Users Guide
170 Remote Console Switch の LDAP 機能
図 8-8 は、どのように Active Directory オブジェクトを複数のドメインに
セットアップできるかを示しています。このシナリオでは、2 つの Remote
Console Switch(RCS1 と RCS2)があり、既存の Active Directory ユー
ザーが 3 人( User1、User2、User3)いるとします。User1 は Domain1 に、
User2 と User3 は Domain2 に属します。User1 と User2 に両方の Remote
Console Switch の管理特権を与え、User3 に RCS2 へのログイン特権を与
えるものとします。
図 8-8. 複数ドメインでの Active Directory オブジェクトの設定
複数ドメインのシナリオの場合にActive Directoryオブジェクトを設定す
るには、以下の作業を行います。
1 ドメイン・フォレスト機能は、必ずネイティブまたは Windows 2003
モードにします。
2 任意のドメインに AO1(ユニバーサル・スコープ)と AO2 という 2 つ
の Association オブジェクトを作成します。図は、Domain2 内のオ
ブジェクトを示しています。
3 2 つの Remote Console Switch を表すために、2 つの RCS Device オブ
ジェクト、RCS1、および RCS2 を作成します。
User1 User2 User3 RCS1 RCS2
Group1
Priv1 Priv2
AO1 AO2
Domain 2Domain 1