Users Guide
OS から iDRAC へのパススルーを有効化する前に、以下を確認してください。
● iDRAC は、専用 NIC または共有モードを使用するように設定されている。(NIC の選択が、LOM の 1 つに割り当てられて
いることを意味する。)
● ホストオペレーティングシステムと iDRAC が同一サブネットおよび同一 VLAN 内にある。
● ホストオペレーティングシステム IP アドレスが設定されている。
● OS から iDRAC へのパススルー機能をサポートするカードが装備されている。
● 設定権限がある。
この機能を有効にする場合は、以下に留意してください。
● 共有モードでは、ホストオペレーティングシステムの IP アドレスが使用されます。
● 専用モードでは、ホストオペレーティングシステムの有効な IP アドレスを指定する必要があります。複数の LOM がアク
ティブになっている場合は、最初の LOM の IP アドレスを入力します。
OS から iDRAC のパススルー機能が有効化後も機能しない場合は、次の点をチェックするようにしてください。
● iDRAC 専用 NIC ケーブルが正しく接続されている。
● 少なくとも 1 つの LOM がアクティブになっている。
メモ: デフォルト IP アドレスを使用します。USB NIC インタフェースの IP アドレスが iDRAC またはホスト OS IP アドレ
スと同じネットワークサブネット内にないことを確認してください。この IP アドレスがホストシステムまたはローカルネ
ットワークのその他インタフェースの IP アドレスと競合する場合は、その IP アドレスを変更する必要があります。
メモ: 169.254.0.3 および 169.254.0.4 の IP アドレスは使用しないでください。これらの IP アドレスは、A/A ケーブル使
用時の前面パネルの USB NIC ポート用に予約されています。
関連参照文献
OS から iDRAC へのパススルー用の対応カード on page 94
USB NIC 対応のオペレーティングシステム on page 95
ウェブインタフェースを使用した OS to iDRAC パススルーの有効化または無効化 on page 96
RACADM を使用した OS から iDRAC へのパススルーの有効化または無効化 on page 97
iDRAC 設定ユーティリティを使用した OS から iDRAC へのパススルーの有効化または無効化 on page 97
OS から iDRAC へのパススルー用の対応カード
次の表には、LOM を使用した OS から iDRAC へのパススルー機能をサポートするカードのリストが示されています。
表
11. LOM を使用した OS から iDRAC へのパススルー
カテゴリ 製造元 タイプ
NDC Broadcom
● 5720 QP rNDC 1G BASE-T
● 57810S DP bNDC KR
● 57800S QP rNDC(10G BASE-T + 1G BASE-T)
● 57800S QP rNDC(10G SFP + 1G BASE-T)
● 57840、10G KR(4 個)
● 57840 rNDC
Intel
● i540 QP rNDC(10G BASE-T + 1G BASE-T)
● i350 QP rNDC 1G BASE-T
● x520/i350 rNDC 1GB
QLogic QMD8262 ブレード NDC
組み込み型 LOM カードも OS から iDRAC へのパススルー機能に対応しています。
次のカードは、OS から iDRAC へのパススルー機能をサポートしません。
● Intel 10 GB NDC
● コントローラ 2 個を装備した Intel rNDC – 10G コントローラはサポートしません。
● Qlogic bNDC
● PCIe、メザニン、およびネットワークインタフェースカード
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iDRAC の設定