Users Guide
アナログ・ポートでのシステムの制御 59
システム診断の実行
Run Diagnostics コマンドでは、システム診断を実行してシステムの完全
性を確認することができます。このコマンドは、各システム・コントロー
ラのメイン・ボード機能のサブシステム(メモリー、通信、スイッチ制
御、ビデオ・チャンネル)などをチェックします。Run Diagnostics オプ
ションを選択すると、すべてのユーザー(リモート、ローカルともに)
の接続が解除される旨の警告が表示されます。OK をクリックしてシステ
ム診断の実行を承認し、テストを開始します。
Diagnostics ダイアログボックスが表示されます。ダイアログ・ボックス
の上の部分に、ハードウェア・テストが表示されます。下の部分にはテ
ストされた SIP モジュールが、次の 3 つのカテゴリー別に表示されます:
「On-line」、「Offline」、「Suspect」。
注:SIP がアップグレード中の場合、オフラインとして表示されることがあ
ります。
図 3-14. Diagnostics ダイアログ・ボックス
各テストが終了するに従って、各アイテムの左側に正常(緑色の○)また
は不良(赤色の ×)の記号が表示されます。テストの詳細は以下の表の通
りです。