Users Guide
アップデート情報 35
本書では、以下のトピックについて、お使いのシステムに関するアップデート情報を提供
します。
•
Red Hat
®
Linux
に関する
Broadcom
ドライバの制限事項
•
Red Hat Enterprise Linux 3
(
RHEL 3
)での
DRAC 4/P
の使い方
•
64
ビット機能
•
マイクロプロセッサの交換
Red Hat Linux に関する Broadcom ドライバの制限事項
Red Hat Linux
オペレーティングシステムを実行しているシステムでは、
LAN
を介してリ
モート管理するために
IPMI Pass Through
(
IPMI PT
)を使用し、
VLAN
を設定する場合、
ネイティブの
Linux tg3
ドライバの代わりに
Broadcom Advanced Server Program
(
BASP
)および
bcm5700
ドライバを使用する必要があります。
IPMI PT
を有効に設定して
ネイティブの
Linux tg3
ドライバを使用すると、
VLAN
が正常に機能しません。
オペレー
ティングシステムのユーティリティで
VLANS
の設定はできますが、
VLAN
のインタフェー
スでトラフィックの受信ができません。
Red Hat Enterprise Linux 3 での DRAC 4/P の使い方
システムに
DRAC 4/P
カードが取り付けられている場合、
RHEL 3
を実行しているシステム
では、内蔵
IDE
コントローラおよびそのデバイスは使用できません。
一時的な解決策とし
て、
grub.conf
ファイル内の各スタンザにつき、カーネル行にカーネルパラメータ
ide2=0x1f0
を追加します。
または、
rhn.redhat.com
を開いて、カーネルをバージョン
2.4.21.15.EL
以降にアップグレードします。
64 ビット機能
システムに取り付けられているプロセッサが
64
ビット機能を持つ場合は、セットアップ
ユーティリティ内の
CPU Information
画面の
64-bit Technology
オプションに
Yes
(Intel
®
EM64T)
と表示されます。
システムに取り付けられているプロセッサが
32
ビット
の場合は、
64-bit Technology
オプションに
No
と表示されます。
このフィールドには、
取り付けられているプロセッサが
Intel 64
ビットテクノロジをサポートしているかどうか
が示されます。
マイクロプロセッサの交換
システムプロセッサは、将来速度と機能が向上したプロセッサに交換して、アップグレー
ドできます。
プロセッサアップグレードキットには、プロセッサとサーマルグリースが含まれています。
プロセッサヒートシンクはシステムに付属のものを再利用してください。