Users Guide
ディレクトリ
ディレクトリを使用すると、関連性のあるファイルをディスク上で「逆ツリー」の階層構造に編成することができます。 各ディスクには 1 つの「ルート」ディレクトリが
あります。 ルートディレクトリから分岐する下位のディレクトリは「サブディレクトリ」といいます。 サブディレクトリの下には、さらに別のディレクトリが枝状につなが
っていることもあります。
デバイスドライバ
オペレーティングシステムやプログラムが周辺機器と正しくインタフェースできるようにするためのプログラム。 デバイスドライバには、ネットワークドライバのよう
に、システム起動時に config.sys ファイルによってロードされるものや、(通常 autoexec.bat ファイルによって) メモリ常駐プログラムとしてロードされるものがあ
ります。 その他のドライバは、各プログラムの起動時にロードされます。
バス
コンピュータ内部の各コンポーネント間のデータ伝送経路。 たとえば、拡張バスは、プロセッサがコンピュータに接続された周辺機器用のコントローラと通信する
ための経路です。 また、アドレスバスとデータバスは、プロセッサと RAM 間の通信に使用されます。
バックアップバッテリ
バックアップバッテリは、コンピュータに電源が入っていないとき、メモリの特別なセクションに保存された日付、時刻、システム設定情報を保持します。
バックアップ
プログラムやデータファイルのコピー。 安全対策として、コンピュータのハードディスクドライブは定期的にバックアップしてください。 また、システム設定を変更す
る場合は、前もって重要な起動ファイルをオペレーティングシステムからバックアップしてください。
パーティション
fdisk コマンドを使用すると、パーティションと呼ばれる複数の物理セクションにハードドライブを分割できます。 各パーティションには複数の論理ドライブを格納で
きます。 各論理ドライブは format コマンドを使用してフォーマットする必要があります。
パリティ
データのブロックに添付する冗長情報。
データ転送の誤りの検出に使用されます。
ビープコード
システムのスピーカーから聞こえるビープ音のパターンによる診断メッセージ。 たとえば、1 回鳴った後にもう 1 回鳴ってから連続して 3 回鳴った場合、ビープ
コードは 1-1-3 です。
ビット(bit)
システムによって認識される情報の最小単位。
ビデオアダプタ
モニタ (ディスプレイ) と連携してコンピュータのビデオ機能を実現するための論理回路。 ビデオアダプタはシステム基板に組み込まれている場合や拡張スロット
に装着する拡張カードの場合があります。
ビデオドライバ
選択された色数と希望の解像度を、グラフィックモードのアプリケーションプログラムやオペレーティングシステムの画面に表示するためのプログラム。 取り付け
たビデオアダプタに合わせて、対応するビデオドライバが必要になることもあります。
ビデオメモリ
ほとんどの VGA ビデオアダプタと SVGA ビデオアダプタには、システムの RAM とは別に、メモリチップが内蔵されています。 プログラムが表示できる色数は、主
として取り付けられたビデオメモリの容量によって決まります (他の要因としては、ビデオドライバとモニタの性能があります)。
ビデオ解像度