Users Guide
166 Remote Console Switch の LDAP 機能
Remote Console Switch のグループ・オブジェクトを設定するには:
1 インストールされたスイッチに関連したグループ・オブジェクトを
含む組織単位がまだ作成されていない場合は、作成します。
2 この組織単位内に、ユーザー特権レベルを表すグループ・オブジェ
クトを 3 つ作成します。KVM Appliance Administrator、KVM User
Administrator、および KVM User のそれぞれに 1 つずつ作成してく
ださい。
3 MSADUC ツールを使用して、KVM Appliance Administrator Group オ
ブジェクトを開き、Notes プロパティを選択します。Notes フィール
ドに、そのグループのアクセス・レベル(「KVM Appliance Admin」)
を入力して保存します。ほかの 2 つのグループ・オブジェクトにつ
いても、それぞれの名前を使用して、この手順を繰り返します。
注:
すべてのアクセス制御の属性の値に、次の単一の構文を使用します。
「[< 任意の文字列 > < 区切り文字 >] < 特権レベル > [< 区切り文字 > < 任意の
文字列 >]」
ここでは、 < 特権レベル > :=「KVM User」または「KVM User Admin」または
「KVM Appliance Admin」
< 区切り文字 > := 以下のうちの 1 つまたは複数: < 改行 > または <c/r> また
は < コンマ > または < セミコロン > または < タブ >
< 任意の文字列 > は任意の英数文字列で、Null(つまり空の)文字列である
ことも可能です。
角かっこは、オプションの項目を示します。たとえば、以下のテンプレート
は、オプションの文字列と区切り文字と、その後に特権レベルを示します。
「[< 任意の文字列 > < 区切り文字 >] < 特権レベル >」
4 Remote Console Switch を表すコンピューター・オブジェクトを作成
します。
5 KVM User 特権レベルでアクセス制限されるサーバーに接続されて
いる各 SIP ごとに、コンピューター・オブジェクトを作成します。
6 スイッチを表すコンピューター・オブジェクトを適切なグループ・
オブジェクトに追加します。