User guide

4-6 ラック取り付けガイド
取り付け手順
このガイドは、トレーニングを受けたサービス技術者が、オープンフレームリレーラック
やラックキャビネットに
1
台または複数のシステムを取り付ける作業を行う場合の手順書
です。
RapidRails™
ラックキットは、角型の穴を使用するメーカーのラックキャビネット
に、工具を使わずに取り付けることができます。
VersaRails™
ラックキットは、角型また
は丸型の穴を使用する、業界規格に適合しているほとんどのキャビネットに取り付けるこ
とができます。
RapidRails
VersaRails
ラックキットの取り付け手順はほとんど同じです。
ラックキャビネットに取り付けるシステム
1
基ごとにラックキット
1
セットが必要です。
このガイドには、以下のラックキットを取り付ける手順が説明されています。
RapidRails
キット(
4
柱型ラックキャビネットへの取り付け)
VersaRails
キット(
4
柱型ラックキャビネットへの取り付け)
•2
柱型キット(
3
インチ幅または
6
インチ幅ラックへのセンターマウント構成または
フラッシュマウント構成での取り付け)
ラックキットによっては、トラブルシューティングとシステムの状態確認を容易に行える
ように、ステータスインジケータケーブルアセンブリが付属しています。このアセンブリ
は、前面パネルと背面パネルの
2
色のステータスインジケータの情報をケーブル処理アー
ムの背面まで延長するためのものです。このインジケータの詳細については、ユーザーズ
ガイド』を参照してください。
取り付けを開始する前に、このマニュアルを最後までよくお読みください。
警告: 別のシステム用に設計されたラックキットの部品は取り付けないでください。お使い
のシステム用のラックキットのみをお使いください。別のシステム用のラックキットを使用
すると、システムが損傷し、ご自身や作業者がけがをする恐れがあります。
コンポーネントをラックに挿入したら、レールをロック位置まで静かに伸ばし、
コンポーネントをスライドさせてラックに設置します。
ラックに電力を送る
AC
分岐回路に過重電流を流さないでください。ラックの総
負荷が分岐回路定格の
80 %
を超えないようにしてください。
ラック内のコンポーネントが十分に通気されることを確認してください。
ラックに取り付けたコンポーネントの作業中に、他のコンポーネントの上に乗っ
たり、足をかけたりしないでください。
警告:安全にお使いいただくために (続き)