Users Guide
3. VRM固定クリップを取り外します。
a. クリップ上面の高くなった2ヵ所を押し下げて、固定クリップをVRMコネクタから外します。
b. クリップを持ち上げてVRMから外します(次の図参照)。
VRMの取り外し
4. VRMの上部の角をつかみ、コネクタから引き抜きます。
VRMの取り付け
1. 新しいVRMの底面上のスロットを、コネクタ内部の隆起部に合わせます。
2. VRMをコネクタにまっすぐ押し込みます。
3. VRM固定クリップを取り付けます。
a. VRMの上部の角がクリップのスロットに入り込むようにクリップをVRMへ下ろします。
b. クリップ上面の高くなった2ヵ所を押し下げて、固定クリップをVRMコネクタに取り付けます(「VRMの取り外し」参照)。
4. 固定タブがカチッとリリースラッチに収まるまで、電源装置を元の位置に移動します。
5. コンピュータカバーを取り付け、システムを再起動します。
システムバッテリ
システム基板に取り付けられた3.0 VのCR2032コイン型バッテリは、電源がオフになった場合に、設定、時刻、日付の情報を保持するための電力を供給します。システムバッテリは交換しなくても数年作
動するように造られています。しかし、設定またはクロックに関連した矛盾が生じたり、起動ルーチン中に次のメッセージのいずれかが表示された場合は、バッテリを交換する必要があります。
Time-of-day not set - please run SETUP program.
(日時が設定されていません。セットアップユーティリティを実行してください。)
または
Invalid configuration information -
please run SETUP program
(無効な設定情報 ― セットアップユーティリティを実行してください。)
または
Strike the F1 key to continue,
F2 to run the setup utility.
(継続するにはF1キーを、セットアップユーティリティを起動するにはF2キーを押してくだ さい。)
1. セットアップユーティリティのシステム設定情報のコピーを取ります(まだ行なっていない場合)。
バッテリ交換中にシステム設定情報が失われても、システム設定情報のコピーを参照すれば、正しい設定を復元できます。
警告:新しいバッテリは、正しく装着しないと破裂する恐れがあります。バッテリの交換の際は 、同じバッテリ、製造元が推奨する同等のバッテリのみを使用してください。使用済
みバッテリは、製造元の指示に従って破棄してください。
警告:この手順を実行する前に、「作業にあたっての注意」を参照してください
。