Installation guide
PowerConnect™ B- シリーズ TI24X はじめに 107
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IP アドレスの設定
CLI へのシリアル接続を使用して、少なくとも 1 つの IP アドレスを設定する必要があります。これを行うまでは他の管
理インタフェースを使用してシステム管理を行うことができません。さらに
Dell ルーターには、それらを配置するネッ
トワークのサブネットに、サブネット用の
IP アドレスが必要です。
Dell デバイスは、クラスフル IP ネットワークマスク(クラス A、B、C のサブネットマスク等)と CIDR(Classless
Interdomain Routing
)およびネットワークプレフィックスマスクの両方を次のようにサポートします。
• クラスフルネットワークマスクを入力するには、マスクを IP アドレスのフォーマットで入力します。例えば、
クラス
C のサブネットマスクを伴う IP アドレスには「209.157.22.99 255.255.255.0」と入力します。
• ネットワークマスク用のプレフィックスナンバーを入力するには、IP アドレスの直後にスラッシュ( / )で区切り、
その後にマスクのビット数を入力します。例えば、
24 の有効な(「マスク」)ビット数を伴う IP アドレスには「209.157.22.99/24」 と入力します。
デフォルトでは、
CLI はネットワークマスクをクラスフル IP アドレスフォーマットで表示します(例:
255.255.255.0)。プレフィックス形式に表示を変更することができます。お使いの設定ガイドを参照してください。
レイヤ 2 のソフトウェアを実行するデバイス
レイヤ 2 のソフトウェアを実行するデバイスの IP アドレスを設定するには、次の手順に従ってください。
1. 起動時の CLI プロンプトで、次のコマンドを入力して Privileged EXEC モードに変更します。
PowerConnect> enable
2. Privileged EXEC レベルのプロンプト(例:PowerConnect Switch#)で、次のように入力します。このコマンドは、
工場でのテスト設定が残存する場合、それを消去します。
PowerConnect# erase startup-config
注意
erase startup-config コマンドは、新規システムでのみ使用してください。すでに設定されているシステムで
このコマンドを入力すると、設定が消去されます。誤って設定を消去してしまった場合は、
write memory コ
マンドを入力して、稼働中の設定を startup-config ファイルに保存してください。
3. 次のコマンドを入力して、CLI の CONFIG レベルにアクセスします。
PowerConnect# configure terminal
PowerConnect
(config)#
4. スイッチの IP アドレスとマスクを設定します。
PowerConnect(config)# ip address 192.22.3.44 255.255.255.0
5. スイッチのデフォルトゲートウェイアドレスを設定します。
PowerConnect(config)# ip default-gateway 192.22.3.1
メモ
シングルサブネットのネットワークの場合は、デフォルトゲートウェイアドレスを割り当てる必要はありません。