Users Guide
l Ultra ATA(Advanced Technology Attachment)/100、ATA/66、またはATA/33
EIDEケーブル
Ultra ATA/66およびATA/100ハードドライブの場合、最高速度でデータ転送を行うには80コンダクタケーブルを使用する必要があります。80芯ケーブルにはATA/33ケーブルと同じ40ピンのコネクタがつ
いていますが、ケーブル内部には2倍の数の線が使われています。Ultra ATA/100ハードドライブにATA/33ケーブルを使用している場合、ドライブは正常に動作しますが、データはATA/33の速度で転
送されます。
SCSIデバイスの取り付けガイドライン
本項では、お使いのシステムへのSCSIデバイスの取り付けと設定方法について説明します。SCSIデバイスを取り付けるには、システムにSCSIコントローラカードが取り付けられている必要があります。
SCSI ID番号
内蔵SCSIデバイスには、0から15までの固有のSCSI ID番号が必要です。
DellからSCSIデバイスが出荷される際には、プライマリとセカンドコントローラのデフォルトのSCSI ID番号が次のように割り当てられています。
l SCSIコントローラ:SCSI ID 7
l 起動SCSIハードドライブ:SCSI ID 0
l SCSI CDドライブ:SCSI ID 5
l SCSIテープドライブまたはデジタルオーディオテープ(DAT)ドライブ:SCSI ID 6
Dellで取り付け済みのSCSIデバイスは、製造工程で正しく設定されています。これらのSCSIデバイスにSCSI IDを設定する必要はありません。
オプションのSCSIデバイスを増設した場合は、それぞれのマニュアルを参照して適切なSCSI ID番号を設定してください。
デバイスのターミネーション
SCSIロジックでは、SCSIチェーンの両端のデバイスでターミネータ(終端)が有効で、その間のすべてのデバイスでは無効になっている必要があります。
Dellでは有効なターミネータのケーブルを使用し、すべてのデバイス上のターミネータを無効にすることをお勧めします。デバイスのターミネータを無効にする方法についての詳細は、オプションのSCSI
デバイスに付属のマニュアルを参照してください。
一般的なガイドライン
コンピュータにSCSIデバイスを取り付ける場合、次の一般的なガイドラインに従ってください。
l SCSIデバイスの取り付けは、基本的に他のデバイスと同じですが、設定要件は異なります。特定のSCSIサブシステムの設定については、SCSIデバイスやホストアダプタカードのマニュアルを参
照してください。
l デバイスにSCSI ID番号を設定して、必要な場合はターミネータを無効にします。
l 外付けのSCSIデバイスを取り付ける場合は、SCSIケーブルの一方の端を、デバイス背面のバスコネクタに接続します。コンピュータに取り付けられているコントローラのコネクタに、外付けSCSI
ケーブルのもう一端を接続します。
l SCSIハードドライブを取り付けた後に、セットアップユーティリティでPrimary Drive 0およびPrimary Drive 1をNoneに設定する必要があります。CDあるいはテープドライブなどのEIDEデバ
イスがセカンドEIDEチャネルにある場合、Secondary Drive 0とSecondary Drive 1、またはどちらか1つをAutoに設定する必要があります。セカンダリSCSIチャネルにSCSIデバイスを接続し
ている場合は、Secondary Drive 0とSecondary Drive 1、またはどちらか1つをNoneに設定する必要があります。
l SCSIハードドライブにパーティションを作成したり、フォーマットするのに、オペレーティングシステムに付属のプログラム以外のプログラムを使う必要があることがあります。適切なドライバのイン
ストール方法とSCSIハードディスクの使用の準備方法についての詳細は、SCSIソフトウェアドライバに付属のマニュアルを参照してください。
SCSIケーブル
Ultra2/Wide低電圧差動(LVD)ドライブ(通常はハードドライブ)は、68ピンケーブルを使用します。このケーブルの一端をSCSIコントローラカードに接続します。ケーブルの残りのコネクタは各種LVDドラ
イブに接続します。
ナローSCSIドライブ(テープドライブ、CDドライブ、およびハードドライブのいくつか)は、50ピンケーブルを使用します。このケーブルの一端をSCSIコントローラカードに接続します。ケーブルの残りのコネ
クタは各種ナローSCSIデバイスに接続します。
AGPカードブレース
シャーシのシステム基板上のコンポーネントに手が届くようにするため、AGPカードブレースを取り外す必要がある場合があります。
1. コンピュータと周辺機器の電源を切り、それらをコンセントから抜きます。それから、5秒以上待ってからコンピュータカバーを取り外します。
2. 右側を下にしてコンピュータを横たえます。
3. AGPカードブレースをシャーシに固定しているネジを取り外します(次の図を参照)。
注意: EIDEケーブルは、Dellから購入したものだけを使用されることをお勧めします。他社のケーブルは、Dellのシステムでの動作が保証されていません。
メモ: SCSI ID番号を順番に割り当てたり、ID番号順にデバイスをケーブルに接続する必要はありません。
注意: SCSIケーブルはDellから購入したものだけを使用されることをお勧めします。他社のケーブルは、Dellのシステムでの動作が保証されていません。
注意: SCSIケーブルはDellから購入したものだけを使用されることをお勧めします。他社のケーブルは、Dellのシステムでの動作が保証されていません。
警告: この手順を実行する前に、「作業にあたっての注意」を参照 してください
。