Users Guide
1. 次のコマンドを使用して、必要な設定を含むターゲット iDRAC をクエリします。
racadm get -f <file_name>.xml -t xml
コマンドは iDRAC 設定を要求し、設定ファイルを生成します。
メモ: get -f を使用した iDRAC 設定のファイルへのリダイレクトは、ローカルおよびリモート RACADM インタフェ
ースでのみサポートされています。
メモ: 生成された設定ファイルにはユーザーパスワードは含まれていません。
get コマンドは、グループ内のすべての設定プロパティ(グループ名とインデックスで指定)と、ユーザーのすべての設定
プロパティを表示します。
2. 必要に応じて、テキストエディタを使用して設定ファイルに変更を加えます。
メモ: このファイルの編集はシンプルテキストエディタで行うようにお勧めします。RACADM ユーティリティは ASCII
形式のテキスト解析を用いるため、書式が混在するとこの解析に混乱を招き、RACADM データベースが破壊される可
能性があります。
3. ターゲット iDRAC で、次のコマンドを使用して設定を変更します。
racadm set -f <file_name>.xml -t xml
これによって、その他の iDRAC に情報がロードされます。set コマンドを使用して、ユーザーおよびパスワードデータベー
スを Server Administrator と同期することができます。
4. racadm racreset コマンドを使用して、ターゲットの iDRAC をリセットします。
iDRAC 設定ファイルの作成
設定ファイルは次のとおりです。
● 作成済み。
● racadm get -f <file_name>.xml -t xml コマンドを使用して取得済み。
● racadm get -f <file_name>.xml -t xml を使用して取得して編集済み。
get コマンドの詳細については、dell.com/idracmanuals にある
『
iDRAC RACADM
コマンドラインインタフェ
ー
スリファ
レンスガイド』
を参照してください
。
設定ファイルはまず、有効なグループとオブジェクト名が存在し、基本構文規則に従っていることを検証するために構文解析
されます。エラーには、エラーが検出された行番号を示すフラグが付き、問題を説明するメッセージが表示されます。正確性
のためにファイル全体が構文解析され、すべてのエラーが表示されます。ファイルにエラーが検出された場合、書き込みコマ
ンドは iDRAC に送信されません。ユーザーは、そのファイルを使用して iDRAC を設定する前に、すべてのエラーを修正する
必要があります。
注意
: racresetcfg コマンドを使用して、データベースと iDRAC NIC 設定をデフォルト設定にリセットし、すべてのユ
ーザーとユーザー設定を削除します。root ユーザーは使用可能ですが、その他のユーザー設定もデフォルト設定にリセッ
トされます。
ホストシステムでの iDRAC 設定を変更するためのアクセ
スの無効化
ローカル RACADM または iDRAC 設定ユーティリティを使用して iDRAC 設定を変更するためのアクセスを無効にできます。た
だし、これらの設定は、次の手順を実行して表示することができます。
1. iDRAC ウェブインタフェースで、概要 > iDRAC 設定 > ネットワーク > サービス と移動します。
2. 次のいずれか、または両方を選択します。
● iDRAC 設定を使用した iDRAC ローカル設定の無効化 — iDRAC 設定ユーティリティで設定を変更するためのアクセス
を無効化します。
iDRAC
の設定 103