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iDRAC ウェブインタフェースを使用した SupportAssist コレクションの自動生
成
SupportAssist コレクションを自動的に生成するには、次の手順を実行します。
1. iDRAC ウェブインタフェースで、概要 > サーバ > トラブルシューティング > SupportAssist の順に移動します。
SupportAssist ページが表示されます。
2. データコレクションオプションを編集するにはコレクションデータの編集をクリックします。
● ハードウェア - ハードウェアの SupportAssist コレクションをエクスポートします。
● RAID コントローラのログ - RAID コントローラの SupportAssist コレクションをエクスポートします。
●
OS とアプリケーションデータ - OS とアプリケーションデータの SupportAssist コレクションをエクスポートします。
このオプションでは、次のいずれかを選択します。
○ 標準データ:コレクションを標準形式で取得します。
○ フィルタデータ:フィルタされたデータのコレクションを取得します。
メモ: デフォルトでは、ハードウェア、OS とアプリケーションデータが選択されています。
3. 利用規約を読み、同意しますオプションを選択し、続行をクリックします。
4. iDRAC サービスモジュールが OS とアプリケーションデータを iDRAC に転送すると、ハードウェアデータとともにパッケー
ジ化されて、最終的なレポートが生成されます。レポートの保存を促すメッセージが表示されます。
5. SupportAssist コレクションの保存場所を指定します。
SupportAssist コレクションの手動生成
iSM がインストールされていない場合、OS Collector ツールを手動で実行して SupportAssist コレクションを生成します。OS
およびアプリケーションデータをエクスポートするには、サーバの OS 上で OS Collector ツールを実行する必要があります。
DRACRW というラベルの仮想 USB デバイスが、サーバオペレーティングシステムに表示されます。このデバイスには、ホス
トオペレーティングシステムに固有の OS Collector ファイルが含まれています。オペレーティングシステムに固有のこのファ
イルをサーバ OS から実行し、データを収集して iDRAC に転送します。これにより、データをローカルまたはネットワーク共
有の場所にエクスポートできます。
Dell の第 13 世代 PowerEdge サーバでは、OS Collector DUP が工場出荷時にインストールされています。ただし、OS
Collector が iDRAC に存在しないことが確認された場合は、デルのサポートサイトから DUP ファイルをダウンロードし、ファ
ームウェアアップデートプロセスを使用してそのファイルを iDRAC にアップロードします。
OS Collector ツールを使用して SupportAssist Collection を手動で生成する前に、ホストのオペレーティングシステムで次の操
作を実行します。
● Linux オペレーティングシステム:IPMI サービスが実行されているかどうかを確認します。実行されていない場合は、この
サービスを手動で開始する必要があります。次の表に、各 Linux OS で IPMI サービスステータスの確認とサービスの開始
(必要な場合)に使用できるコマンドを示します。
表
47. Linux オペレーティングシステムおよび IPMI サービスを確認するコマンド
LINUX オペレーティングシステム IPMI サービスステータスを確認するコ
マンド
IPMI サービスを開始するコマンド
Red Hat Enterprise Linux 5 64 ビット
Red Hat Enterprise Linux 6
SUSE Linux Enterprise Server 11
CentOS 6
Oracle VM
Oracle Linux 6.4
$ service ipmi status $ service ipmi start
Red Hat Enterprise Linux 7
$ systemctl status
ipmi.service
$ systemctl start
ipmi.service
メモ:
● CentOS は iDRAC サービスモジュール 2.0 以降でのみサポートされています。
298 iDRAC を使用した管理下システムのトラブルシューティング