Users Guide
対応プロトコルの有効化
サポートされるプロトコルは、IPMI、SSH、および Telnet です。
ウェブインタフェースを使用した対応プロトコルの有効化
SSH または Telnet を有効にするには、概要 > iDRAC 設定 > ネットワーク > サービス と移動し、SSH または Telnet に対して
それぞれ 有効 を選択します。
IPMI を有効にするには、概要 > iDRAC 設定 > ネットワーク と移動し、 IPMI オーバー LAN の有効化 を選択します。暗号化
キー の値がすべてゼロであることを確認します。そうでない場合は、Backspace キーを押してクリアし、値をヌル文字に変更
します。
RACADM を使用した対応プロトコルの有効化
SSH または Telnet を有効にするには、次のコマンドを使用します。
● Telnet
racadm set iDRAC.Telnet.Enable 1
● SSH
racadm set iDRAC.SSH.Enable 1
SSH ポートを変更するには
racadm set iDRAC.SSH.Port <port number>
次のようなツールを使用できます。
● IPMI プロトコルを使用する場合は IPMItool
● SSH または Telnet プロトコルを使用する場合は Putty/OpenSSH
関連タスク
IPMI プロトコルを使用した SOL on page 120
SSH または Telnet プロトコルを使用した SOL on page 121
IPMI プロトコルを使用した SOL
IPMI ベースの SOL ユーティリティと IPMItool は、UDP データグラムを使用してポート 623 に配信される RMCP+ を使用しま
す。RMCP+ は、改善された認証、データ整合性チェック、暗号化、および IPMI 2.0 の使用中に複数の種類のペイロードを伝
送する機能を提供します。詳細については、http://ipmitool.sourceforge.net/manpage.html を参照してください。
RMCP+ は、認証のために 40 文字の 16 進数文字列(文字 0~9、a~f、および A~F)暗号化キーを使用します。デフォルト
値は 40 個のゼロから成る文字列です。
iDRAC に対する RMCP+ 接続は、暗号化キー(キージェネレータ(KG)キー)を使用して暗号化する必要があります。暗号化
キーは、iDRAC ウェブインタフェースまたは iDRAC 設定ユーティリティを使用して設定できます。
管理ステーションから IPMItool を使用して SOL セッションを開始するには、次の手順を実行します。
メモ
: 必要に応じて、概要 > iDRAC 設定 > ネットワーク > サービス と選択して、デフォルトの SOL タイムアウトを変更
できます。
1. 『Dell Systems Management Tools and Documentation』DVD から IPMITool をインストールします。
インストール手順については、『ソフトウェアクイックインストールガイド』を参照してください。
2. コマンドプロンプト(Windows または Linux)で、次のコマンドを実行し、iDRAC から SOL を開始します。
ipmitool -H <iDRAC-ip-address> -I lanplus -U <login name> -P <login password> sol
activate
このコマンドで、管理ステーションが管理下システムのシリアルポートに接続されます。
120
iDRAC 通信のセットアップ