Manual

82 アップデート情報
メモ: メモリが RAID、ミラーリング、またはスペアバンクモードで動作していない場合にのみ、
システムを実行したままでメモリを追加することができます。詳細については、『インストール &
ラブルシューティング』の「システムメモリ」を参照してください。
警告: 修理の多くは、資格を持つサービス技術者のみが行うことができます。お客様は、製品マニュ
アルで許可されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくはテレホンサービスおよびサ
ポートチームの指示によってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うことができます。デ
ルで認められていない修理による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属のマニュアルに書か
れている安全にお使いいただくための注意をお読みになり、指示に従ってください。
1
システムカバーを開きます。『インストール
&
トラブルシューティング』「システムカバーの
取り外し」を参照してください。
2
メモリライザーカードにメモリモジュールを取り付けます。『インストール
&
トラブルシュー
ティング』の「メモリモジュールの取り付け」を参照してください。
メモ: 空のメモリライザーカードは取り付けないでください。
3
適切なダミーフィラーを取り外します。『インストール
&
トラブルシューティング』「メモリ
ライザーカードのフィラーブランクの取り外し」を参照してください。
メモ: メモリライザーカードは、電源をオフにせずに、メモリスロット ABCD の順に取り
付けます。たとえば、メモリスロット ABC が空の場合、電源をオンにしたままでメモリライ
ザーカードをスロット D に取り付けることはできません。
4
メモリライザーカードを取り付け、電源を入れます。『インストール
&
トラブルシューティン
グ』の「ホットプラグ対応メモリライザーカードの取り外しおよび取り付け」の手順
7
8
参照してください。
5
システムカバーを閉じます。『インストール
&
トラブルシューティング』「システムカバーの
取り付け」を参照してください。
プロセッサのアップグレード
1
つまたは複数のプロセッサをシステムに追加する場合は、すべてのプロセッサのステッピング番
号、キャッシュサイズ、およびテクノロジが同じであることを確認してください。動作速度の異な
るプロセッサを取り付けると、遅い方のプロセッサの速度で動作します。
プロセッサのほかに、アップグレードキットに含まれている
VRM
(電圧調整モジュール)もすべて
取り付ける必要があります。プロセッサと
VRM
の取り付けの詳細については、『インストール
&
ラブルシューティング』の「プロセッサ」を参照してください。
システム起動時のメモリテスト
セットアップユーティリティの
システムメモリテスト
オプションは、デフォルトで無効に設定され
ています。このオプションを有効にすると、システムを起動するたびにシステムメモリのテストが実
行されます。メモリの容量が大きい構成のシステムは、メモリテストに要する時間が長くなる場合が
あります。セットアップユーティリティについては、『ユーザーズガイド』を参照してください。