Reference Guide

104 一般システム設定
ドライブミラーリングの設定
メモ: サーバーモジュールをご注文の際に RAID 1 の設定を指定された場合は、ドライブのミ
ラーリングは出荷時に設定済みです。
メモ: 内蔵ミラーリングを有効にするには、2 台のドライブが取り付けられている必要があ
ります。
サーバーモジュールに
OS
をインストールする前に、次の手順に従ってドライブミラーリン
グ(
RAID 1
)を設定します。
OS
がプリインストールされている場合は、以下の指示に従う
か、システムに付属しているアレイ管理ソフトウェアの指示に従ってください。詳細につ
いては、
Dell SAS 5/iR Integrated and Adapter
ユーザーズガイド』を参照してください。
1
POST
中に
<Ctrl><C>
を押して、設定ユーティリティを起動します。
2
設定ユーティリティの
Adapter List
(アダプタの一覧)からコントローラを選択
します。
3
RAID Properties
RAID
のプロパティ)オプションを選択します。
4
仮想ディスクの作成を求めるプロンプトが表示されたら、
Create IM Volume
IM
ボリュームの作成)を選択します。
5
次の画面に、仮想ディスクに追加できるディスクの一覧が表示されます。カーソルを
RAID Disk
RAID
ディスク)行に移動します。ディスクを仮想ディスクに追加する
には、
<+>
<->
、またはスペースバーを押して、
No
(いいえ)を「
Yes
(はい)
に変更します。
注意: 両方のディスクのデータが失われます。以上の手順を実行する前に、全データのバッ
クアップを取る必要があります。
6
ディスクが追加されると、
Virtual Disk Size
(仮想ディスクのサイズ)フィールドの
表示が変わって、新しい仮想ディスクのサイズが反映されます。
IM
仮想ディスクを作
成する際には、いくつかの制約があります。
どのディスクも
SAS
または
SATA
理ディスクである必要があります。
SAS
ドライブと
SATA
ドライブの用はサポートされていませ
ディスクには
512
バイトブロックが必要で、リムーバブルメディアは可です。
IM
仮想ディスク内には
2
台の理ディスクが必要です。
7
仮想ディスクが全に設定されたら、
<C>
を押し、
Save changes
(変更を保する)
を選択します。
8
<F3>
を押して、仮想ディスクを作成すると既存のデータがわれることを了解しま
す。仮想ディスクの作成中、設定ユーティリティは停止します。
メモ: IM を作成することで、1 台の物理ディスクに障害が発生した場合にデータを保護
できます。1 台のディスクに障害が発生した場合、物理ディスクを交換でき、データは新
しい物理ディスクに再度ミラーリングされ、データ保全性が維持されます。