Users Guide
アップデート情報 43
Red Hat Enterprise Linux(バージョン 2.1)が動作するシ
ステムで usb-ohci ドライバのロードに失敗したという
メッセージが表示される
システム起動中に
Initializing USB controller (usb-ohci)
(
USB
コントローラ
(
usb-ohci
)の初期化中)
が表示されたときに失敗のメッセージが表示されることがありま
す。
Red Hat Enterprise Linux
(バージョン
2.1
)の
Update 4
より前のアップデートバー
ジョンは、
USB 2.0
コントローラ用ドライバを誤ってロードしようとします。
Red Hat
Enterprise Linux
(バージョン
2.1
)は
USB 2.0
をサポートしていません。
Update 4
より前
のバージョンでこのようなエラーメッセージを出さないようにするには、
usb-ohci
をロー
ドする行を
/etc/modules.conf
から削除します。または、
Red Hat Enterprise Linux
(バージョン
2.1
)
Update 4
をインストールすればこの問題は起こりません。
NIC チーミング機能の制限
ベースボードマネージメントコントローラ(
BMC
)をプライマリ内蔵
NIC
(
NIC1
)を使っ
てシステムにアクセスするように設定した場合、表
1-1
に示すように、特定の状況でチー
ミング機能と
BMC
機能の両方が影響を受けます。
表 1-1 BMC がチーミング機能を持つ NIC1 を使用したときの影響
AFT、ALB/RLB、および SFT チー
ミング モード
IEEE 802.3ad および Ether Channel
チーミングモード
対処方法 結果 結果
チームを作成する前に
NIC1
を
BMC
に割り当てた
通常のチーミング機能および
BMC
機能。
BMC
と
NIC1
は、アダプティブ
フェールオーバー発生時に、管理
トラフィックの損失に関する警
告メッセージを出力する。
通常のチーミング機能。管理トラ
フィックの損失が
BMC
機能に生
じることがある。
BMC
と
NIC1
は、アダプティブ
フェールオーバー発生時に、管理
トラフィックの損失に関する警
告メッセージを出力する。