Users Guide
Remote Console Switch の LDAP 機能 171
4 Priv1とPriv2という2つのPrivilegeオブジェクトを作成し、Priv1はすべ
ての特権(管理者)を持ち、Priv2 はログイン特権を持つようにします。
5 User1 と User2 を Group1 に入れます。Group1 のグループ・スコープ
は、ユニバーサルである必要があります。
6 Group1 をメンバーとして Association オブジェクト 1(AO1)に、Priv1 を
Privilege オブジェクトとして AO1 に、RCS1 と RCS2 を RCS Device
として AO1 に追加します。
7 User3 をメンバーとして Association オブジェクト 2(AO2)に、Priv2 を
Privilege オブジェクトとして AO2 に、RCS2 を RCS Device として
AO2 に追加します。
RCS アクセスのための Dell Schema Extensions
を使用した Active Directory の構成
Active Directory を使用して Remote Console Switch にアクセスできるよ
うにするには、以下の手順を番号順に実行して、Active Directory ソフト
ウェアと Remote Console Switch を構成する必要があります。
1 Active Directory スキーマを拡張します。
2 Active Directory ユーザーとコンピューター・スナップインを拡張し
ます。
3 RCS ユーザーと特権を Active Directory に追加します。
Active Directory スキーマの拡張(オプション)
Active Directory スキーマを拡張すると、Dell の組織単位、スキーマ・ク
ラスと属性、および特権の例と Association オブジェクトが、Active
Directory スキーマに追加されます。
注:スキーマを拡張するには、ドメイン・フォレストのスキーマ・マスタ・
フレキシブル・シングル・マスタ操作(FSMO)の役割所有者に関して、ス
キーマ管理者の特権を持っている必要があります。
スキーマは、2 つの異なる方法で拡張できます。Dell Schema Extender
ユーティリティを使用するか、または LDIF スクリプト・ファイルを使
用できます。