Setup Guide
はじめに 139
設定ファイルは保存できます。
マスタースイッチは設定ファイルをメンバースイッチに自動
的に配信します。
マスタースイッチが後に使用できなくなると、メンバースイッチの
1
台が
新しいマスタースイッチとなり、マスタースイッチから同期化された最新の設定情報を使
用してスタックが設定されます。
サスペンドスタッキングモード用の初期化
システムの初期化が完了すると、スタックのファームウェアバージョンが一致していない
場合、マスタースイッチはサスペンドスタッキングモードに入ります。
このモードでは、設
定ファイル情報によって初期化されるのはマスタースイッチだけです。
メンバースイッチは
いずれも初期化されません。
このため、メンバースイッチはすべて非稼動モードのままとな
ります。
メモ: すべてのポートがデフォルトでは無効になっています。
CLI/ Telnet/ Web インタフェース
CLI / WEB / SNMP
を使用して、マスタースイッチに保存されているファームウェアをメン
バースイッチと同期化できます。
スイッチの挿入と取り外し
現在のスタックでは、電源を落とさずにスイッチの着脱ができます。
トポロジが変化すると
スタックの再構成が行われるため、ネットワーク全体が影響を受ける場合があります。
マス
タースイッチをスタックから取り外したのでなければ、マスタースイッチが新たに選びな
おされることはありません。
スタックの再構成には、スイッチ
12
台のスタックで最大
2
分
かかります。小さいスタックの場合は、これよりも短い時間で済みます。
スタンドアロンスイッチとして使用される場合
スイッチがスタッキング用に有効化されたスタッキングパートナーをポートで検出できな
い場合、そのスイッチはスタンドアロンスイッチとして動作します。
スタッキングパート
ナーが検出された場合、スイッチは必ずスタッキングモードで動作します。
スタック ID 番号の再割り当て
スイッチに対するスタック
ID
の割り当ては手動で行うことができます。
スイッチに割り当
てることができるスタック
ID
は、スタック内の別のスイッチに割り当てられていない
ID
に限ります。
新しいスタック
ID
に関して保存されていた設定情報はすべて、そのスタック
ID
を取るスイッチに適用されます。