Users Guide
関連概念
BIOS のシリアル接続用設定 on page 115
IPMI シリアルターミナルモード用の追加設定 on page 117
ウェブインタフェースを使用したシリアル接続の有効化
IPMI シリアルを有効にするには、RAC シリアルインタフェースを無効にするようにしてください。
IPMI シリアルを設定するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC ウェブインタフェースで、概要 > iDRAC 設定 > ネットワーク > シリアル と移動します。
2. IPMI シリアル で、各属性の値を指定します。オプションの情報については、『iDRAC オンラインヘルプ』を参照してくだ
さい。
3. 適用 をクリックします。
RACADM を使用したシリアル接続 IPMI モードの有効化
IPMI モードを設定するには、RAC シリアルインタフェースを無効にしてから、IPMI モードを有効にします。
racadm set iDRAC.Serial.Enable 0
racadm set iDRAC.IPMISerial.ConnectionMode <n>
n=0 — ターミナルモード
n=1 — 基本モード
RACADM を使用したシリアル接続 IPMI のシリアル設定の有効化
1. コマンドを使用して、IPMI シリアル接続モードを適切な設定に変更します。
racadm set iDRAC.Serial.Enable 0
2. コマンドを使用して、IPMI シリアルボーレートを設定します。
racadm set iDRAC.IPMISerial.BaudRate <baud_rate>
パラメ
ータ 指定可能な値(bps)
<baud_rate>
9600、19200、38400、57600、および 115200
3. コマンドを使用して、 IPMI シリアルハードウェアフロー制御を有効にします。
racadm set iDRAC.IPMISerial.FlowContro 1
4. コマンドを使用して、 IPMI シリアルチャネルの最小権限レベルを設定します。
racadm set iDRAC.IPMISerial.ChanPrivLimit <level>
パラメ
ータ 権限レベル
<level> = 2 ユーザー
<level> = 3 オペレータ
<level> = 4 システム管理者
5. BIOS でシリアル接続を設定するためには、BIOS セットアッププログラムでシリアル MUX(外部シリアルコネクタ)がリ
モートアクセスデバイスに対して適切に設定されているようにしてください。
これらのプロパティの詳細については、IPMI 2.0 仕様を参照してください。
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iDRAC 通信のセットアップ