Users Guide
T10 PI(DIF)対応物理ディスクのみをホットスペアとして T10 PI(DIF)有効仮想ディスクに割り当てることができます。専
用ホットスペアとして割り当てられている T10 PI(DIF)以外のドライブは、T10 PI(DIF)が後で仮想ディスク上で有効にな
った場合にホットスペアとはなりません。
4K ドライブのみを 4K 仮想ディスクにホットスペアとして割り当てることができます。
保留中の操作への追加 モードで物理ディスクを専用ホットスペアとして割り当てた場合、保留中操作が作成されますが、ジョ
ブは作成されません。その後で専用ホットスペアの割り当てを解除しようとすると、専用ホットスペアを割り当てる保留中操
作がクリアされます。
保留中の操作への追加 モードで物理ディスクを専用ホットスペアとしての割り当てから解除した場合、保留中操作が作成され
ますが、ジョブは作成されません。その後で専用ホットスペアの割り当てを行おうとすると、専用ホットスペアの割り当てを
解除する保留中操作がクリアされます。
メモ: ログエクスポート操作進行中は、仮想ディスクの管理 ページで専用ホットスペアに関する情報を表示することがで
きません。ログエクスポート操作の完了後、仮想ディスクの管理 ページを再ロードまたは更新して情報を表示します。
ウェブインタフェースを使用した仮想ディスクの管理
1. iDRAC ウェブインタフェースで、概要 > ストレージ > 仮想ディスク > 管理 に移動します。
仮想ディスクの管理 ページが表示されます。
2. コントローラ ドロップダウンメニューから、仮想ディスクを管理するコントローラを選択します。
3. 1 つまたは複数の仮想ディスクの場合、各 処置 ドロップダウンメニューから処置を選択します。
仮想ドライブに複数の処置を指定できます。処置を選択すると、追加の 処置 ドロップダウンメニューが表示されます。別
の処置をこのドロップダウンメニューから選択します。選択された処置は追加の 処置 ドロップダウンメニューには表示さ
れません。また、削除 リンクが選択された処置の隣に表示されます。このリンクをクリックして、選択した処置を削除し
ます。
● 削除
● 編集ポリシー:読み取りキャッシュ - 読み取りキャッシュポリシーを、次のいずれかのオプションに変更します。
○ 先読みなし
○ 先読み
○ 適応先読み
メモ
: 従来世代の PERC コントローラは、先読みなし、先読み、および 適応先読み の読み取りポリシー設定を
サポートします。PERC 8 および PERC 9 では、先読み および 適応型先読み 設定の機能が、コントローラレベ
ルで同等となります。 下位互換性を保つ目的で、一部の システム管理インタフェースおよび PERC 8 と 9 のコ
ントローラで、読み取りポリシーの設定に 適応先読み が許可されています。PERC 8 または PERC 9 で 先読み
または 適応型先読み の設定が可能であっても、機能の違いはありません。
● 編集ポリシー:書き込みキャッシュ - 書き込みキャッシュポリシーを、次のいずれかのオプションに変更します。
○ ライトスルー
○ ライトバック
○ ライトバックの強制
● 編集ポリシー:ディスクキャッシュ - ディスクキャッシュポリシーを、次のいずれかのオプションに変更します。
○ デフォルト
○ 有効
○ 無効
● 初期化:高速 - 物理ディスク上のメタデータが更新され、それにより、すべてのディスク容量が今後の書き込み操作に
使用できるようになります。初期化オプションは、物理ディスク上の既存の情報が消去されないのですぐに完了できま
すが、今後の書き込み操作により、物理ディスクに残された情報が上書きされます。
● 初期化:完全 — 既存のデータとファイルシステムがすべて消去されます。
メモ: 初期化:完全 オプションは PERC H330 コントローラには適用できません。
● 整合性チェック — 仮想ディスクの整合性をチェックするには、対応するドロップダウンメニューから 整合性チェック
選択します。
メモ: 整合性チェックは、RAID0 モードでセットアップしたドライブではサポートされません。
● 仮想ディスクの暗号化 - 仮想ディスクドライブを暗号化します。コントローラが暗号化対応である場合、セキュリティ
キーの作成、変更、または削除が可能です。
メモ
: 仮想ディスクの暗号化 オプションは、仮想ディスクが自己暗号化ドライブ(SED)を使用して作成された場
合にのみ、使用できます。
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