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148 Remote Console Switch LDAP 機能
合、OID 空間は Microsoft によって補助的に管理されています。Dell は、
Dell Extended Schema 機能で使用されるカスタムオブジェクトクラスと
属性タイプのための OID を取得しています。以下は、Dell が取得した OID
の概略です。
Dell 拡張は: dell
Dell ベース OID は: 1.2.840.113556.1.8000.1280
RCS LinkID 範囲は: 12070 から 12079
Dell Remote Console のパッケージは、AD に同梱されたクラスに存在する
オブジェクトクラスのみを使用しても機能するように設計されています。
このオプションを Standard Schema といいます。このオプションでは、
ンピューター・オブジェクト・クラスは Dell Remote Console Switch を表現
するために使用され、標準のグループ・オブジェクトは、特定のアクセス
制御情報を Dell Remote Console Switch やユーザーの特定インスタンスに関
連付けるために使用されます。この場合、アクセス制御情報は、グループ
オブジェクト内の特定の属性タイプに保存されます。
AD に存在する階層構造のため、ディレクトリ・オブジェクトに保存さ
た情報にアクセスすることが難しい場合があります。階層のナビゲーショ
ンに伴う遅れを避けるために、Dell Remote Console Switch のパッケージは、
グローバルカタログGCという AD の特性を使用するように設計され
ています。GC は、完全な AD データベースに保存されているデータのサ
ブセットへのアクセスを可能にすることと、階層と地理的分布のすべてを
比較的に平らな単一構造に「折りたたむ」ことによって、「クイック検索」
サービスを提供します。GC は、完全な AD データベースで作用するのと
同じ LDAP ディレクトリ・クエリを使用してクエリされます。GC サービ
スも提供するように設定するためには、AD 製品は企業内に最低 1 つのド
メイン・コントローラーを必要としAD の実際の配置では、ドメイン
コントローラーの一部またはすべて GC サービスを提供するように設定
できます。Dell Remote Console Switch のパッケージは、DNS を使用して各
GC サーバーのネットワーク座標を決定しますので、Dell Remote Console
Switch は、ネットワーク上で一部の GC サーバーが使用できない状況でも
正常に処理できます。DNS SRV レコードがこの目的で使用されますので
Dell Remote Console Switch
は、SRV レコードに設定された管理設定に基づ
いて、常に「最も近い」サイトから先に代替 GC サーバーとの
ます。