Users Guide
(STP)が有効に設定されていると、この時間が非常に長くなります。この場合、サーバに接続されているスイッチポートの
「portfast」を有効にすることが推奨されています。多くの場合、仮想コンソールは自己回復します。
TLS 1.0 のみ使用するようブラウザが設定されていると、HTML5 を用いた仮想コンソールの起動が失敗します。
ブラウザの設定で、TLS 1.1 以降を使用するようにしてください。
iDRAC ファームウェアを 2.60.60.60 にアップデートした後、仮想コンソ
ールでキーボードマクロ Win-p を使用できません。
古いバージョンの Active X コントロールがこの問題の原因となることがあります。この問題を解決するにはウェブブラウザの
アドオンの管理 ページから、AvctViewerAPP ActiveX コントロール アドオンを削除します。次に、ブラウザを再起動して、
仮想コンソールにアクセスします。最新バージョンの AvctViewerAPP ActiveX コントロールが自動的にインストールされま
す。
仮想メディア
仮想メディアクライアントの接続が切断することがあるのはなぜですか?
● ネットワークのタイムアウトが発生すると、iDRAC ファームウェアはサーバーと仮想ドライブ間の接続をドロップし、接続
を中断します。
●
仮想コンソールを無効にすると、仮想メディア セッションが切断される場合があります。TLS 証明書失効チェックを無効
にすると、接続が切断される現象を回避できます。TLS 証明書失効チェックを無効にするには、次の手順を実行します。
1. Java コントロールパネル を起動します。
2. [詳細]タブをクリックします。
3. [TLS 証明書失効チェックを実行]オプションで、[チェックしない]を選択します。
4. [適用]、[OK]の順にクリックします。[Java コントロール パネル]ウィンドウが閉じます。
● クライアント システムで CD を変更すると、新しい CD には自動起動の機能が付いている場合があります。その場合、ク
ライアント システムが CD を読み取るのに時間がかかりすぎると、ファームウェアがタイムアウトして接続が失われる可
能性があります。接続が失われた場合は、GUI から再接続して、その前の操作を続行します。
● 仮想メディアの設定を iDRAC ウェブインタフェースまたはローカル RACADM コマンドを使用して変更した場合、設定変
更の適用時に接続しているすべてのメディアが切断されます。
● 仮想ドライブを再接続するには、仮想メディアの クライアントビュー ウィンドウを使用します。
仮想メディアからの Windows オペレーティングシステムのインストールに長時間かかるのはなぜですか?
『Dell Systems Management Tools and Documentation』DVD を使用して Windows オペレーティング システムをインストールす
る場合、ネットワーク接続の速度が遅いと、ネットワーク遅延が原因で iDRAC Web インターフェイスへのアクセスに通常以上
に時間がかかることがあります。インストール ウィンドウにインストールの進行状況は表示されません。
仮想デバイスを起動可能なデバイスとして設定するにはどうすればよいですか?
管理対象システムで BIOS セットアップにアクセスして、起動メニューに移動します。仮想 CD、仮想フロッピー、または
vFlash の位置を確認し、必要に応じてデバイスの起動順序を変更します。また、仮想デバイスを起動可能にするには、CMOS
セットアップの起動シーケンスで「スペースバー」キーを押します。たとえば、CD ドライブから起動する場合、起動順序の最初
のデバイスとして CD ドライブを設定します。
起動可能なデバイスとして設定できるメディアのタイプは?
iDRAC では、次の起動可能なメディアから起動できます。
● CDROM/DVD データメディア
● ISO 9660 イメージ
● 1.44 フロッピーディスクまたはフロッピーイメージ
● オペレーティングシステムがリムーバブルディスクとして認識する USB キー
● USB キーイメージ
USB キーを起動可能なデバイスにするにはどうすればよいですか?
Windows 98 の起動ディスクを使用して起動し、起動ディスクから USB キーにシステム ファイルをコピーすることもできま
す。たとえば、DOS プロンプトで次のコマンドを入力します。
sys a: x: /s
ここで x: は起動可能なデバイスとして設定する必要のある USB キーです。
よくあるお問い合わせ(
FAQ) 309