Users Guide
簡素化のために、iSM は Windows オペレーティングシステムのプログラムメニューにショートカットを作成します。
Remote iDRAC Hard Reset(iDRAC のリモートハードリセット) オプションを選択すると、iDRAC のリセットを確
認するためのプロンプトが表示されます。確認後、iDRAC がリセットされて、操作の結果が表示されます。
メモ: 次の警告メッセージが Application Logs(アプリケーションログ)カテゴリ下の Event Viewer(イベントビュ
ーア)に表示されます。この警告に対し、これ以上の操作は必要はありません。
A provider, ismserviceprovider, has been registered in the Windows Management
Instrumentation namespace Root\CIMV2\DCIM to use the LocalSystem account. This
account is privileged and the provider may cause a security violation if it does
not correctly impersonate user requests.
●
Linux
iSM はすべての iSM 対応 Linux オペレーティングシステムで実行可能なコマンドを提供します。SSH または同等のプロト
コルを使用してオペレーティングシステムにログインすることによって、このコマンドを実行できます。
Invoke-iDRACHardReset
Invoke-iDRACHardReset –f
● ESXi
すべての iSM 対応 ESXi オペレーティングシステムにおいて、iSM v2.3 は、WinRM リモートコマンドを使用した iDRAC の
リモートリセットを実行するための Common Management Programming Interface(CMPI)メソッドプロバイダをサポート
します。
winrm i iDRACHardReset http://schemas.dell.com/wbem/wscim/1/cim-schema/2/root/cimv2/
dcim/DCIM_iSMService?__cimnamespace=root/cimv2/dcim+InstanceID=
iSMExportedFunctions -u:<root-username> -p:<passwd> -r:https://<Host-IP>:443/wsman -
a:basic -encoding:utf-8 -skipCNCheck -skipCACheck -skipRevocationcheck
メモ: VMware ESXi オペレーティングシステムは、iDRAC をリセットする前に確認のプロンプトを表示しません。
メモ: VMware ESXi オペレーティングシステムの制限により、リセット後、iDRAC の接続性が完全に回復されません。
iDRAC は手動でリセットするようにしてください。詳細については、本書の「iDRAC のリモートハードリセット」を参照し
てください。
エラー処理
表
46. エラー処理
結果 説明
0 成功
1 iDRAC リセット対応ではない BIOS バージョン
2 非対応プラットフォーム
3 アクセス拒否
4 iDRAC リセット失敗
iDRAC SNMP アラートの帯域内サポート
iDRAC サービスモジュール v2.3 を使用することにより、iDRAC によって生成されるアラートに類似する SNMP アラートをホ
ストオペレーティングシステムから受信することができます。
また、ホスト OS 上で SNMP トラップと宛先を設定することによって、iDRAC を設定せずに iDRAC SNMP アラートを監視
し、サーバをリモートから管理することもできます。iDRAC サービスモジュール v2.3 以降では、この機能によって、OS ログ
に複製されたすべての Lifecycle ログが SNMP トラップに変換されます。
メモ: この機能は、Lifecycle ログのレプリケーション機能が有効になっている場合にのみアクティブになります。
iDRAC サービスモジュールの使用 275