Setup Guide
138 はじめに
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スタックの起動
トポロジの検出
スタックを形成すると、トポロジ検出プロセスによって、ファームウェアバージョン、
ハードウェアバージョン、管理プリファレンス、スイッチの
MAC
アドレス、スイッチシリ
アル番号など、スタック内のすべてのスイッチに関する情報を格納するデータベースが構
築されます。
この情報は、コマンドラインインタフェース(
CLI
)または
Web
インタフェー
スを使用して表示することができます。
メモ: CLI と Web インタフェースについては、『CLI Reference Manual』(CLI リファレンスマ
ニュアル)と『ユーザーズガイド』をそれぞれを参照してください。
スタック ID の自動割り当て
スタックが構築される間に、各スイッチにスタック
ID
が割り当てられます。
スタック
ID
の
割り当てが完了すると、各スイッチはスタック
ID
を不揮発性のフラッシュメモリに保存し
ます。
スタック
ID
は、
CLI
または
Web
インタフェースを使用して表示することができま
す。
ファームウェアバージョンの確認
スタック
ID
の割り当てに続いて、マスタースイッチは一貫性のチェックを行い、スタック
内のすべてのスイッチで同じバージョンのファームウェアが実行されていることを確認し
ます。
スイッチのソフトウェアバージョンが一致しないと、メンバースイッチのポートの使用が
有効になりません。
この状態はサスペンドスタッキングモードと呼ばれています。
この場合
は、メンバースイッチのファームウェアとマスタースイッチで実行中のファームウェアを
同期化します。
システムの初期化
ファームウェアバージョンの一貫性のチェック中に、すべてのスイッチで実行されている
ファームウェアが同一バージョンであると判断されると、スイッチはスタッキングモード
用に初期化されます。
標準スタッキングモード用の初期化
マスタースイッチは、前回保存されたシステム設定ファイルを使用してスタックを初期化
します。
設定ファイルを持たないスイッチには、デフォルト設定が適用されます。
設定ファイルが破損すると、スタックは初期化され、工場出荷時のデフォルト設定になり
ます。