Users Guide
メモ: 外部設定をインポートするタスクは、コントローラに追加された物理ディスクにあるすべての仮想ディスクをイン
ポートします。複数の外部仮想ディスクが存在する場合は、全設定がインポートされます。
PERC9 コントローラでは、ユーザーの操作を必要としない外部設定の自動インポートをサポートします。自動インポートは有
効または無効にできます。有効にすると、PERC コントローラは、手動操作なしで、検出されたすべての外部設定を自動イン
ポートできます。無効にすると、PERC は外部設定を自動インポートしません。
外部設定をインポートするには、ログインおよびサーバー制御の権限を持っている必要があります。
このタスクは、HBA モードで実行されている PERC ハードウェアコントローラではサポートされません。
メモ: システムでオペレーティングシステムを実行している最中に、外部エンクロージャのケーブルを抜くことは推奨され
ません。ケーブルを抜くと、接続の再確立時に外部設定が生じる可能性があります。
次の場合に外部構成を管理できます。
● 構成内のすべての物理ディスクが取り外され、再度挿入されている。
● 構成内の一部の物理ディスクが取り外され、再度挿入されている。
● 仮想ディスク内のすべての物理ディスクが取り外され(ただし、取り外しは同時には行われなかった)、再度挿入されて
いる。
● 非冗長仮想ディスク内の物理ディスクが取り外されている。
インポートを検討している物理ディスクには以下の制約が適用されます。
● 実際のインポートが行われるときに、物理ディスクのドライブ状態が、外部構成をスキャンした時点から変化しているこ
とがあります。外部インポートでは、未構成良好状態のドライブのみがインポートされます。
● 故障状態またはオフライン状態のドライブはインポートできません。
● ファームウェアの制約により、8 つを超える外部構成をインポートすることはできません。
ウェブインタフェースを使用した外部設定のインポート
外部設定をインポートするには、次の手順を実行します。
1. iDRAC ウェブインタフェースで、概要 > ストレージ > コントローラ > セットアップ と移動します。
コントローラのセットアップ ページが表示されます。
2. 外部設定 セクションの コントローラ ドロップダウンメニューから、設定するコントローラを選択します。
3. 操作モードの適用 ドロップダウンメニューからインポートするタイミングを選択します。
4. 外部設定のインポート をクリックします。
選択した操作モードに基づいて、設定がインポートされます。
外部構成を自動的にインポートするには、コントローラプロパティの設定 セクションで、外部設定の拡張自動インポート
オプションを有効にして、操作モードの適用 を選択し、適用 をクリックします。
メモ
: インポートする外部設定に対して外部設定の拡張自動インポートオプションを有効にした後で、システムをコー
ルドリブートする必要があります。自動インポートのためにウォームリブートが実行され、その後インポートされたド
ライブを iDRAC に表示するには、racreset を実行して iDRAC を再起動します。
RACADM を使用した外部設定のインポート
外部設定をインポートするには、次の手順を実行します。
racadm storage importconfig:<Controller FQDD>
詳細については、dell.com/idracmanuals にある『iDRAC RACADM
コマンド
ライン
リファレンス
ガイド
』を参照してくださ
い。
外部設定のクリア
物理ディスクを 1 つのコントローラから別のコントローラに移動した後で、物理ディスクに仮想ディスクのすべてまたは一部
(外部設定)が含まれることが判明する場合があります。以前使用した物理ディスクに外部設定(仮想ディスク)が含まれる
ストレ
ージデバイスの管理 217