Users Guide

ビューアの使用法 81
4 必要なマウスのスケーリング値を、XフィールドとYフィールドに入力
します。マウスの各入力に対し、マウスの動きは、X Y の各スケー
リング係数を乗じた動きとなります。有効な入力範囲は、0.25 3.00
です。
マウスの軌跡の最小化
リモート・ビデオ・セッションの間、画面上をマウスが移動したとき、
一部のピクセルが色落ちした状態で残ります。この状態はマウスの軌跡
と呼ばれ、ネットワーク・レベルの変動、および異なる環境でのその他
のノイズが原因で生じますマウスの軌跡を最小限に抑えるには
Manual Video Adjust ダイアログボックスの Noise Threshold の値を低く
する必要があります。
ノイズのスレッシュホールドを下げるには:
1 ビューア・メニューで、Tools Manual Video Adjust を順に選択し
ます。Manual Video Adjust ダイアログ・ボックスが表示されます。
2 調整する機能の Noise Adjust Threshold アイコンをクリックします。
3 マウスを使用して、スライダー・バーをスケールの中央に移動し、
ゼロに下げます。
4 スライダー・バーの両端のプラス+ボタンとマイナス-ボタ
ンを使用して、ノイズのスレッシュホールドをゼロの真上に微調整
します。
注:ノイズのスレッシュホールドをゼロに設定すると、ビデオが継続的に
更新されるため、ネットワーク利用率が上がり、ビデオのちらつきが起こ
ります。ノイズのスレッシュホールドは最大に設定し、移動するマウス・
カーソルの下のピクセルの色が復元される間も、システム性能を効率化す
ることをお薦めしています。
注:ノイズのスレッシュホールドを調整する場合、大きく調整する場合はス
ライダー・バーを、微調整する場合はスライダー・バーの両端のプラス(+
ボタンとマイナス(-)ボタンを使用します。
マウスの性能の改善
マウスの応答が遅かったり、リモート・ビデオ・セッションでマウス
ポインタが同期を外れる場合は、ターゲット・サーバーのオペレーティ
ング・システムでマウスの加速を無効化して対処できます。