Users Guide
104 バーチャル・メディア
ターゲット・サーバーには、フロッピー/フラッシュ・ドライブと
CD/DVD ドライブの 2 種類のデバイスをマップできます。バーチャル・
メディア・クライアントでは、それぞれ 1 つを同時にマップできます。ま
た、バーチャル・メディア・クライアントでは、フロッピーのイメージ・
ファイル(*.img)や CD のイメージ・ファイル(*.iso)をバーチャル・
デバイスにマップすることも可能です。
バーチャル・メディア・インターフェイスは、フロッピー・ドライブ、
CD/DVD ドライブ、ステータスという 3 つの区分で構成されています。
バーチャル・メディア・セッションが KVM セッションにロックされる
と、バーチャル・メディア・クライアント画面の右上にロック状態を示
すアイコンが表示されます。
バーチャル・フロッピー・ドライブ
フロッピー・ドライブのセクションでは、ユーザーがバーチャル・フロッ
ピーにマップするドライブを選択できます。デバイスの種類(フロッ
ピー、リムーバブル、またはフロッピー・イメージ)を選択するための
オプション・ボタンと、*.img イメージ・ファイルを選択するための参
照ボタンがあります。フロッピー・ドライブの区分にあるデバイスは、
同時に 1 つしか接続できません。
「読み取り専用」のチェックボックスを選択すれば、ターゲット・サー
バーによるローカル・ドライブへのデータの書き込みを禁止することが
できます。管理者がすべてのデバイスを読み取り専用に設定している場
合は、このボックスにチェックが入り、グレー表示になっています。
フロッピー・デバイスをバーチャル・メディア・ドライブに接続するには:
1 Floppy または Removable Disk のいずれかを選択します。
2 (オプション)Read Only を選択します。
3 Connect Floppy をクリックします。
フロッピーのイメージ・ファイルをバーチャル・メディア・ドライブに
接続するには:
1 Floppy image を選択します。
2 Browse をクリックして、目的のイメージ・ファイル(*.img)を選択
します。
注:
イメージ・ファイルは常時読み取り専用です。