Users Guide
RACADM を使用した電源の監視
電源の監視情報を表示するには、System.Power グループのオブジェクトで get コマンドを使用します。
詳細については、dell.com/idracmanuals にある『iDRAC RACADM
コマンドラインインタフェ
ー
スリファレンスガイド
』を参
照してください。
電力消費量の警告しきい値の設定
ラックおよびタワーシステム内の電力消費センサー用の警告しきい値を設定できます。ラックおよびタワーシステム用の警
告 / 重要電力しきい値により、PSU の容量と冗長ポリシーに基づいて、システムのパワーサイクルサイクルが変更される場合
があります。ただし、冗長ポリシーの電源装置容量が変更される場合でも、警告しきい値が重要しきい値を超えることはでき
ません。
ブレードシステムの警告電力しきい値は、CMC 電力割り当てに設定されます。
デフォルト処置にリセットすると、電源しきい値はデフォルトに設定されます。
電力消費センサーに対する警告しきい値を設定するには、設定ユーザー権限を持っている必要があります。
メモ: 警告のしきい値は、racreset または iDRAC アップデートを実行した後にデフォルト値にリセットされます。
ウェブインタフェースを使用した電力消費量の警告しきい値の設定
1. iDRAC ウェブインタフェースで、概要 > サーバー > 電源 / サーマル > 電源監視 の順に移動します。
電源監視 ページが表示されます。
2. 現在の電源読み取り値およびしきい値 セクションの 警告しきい値 列で、ワット または BTU/ 時 単位で値を入力します。
この値は、障害しきい値 の値より低くする必要があります。値は、14 で割り切れる最も近い値に丸められます。ワット
を入力すると、自動的に BTU/ 時 の値が計算されて表示されます。同様に、BTU/ 時を入力すると、ワット の値が表示さ
れます。
3. 適用 をクリックします。値が設定されます。
電源制御操作の実行
iDRAC では、ウェブインタフェースまたは RACADM を使用して、電源の投入、電源の切断、正常なシャットダウン、マスク
不能割り込み(NMI)、またはパワーサイクルをリモートで実行できます。
Lifecycle Controller Remote Services または WSMAN を使用して、これらの操作を実行することもできます。詳細について
は、dell.com/idracmanuals にある『Lifecycle Controller Remote Services
クイックスタ
ー
トガイド
』と delltechcenter.com
にある Dell
電源
状
態管理
プロファイルのマニュアルを参照してください。
iDRAC によるサーバ電源制御操作は、BIOS で設定された電源ボタンの動作とは独立しています。BIOS で物理的な電源ボタン
が無効に設定されていても、PushPowerButton 機能を使用して、システムを正常にシャットダウンしたり、電源をオンにし
たりできます。
ウェブインタフェースを使用した電源制御操作の実行
電源制御操作を実行するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC ウェブインタフェースで、概要 > サーバー > 電源 / 熱 > 電源設定 > 電源制御 と移動します。電源制御 ページが表
示されます。
2. 必要な電源制御操作を選択します。
● システムの電源を入れる
● システムの電源を切る
● NMI(マスクなし割り込み)
● 正常なシャットダウン
● システムをリセットする(ウォームブート)
● システムのパワーサイクル(コールドブート)
電源の監視と管理
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