、時間とリソースを節約するために元の圧縮ページは削除されます。ボリュームが削除されるか、スナップショットが統合さ
れた場合も、関連する圧縮データが削除されます。
データの削除によって圧縮ページにギャップが生じる場合があり、このギャップは新規の圧縮データで埋めることができます。また、ギャップを削除し、
容量をより効率的に使用するよう、Data Progression 時に圧縮ページの最適化が行われます。
圧縮節約量は、すべての圧縮ページから節約された合計容量と使用中の圧縮可能な合計容量の比較によって決定します。たとえば、圧縮に
よって使用中の圧縮可能な容量 10 GB のボリュームのうち 1 GB が節約された場合、節約量は 10 パーセントになります。
ボリュームへのデータ圧縮の適用
ボリュームのディスク容量の使用量を削減するために、データ圧縮をボリュームに適用します。
1. Dell Storage Manager メニューを展開し、ストレージ をクリックします。
2. SC シリーズ タブで Storage Center を選択します。
3. ストレージ タブをクリックします。
4. ストレージ タブのナビゲーションペインで、ボリュームを選択します。
5. 編集 をクリックします。ボリュームの編集 ダイアログボックスが開きます。
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Storage Center の管理