Users Guide
1. 『Dell OpenManage Server Assistant CD』を使って診断ディスケットを作成します。ディスケット作成の詳細については、『ユーザーズガイド』の「Dell OpenManage Server
Assistant CD の使い方」を参照してください。
2. お使いのシステムにオプションのディスケットドライブが取り付けられていない場合は、USB ディスケットドライブを入手して取り付けてください。
3. 1 枚目のシステム診断ディスケット、または(メモリのトラブルシューティングを行う場合) MP Memory ディスケットを挿入します。
4. システムを再起動します。
システムが起動しない場合は、「困ったときは」を参照してください。
システム診断プログラムを起動すると、診断プログラムの初期化中であることを知らせるメッセージが表示されます。次に、Diagnostics メニューが表示されます。このメニューは、特定の診断テスト
またはすべての診断テストの実行や、システム診断プログラムの終了の際に使用します。
システム診断プログラムのテストオプション
Main Menu ウィンドウでテストオプションをクリックします。 表4-1 にテストオプションの簡単な説明を示します。
表4-1システム診断プログラムのテストオプション
カスタムテストオプションの使い方
Main Menu ウィンドウで Custom Test を選択すると、Customize ウィンドウが表示されてテストするデバイスを選択できるようになります。希望のテストオプションを選択して、テスト結果を表示し
ます。
テストするデバイスの選択
Customize ウィンドウの左側にはテスト可能なデバイスの一覧が表示されます。デバイスは、選択するオプションに応じて、デバイスタイプ別またはモジュール別にまとまっています。デバイスまたは
モジュールの横にある(+)をクリックすると、各コンポーネントが表示されます。各コンポーネントの横にある(+)をクリックすると、利用可能なテストが表示されます。コンポーネントではなくデバイスをク
リックすると、テストするデバイスのすべてのコンポーネントが選択できます。
診断オプションの選択
Diagnostics Options 領域で、デバイスをテストする方法が選択できます。以下のオプションが選択可能です。
l Non-Interactive Tests Only―このオプションを選択すると、ユーザーの操作を必要としないテストだけが実行されます。
l Quick Tests Only―このオプションを選択すると、デバイスのクイックテストだけが実行されます。このオプションでは詳細なテストは実行されません。
l Show Ending Timestamp―このオプションを選択すると、テストの記録に時刻が記載されます。
l Test Iterations―テストの実行回数を選択することができます。
l Log output file pathname―このオプションを選択すると、テストを記録したログファイルの保存場所を指定することができます。
情報および結果の表示
Customize ウィンドウのタブを使って、テストとテスト結果についての情報を表示することができます。以下のタブが利用できます。
l Results―実行されたテストとその結果を表示します。
l Errors―テスト中に起こったエラーを表示します。
l Help―現在選択されているデバイス、コンポーネント、またはテストに関する情報を表示します。
l Configuration―現在選択されているデバイスの基本設定に関する情報を表示します。
l Parameters ―該当する場合、そのテストで設定可能なパラメータを表示します。
メモ: 以下の説明は、実際にシステム診断プログラムを起動し、内容を画面で確認しながらお読みください。
テストオプション
機能
Express Test
システムのクイックチェックを実行します。このオプションでは、ユーザーの応答を必要としないデバイステストを実行します。このオプションは、問題の原因をすばやく識別したいと
きに使用します。
Extended
Test
システムを詳細にチェックします。このテストの実行には 1 時間以上かかる場合もあります。
Custom Test
特定のデバイスをテストします。
Information
テスト結果を表示します。