Users Guide
PCIe SSD サブシステムは、バックプレーン、システムのバックプレーンに接続され、シャーシ前面の最大 4 または 8 個の
PCIe SSD に対応する PCIe 接続性を提供する PCIe エクステンダカード、および PCIe SSD で構成されます。
PCIe SSD に対して次の操作を実行できます。
● サーバー内の PCIe SSD のインベントリと正常性のリモート監視
● PCIe SSD の取り外し準備
● データを安全に消去
● デバイスの LED の点滅または点滅解除
HHHL SSD に対しては次の操作を実行できます。
● サーバー内の HHHL SSD インベントリおよびリアルタイム監視
● ドライブのオンライン、障害発生、オフラインなどのステータスレポート
● iDRAC および OMSS での障害の発生したカードの報告およびログの記録
● 安全なデータ消去およびカードの取り外し
● TTY ログレポート
メモ: ホットプラグ機能、取り外し準備、およびデバイスの点滅または点滅解除は、HHHL PCIe SSD デバイスには適用さ
れません。
関連概念
PCIe SSD のインベントリと監視 on page 222
PCIe SSD の取り外しの準備 on page 223
PCIe SSD デバイスデータの消去 on page 224
PCIe SSD のインベントリと監視
次のインベントリと監視情報は PCIe SSD で利用可能です。
● ハードウェア情報:
○ PCIe SSD エクステンダカード
○ PCIe SSD バックプレーン
システムに専用の PCIe バックプレーンがある場合、2 つの FQDD が表示されます。1 つは標準ドライブ用で、もう 1
つは SSD 用です。バックプレーンが共有されている(ユニバーサル)場合、FQDD は 1 つしか表示されません。
● ソフトウェアインベントリには、PCIe SSD のファームウェアのバージョンだけが含まれます。
ウェブインタフェースを使用した PCIe SSD のインベントリと監視
PCIe SSD デバイスをインベントリおよび監視するには、iDRAC ウェブインタフェースで、概要 > ストレージ > 物理ディスク
に移動します。プロパティ ページが表示されます。PCIe SSD の場合、名前 列に PCIe SSD と表示されます。展開してプロパ
ティを表示します。
RACADM を使用した PCIe SSD のインベントリおよび監視
racadm storage get controllers:<PcieSSD controller FQDD> コマンドを使用して、PCIe SSD のインベント
リおよび監視を行います。
PCIe SSD ドライブのすべてを表示するには、次のコマンドを使用します。
racadm storage get pdisks
PCIe エクステンダカードを表示するには、次のコマンドを使用します。
racadm storage get controllers
PCIe SSD バックプレーン情報を表示するには、次のコマンドを使用します。
racadm storage get enclosures
メモ: 記載されているすべてのコマンドについては、PERC デバイスも表示されます。
222 ストレージデバイスの管理