Users Guide
この機能は、Web パックで利用可能な setup.sh ファイルを使用してインストールできます。この機能は、デフォルトまた
は通常の iSM インストール済み環境では無効になっています。この機能のステータスを取得するには、次のコマンドを使用し
ます。
Enable-iDRACAccessHostRoute get-status
この機能をインストール、有効化、設定するには、次のコマンドを使用します。
./Enable-iDRACAccessHostRoute <Enable-Flag> [ <source-port> <source-IP-range/source-ip-
range-mask>]
<Enable-Flag>=0
Disable(無効)
<source-port> および <source-IP-range/source-ip-range-mask> は必要ありません。
<Enable-Flag>=1
Enable(有効)
<source-port> は必須で <source-ip-range-mask> はオプションです。
<source-IP-range>
IP 範囲は <IP-Address/subnet-mask> 形式です。例:10.95.146.98/24
OpenManage Server Administrator と iDRAC サービスモジュールの共存
システムで、OpenManage Server Administrator と iDRAC サービスモジュールの両方を共存させて、正常かつ個別に機能させ
ることができます。
iDRAC サービスモジュールのインストール中に監視機能を有効にした場合、インストールが完了した後に iDRAC サービスモジ
ュールが OpenManage Server Administrator の存在を検出すると、iDRAC サービスモジュールは重複している監視機能一式を
無効にします。OpenManage Server Administrator が実行されている場合、iDRAC サービスモジュールは、OS および iDRAC
へのログイン後に、重複した監視機能を無効にします。
これらの監視機能を iDRAC インタフェースを介して後で再度有効にすると、同じチェックが実行され、OpenManage Server
Administrator が実行されているかどうかに応じて、各機能が有効になります。
iDRAC ウェブインタフェースからの iDRAC サービスモジ
ュールの使用
iDRAC ウェブインタフェースから iDRAC サービスモジュールを使用するには、次の手順を実行します。
1. 概要 > サーバー > サービスモジュール と移動します。
iDRAC サービスモジュールのセットアップ ページが表示されます。
2. 次を表示することができます。
● ホストオペレーティングシステムにインストールされている iDRAC サービスモジュールのバージョン
● iDRAC サービスモジュールと iDRAC との接続状態
3. 帯域外監視機能を実行するには、次から 1 つまたは複数のオプションを選択します。
● OS 情報 - オペレーティングシステムの情報を表示します。
● Lifacycle ログを OS ログ内に複製 - Lifecycle Controller ログを OS ログに含めます。OpenManage Server
Administrator がシステムにインストールされている場合、このオプションは無効になっています。
● WMI 情報 — WMI 情報が表示されます。
● 自動システム回復処置 - 指定時間(秒)の経過後、システムで自動リカバリ動作を実行します。
○ 再起動
○ システムの電源を切る
○ システムの電源を入れ直す
このオプションは、システムに OpenManage Server Administrator がインストールされている場合は無効になっていま
す。
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iDRAC サービスモジュールの使用