Users Guide
Integrated Devices 画面
表 3-3 に、Integrated Devices 画面に表示される情報フィールドのオプションの一覧および説明を示します。
表 3-3 Integrated Devices 画面のオプション
Video Memory
ビデオメモリの容量を表示します。 このオプションにはユーザーが選択できる設定はありません。
OS Install Mode
(デフォルトは Off)
オペレーティングシステムが利用可能なメモリの最大容量を指定します。 On は最大容量を 256 MB に設定します。 Off に設定
すると、すべてのシステムメモリをオペレーティングシステムで利用できるようになります。 オペレーティングシステムの中には、2
GB 以上のシステムメモリではインストールできないものもあります。 このオプションは、オペレーティングシステムのインストール中
に有効にし(On)、インストールが終了したら無効にします(Off)。
CPU Information
(デフォルトは Logical
Processor Enabled)
マイクロプロセッサに関する情報を表示します
(速度、キャッシュサイズなど)。
ハイパースレッディング対応のプロセッサが取り付けられている場合は、この機能を有効または無効にすることができます。
IDE Primary Drive 0
IDE デバイスのドライブタイプを設定します。
SATA Port 0
SATA Port 1
SATA ハードドライブのドライブタイプを設定します。
Boot Sequence
(デフォルトは
Diskette First)
システム起動時にシステムが起動デバイスを検索する順番を指定します。 利用可能なオプションは、ディスケットドライブ、CD ドラ
イブ、ハードドライブ、およびネットワークです。
Hard-Disk Drive
Sequence
システム起動時にシステムがハードドライブを検索する順番を指定します。 お使いのシステムに取り付けられているハードドライブ
によって、選択肢が異なります。
USB Flash Drive
Emulation Type (デフォ
ルトは Auto)
USB フラッシュドライブのエミュレーションタイプを指定します。 オプションは、 Auto、Hard disk、および Floppyです。
Integrated Devices
「Integrated Devices 画面」を参照してください。
PCI IRQ Assignment
PCI バス上の各内蔵デバイスに割り当てられている IRQ、および IRQ を必要とするすべての搭載済み拡張カードが変更できる画
面を表示します。
Console Redirection
「Console Redirection 画面」を参照してください。
System Security
システムパスワードおよびセットアップパスワード機能を設定する画面を表示します。 詳細については、「システムパスワードの使
い方」および「セットアップパスワードの使い方」を参照してください。
Keyboard NumLock
(デフォルトはOn)
101 または 102 キーのキーボードで、起動時に NumLock モードを有効にするかどうかを指定します(84 キーのキーボードには
適用されません)。
Report Keyboard Errors
(デフォルトはReport)
POST 中のキーボードエラーの報告を有効または無効にします。 キーボードが取り付けられたホストシステムでは、このオプション
を有効にします。 Do Not Report を選ぶと、POST 中に検出されたキーボードまたはキーボードコントローラに関連するすべての
エラーメッセージが省略されます。 キーボードがシステムに取り付けられている場合、この設定はキーボード自体の操作に対する影
響はありません。
Asset Tag
管理タグ番号が割り当てられている場合、ユーザーがプログラム可能なシステムの管理タグ番号を表示します。 10 文字までの管
理タグ番号を NVRAM に割り当てるには、「管理タグ設定ユーティリティ」を参照してください。
オプション
説明
Diskette Controller
(デフォルトは Auto)
システムのディスケットドライブコントローラを有効または無効にします。 Auto を選択すると、拡張スロットに取り付けられているコント
ローラカードを使用する必要がある場合、システムのディスケットドライブコントローラはオフになります。 ドライブを読み取り専用に設定
することもできます。 読み取り専用設定を使うと、ディスケットドライブを使用してディスクに書き込むことができなくなります。
Integrated Drive
Controller
システムの内蔵ドライブコントローラを有効または無効にします。 このオプションを使うと、すべての IDE または SATA ポートを同時に
有効または無効にできます。
USB Controller
(デフォルトは On
with BIOS
support)
システムの USB ポートを有効または無効にします。 オプションは、On with BIOS support、 On without BIOS support、または
Off です。 USB ポートを無効にするとその他のデバイスがシステムリソースを利用できるようになります。
Embedded Gb NIC1
Embedded Gb NIC2
システムの内蔵ネットワークアダプタを有効または無効にします。 オプションは、Enabled without PXE、 Enabled with PXE、およ
びDisabledです。 PXE をサポートしている場合は、ネットワークからシステムを起動できます。 変更はシステムの再起動後に有効にな
ります。
Embedded Gb NIC1
MAC Address
Embedded Gb NIC2
MAC Address
各内蔵ネットワークアダプタの MAC アドレスを表示します。 このフィールドには、ユーザーが選択できる設定はありません。
Serial Port
(デフォルトは Auto)
シリアルポートのオプションは、COM1、 COM3、 Auto、 および Off です。
シリアルポートが Auto に設定されている場合、内蔵ポートは自動的に最初に COM1、次に COM3 の使用を試みます。 両方のアドレ
スが使用されている場合、ポートは無効になります。
シリアルポートを Auto に設定し、同じ指定先に設定されたポートを搭載した拡張カードを追加した場合、システムでは内蔵ポートが次
の利用可能な同じ IRQ 設定を共有するポートに指定されるように自動的に再マップします。
Speaker
内蔵スピーカーを On または Off にします。 このオプションへの変更はただちに有効になります(再起動の必要はありません)。