Users Guide
RACADM を使用したストレージデバイスの監視
ストレージデバイス情報を表示するには、storage コマンドを使用します。
詳細については、dell.com/idracmanuals にある
『
iDRAC RACADM
コマンドラインリファレンスガイド』
を参照してくださ
い。
iDRAC 設定ユーティリティを使用したバックプレーンの監視
iDRAC 設定ユーティリティで、システムサマリ に移動します。iDRAC Settings.System の概要 ページが表示されます。バッ
クプレーンインベントリ セクションにバックプレーン情報が表示されます。フィールドの詳細については、『iDRAC 設定ユー
ティリティオンラインヘルプ』を参照してください。
ストレージデバイスのトポロジの表示
主要ストレージコンポーネントの階層型物理コンテインメントビューを表示できます。つまり、コントローラ、コントローラに
接続されているエンクロージャ、および各エンクロージャに収容されている物理ディスクへのリンクが一覧表示されます。コ
ントローラに直接接続されている物理ディスクも表示されます。
ストレージデバイスのトポロジを表示するには、概要 > ストレージ > トポロジ をクリックします。トポロジ ページは、シス
テム内のストレージコンポーネントを階層的に表したものです。
各コンポーネントの詳細を表示するには、対応するリンクをクリックします。
物理ディスクの管理
物理ディスクについて、次のことを実行できます。
● 物理ディスクプロパティの表示
● グローバルホットスペアとしての物理ディスクの割り当てまたは割り当て解除
● RAID 対応ディスクへの変換
● 非 RAID ディスクへの変換
● LED の点滅または点滅解除
関連概念
ストレージデバイスのインベントリと監視 on page 204
グローバルホットスペアとしての物理ディスクの割り当てまたは割り当て解除 on page 205
グローバルホットスペアとしての物理ディスクの割り当てまたは割り当
て解除
グローバルホットスペアは、ディスクグループの一部になっている未使用のバックアップディスクです。ホットスペアはスタ
ンバイモードになります。仮想ディスクで使用されている物理ディスクに障害が発生すると、割り当てられたホットスペアが
有効になり、システムに割り込みされたり介入要求されることなく、故障した物理ディスクと置換されます。ホットスペアが
有効になると、故障した物理ディスクを使用していたすべての冗長仮想ディスクのデータが再構築されます。
メモ
: iDRAC v2.30.30.30 以降からは、仮想ディスクが作成されていないときにグローバルホットスペアを追加することが
できます。
ホットスペアの割り当ては、ディスクの割り当てを解除し、必要に応じて別のディスクを割り当てることで変更できます。複
数の物理ディスクをグローバルホットスペアとして割り当てることができます。
グローバルホットスペアの割り当てと割り当て解除は手動で行う必要があります。グローバルホットスペアは特定の仮想ディ
スクには割り当てられません。仮想ディスクにホットスペアを割り当てる(仮想ディスクでエラーが発生する物理ディスクの
代替)場合は、「専用ホットスペアの割り当てまたは割り当て解除」を参照してください。
仮想ディスクを削除する場合、コントローラに関連する最後の仮想ディスクが削除されると、割り当てられたグローバルホッ
トスペアがすべて自動的に割り当て解除される可能性があります。
ストレ
ージデバイスの管理 205