Users Guide
ジャンパの設定を変更するには、ピンから抜いたプラグを、指定のピンに注意深く押し込みます。
次の表では、システム基板のジャンパおよびその設定を表示します。
ソフトウェアのインストールと設定
ソフトウェアを購入したら、ウィルス検出ソフトウェアでウィルスの有無を調べてから、コンピュータのハードドライブにインストールしてください。自己増殖するコードタイプのウィルスは使用可能なシステム
メモリをすぐに使用し、ハードドライブに保存されているデータを損傷または破壊し、感染したプログラムのパフォーマンスに影響を与え続けます。数種類のウィルス検出プログラムが市販されており、ほ
とんどの電子掲示板サービス(BBS)には自由にダウンロードできるウィルス検出プログラムがアーカイブされています。
プログラムをインストールする前にマニュアルを読んで、プログラムの機能、プログラムが必要とするハードウェア、プログラムのデフォルトを把握してください。プログラムには通常、インストールの方法
が説明されているマニュアルと、インストールルーチンの入ったプログラムディスケットまたはCDが付属しています。
ソフトウェアインストールルーチンを使用すると、ハードドライブに該当するプログラムファイルを転送することができます。インストールの説明書は、プログラムをうまく実行できるようにオペレーティングシ
ステムを設定する方法について詳述している場合があります。必ずインストールの説明書を読んでから、プログラムのインストール作業を実行してください。config.sysやautoexec.batなどのいくつか
のオペレーティングシステム起動ファイルを変更する指示を受けたり、インストールルーチンが起動ファイルを自動変更する場合があります。
インストールルーチンを実行する場合は、コンピュータのオペレーティングシステムがどのように設定されるか、どのようなコンピュータを使用しているか、またどのような周辺機器がコンピュータに接続さ
れているかという問いに答えられるようにしておいてください。
TAPI
TAPI(テレフォニーアプリケーションプログラミングインタフェース)を使用すると、ウインドウベースのアプリケーションで音声、データ、ファックス、ビデオなどの各種テレフォニーデバイスが使用できま
す。TAPIアプリケーションには、TAPIサービスプロバイダ(TSP)が必要です。これはソフトウェアドライバで、TAPIアプリケーションが様々なタイプのTAPIハードウェアと通信するのに必要です。
Microsoft® Windows® 2000およびWindows NT®にはUnimodemと呼ばれるTSPが提供されています。これは、一般に使われている各種モデムに対応した「ユニバーサル」なモデムサービスプロバイダで
す。Unimodemの詳細については、Windowsのマニュアルを参照してください。構内交換機(PBX)や音声処理カードなどのモデム以外のTAPIデバイスを使用する場合、デバイスのメーカーが提供する
TSPが必要です。
TAPIシステム基板コネクタは、4ピンケーブルを使って内蔵TAPI互換拡張カードとコンピュータのオーディオシステムを接続します。TAPIシステム基板コネクタの位置を確認するには、「システム基板の
コンポーネント」を参照してください。標準TAPIコネクタを使用した、TAPI互換カードがサポートされています。たとえば、モデムをTAPIコネクタに接続して、オーディオスピーカーとマイクをスピーカーホン
として使用できます。マイクが音声をコンピュータに取り入れ、次にTAPIシステム基板コネクタを通ってモデムカードに送られます。相手側の音声はモデムカードを通ってTAPIシステム基板コネクタに入
り、次にスピーカーから出力されます。この構成を使って、電話でのサウンドファイルの録音と再生が可能です。
TAPIデバイスの取り付け
1. コンピュータと周辺機器の電源を切り、それらをコンセントから抜きます。それから、5秒以上待ってからコンピュータカバーを取り外します。
2. TAPI互換拡張カードを取り付けます。
注意: 必ずコンピュータの電源を切ってから、ジャンパの設定を変更してください。電源が入ったまま変更しようとすると、コンピュータを破損したり予期できない結果を招く恐れがあります。
システム基板のジャンパ設定
ジャンパ
設定
説明
PSWD
(デフォルト)
パスワード機能が有効になっています。
パスワード機能が無効になっています。
RTCRST
リアルタイムクロックリセット。トラブルシューティングの目的に使用されます。
ジャンパあり ジャンパなし
警告: この手順を実行する前に、「作業にあたっての注意」を参照 してください
。